2020年9月25日、KADOKAWAより1冊の本が発行されました。
それが「億を稼ぐ積み上げ力:著者 マナブ」です。
マナブさんと言えば、トップブロガーとして活躍している人です。
ブログやアフィエイトを行う人達の中では、知らない人はいないでしょう。
そのマナブさん初の著書が、この本です。
私も読みました。
まだ読んでない人は、中身が気になりますよね。
・この本の要約を知りたい
この本を読めば、行動すること・積み上げていくことの大切さ、物事への考え方が学べます。
「自分も頑張ってみよう」
「行動してみよう」
と前向きになれるでしょう。
「億を稼ぐ積み上げ力」を読んで欲しい人

ずばり、この本を読んで欲しい人は下記の人達です。
- 副業や個人、フリーランスで働きたいと考えている人
- ブログ・アフィリエイトを始めたいと考えている人
- モチベーションが上がらない人
- なかなか次の一歩が出ない人
- ブログを継続できない人・途中で挫折してしまう人
- ストレスを抱えている人・未来に不安を抱えている人
- 社会の人間付き合いに疲れを感じている人
本書は、マナブさんがトップブロガーになるまでに得た経験・知識・考え方を解説している自己啓発本です。
今では年収が億を超えるマナブさんも、成功するまでには様々な苦労があったことを語っています。
成功する為の思考法・行動力を学び、あなたの生活に取り入れていきましょう。
「億を稼ぐ積み上げ力」の著者:マナブ
「億を稼ぐ積み上げ力」はKADOKAWAより発行。
・著者 / マナブ
・発行者 / 青柳 昌行
・発行 / 株式会社KADOKAWA
本書では、著者であるマナブさんのプロフィールもあります。
トップブロガー、アフィリエイター、YouTuber。
引用元:「億を稼ぐ積み上げ力」より
1990年生まれ。22際の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。
帰国後、フィリピン留学情報ブログを開設。
大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11ヶ月で退職。フリーランスになる。
その後、企業するも失敗に終わり、27歳の時、月収5万・貯金0に。
どん底の状態からブログに心血を注ぎ、月収7桁を達成。
29歳には月収8桁を達成し、時間にもお金にもゆとりある人生にシフト。
現在は、バンコクを拠点に活動。
南国で引きこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益な情報を発信している。
どん底の生活から、トップブロガーに成り上がったことが分かります。継続し続けたことで得た結果ですよね。
この本の要約

本書は、6つの章に分けて解説されています。
- 圧倒的に継続するための極意
- 成長を一気にブーストする秘訣
- 成功までの最短ルート
- 生き残るためのマインドセット
- 稼げる人の頭の中
- 時代の波に先乗りする
本を開くと、まず目に入るのが下の画像です。

楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。
「ブログやアフィリエイトは楽して稼げる」と考えている人はいるかもしれません。
ですが、決して楽ではなく、毎日の地道な作業を継続することが大切です。
本書に書かれているポイントを要約すると、下記の7つになります。
①・歯磨きの様に作業を習慣化させる
マナブさんは、1日1記事ブログを更新する生活を、1000日以上継続しています。
副業でブログ運営している人は勿論、専業の人でも難しいことですよね。
その方法は、とてもシンプル。
朝起きたら、最初に〇〇する。終わるまで他の事はしないこと。
朝起きたら洗面所に向かい歯を磨きますよね。人それぞれ「起きてからする一連の行動」があります。
毎日行う決まった行動は、特に何も考えずとも自然に行うものですよね。
この毎日の行動に「ブログを書く」という行動を「習慣化」させているんです。
習慣というものは、毎日行わないと違和感を感じます。
つまり、ブログを書いていないと落ち着かない体になってしまうのです。
ここまで習慣化されると、特に考えなくても毎日PCの前に座り、ブログを書き続ける習慣を手に入れることができます。
最初の90日がハード
書くことを習慣化しようと努力しても、急に新しい生活には馴染めませんよね。
本書でも、最初の90日がハード。ほとんどの人が30日で挫折するとあります。
休日だから、今日は予定があるからと更新を止めると、次第に更新の手を止めてしまいがちになります。
ここを乗り越えられるかが鍵です。
上に触れたように、「楽して稼げる」わけではありません。
毎日を反省、改善する
毎日更新を続けることは容易ではありません。
ここで陥りやすいのが、更新することが目的になってしまうこと。
毎日更新するのが大変なので、情報の浅い記事の投稿をしてしまいがちです。
いち早くブログで稼ぐ目的の手段が「毎日の更新」であり、「毎日の更新」を目的にしないよう、「毎日の記事に最大限の努力」で取り組みましょう。
記事を書いたらそれで終わりではありません。
その記事に対して反省をし、翌日の記事への改善をしていきましょう。
②・「やめる勇気」挫折しても良い
「ブログが続かない」
「やっぱり向いてない」
「思っていたのと違う」
と挫折してしまう人は多いでしょう。このブログを書いている私も、幾度も挫折を経験しています。
人は挫折したことを好ましく感じません。しかし、本書にある通り本当の失敗とは「何もせず過ごしていること」です。
これまで様々な経験をしてきたのならば、それまでの経験が蓄積されています。
ブログを一度挫折したとしても、それまでの経験は持っているはず。
挫折を恐れず、挑戦していくことが大切です。
違うと思ったらすぐ捨てる
本書は継続することの大切さを解説していますが、同時に捨てることの大切さも解説しています。
「違うかもしれないけれど、今まで続けてきたし勿体ない」と、違うことを続けているのは非効率です。
ダメだと感じたら、すぐやめましょう。
また、辛いと感じたら無理に続ける必要もありません。稼げるジャンルへ移動しましょう。
「捨てる覚悟」を持っておかないと、丁度良いタイミングでチャンスを掴み損ねないからです。
人の出会いが人生を変える
あなたの理想としている人に会いにいきましょう。
その人の近くで話を聞くことで、物事の価値観・考え方にもプラスに影響していきます。
セミナーやイベントが開催されるのなら、その人に会いにいくべきです。
著者のマナブさんはバンコクで活動されていますが、わざわざバンコクまで足を運び、マナブさんに会いに行く人もいるほどです。
*マナブさんにもスケジュールはありますので、突撃訪問は控えましょう。
③・月5万円を稼ぐまでが最もハード
ビジネスに限ったことではなく、新しいことを始めた時に一番しんどいのはスタート時です。
環境や働き方が変わり、トラブルへの不安や心配などから、精神的にも辛くなりますよね。
本書でも、ここが踏ん張りどきと解説されているほどです。
ブログやアフィリエイトなどで毎月5万円を稼げるようになると、精神的にも安定していきます。
毎月5万円から10万、20万と収益を上げていく為に、「稼げる分野にシフト」するなどの効率化を考えていきましょう。
小さな挑戦から始めよう
「夢は大きく持とう」と「これから月100万円をブログで稼ぐ!」目標を持つことは悪いことではありません。
ですが、目標までの道が明確に分かっていないと、「やっぱり無理だ」と挫折してしまいがちです。
まずは、小さな挑戦から始めましょう。
小さな挑戦をクリアしていくと、成功体験が自信へと繋がります。
- ブログを開設する
- 毎日PCに向かう
- ブログ関連の情報を調べる
- ブログを更新する
- 習慣化を目指す
上にも触れましたが、失敗とは何もしないまま過ごすこと。
毎日昨日の自分をアップデートしていきましょう。
生産性を高めるには「よく寝ること」
人間生きていく為には身体が資本です。まぶたが閉じそうな目を擦り、ボーッと進めていく作業は非効率です。
睡眠の平均時間は人それぞれですが、あなたの最適な睡眠時間はあるはず。
良く寝て、最適のパフォーマンスで作業に取り組みましょう。
④・無駄なモノは捨てよう
世の中、必要無いモノに溢れています。
その必要無いモノに振り回される為に疲れている人は多く、それらのストレスは無駄です。
本書では、下記の5つは捨てようと伝えています。
- 歪んだプライド
- 固定概念
- 贅沢な生活
- 退屈な仕事
- 無駄な交流
さらに、関わってはいけない人についても触れています。
それは下記の通りです。
- 愚痴ばかり言う人
- 感情的にキレる人
- Takerな人
- 相手の時間を奪う人
- 闇人脈を自慢する人
Takerな人とは、「言葉巧みに話し、タダで仕事をやらせる人」を指します。
経験はつくかもしれません。
ですが、それに見合った対価は支払われるべきです。
フリーランスで活動していくと、様々な人に出会います。
全ての人と仲良くする必要はありません。
⑤・比較すべきは半年前の自分
何かを始める時、憧れの人を想定するモノです。著者であるマナブさんのライフスタイルに憧れる人は沢山いるでしょう。
ですが、昨日、今日と毎日マナブさんと比較しても、すぐに追いつけるワケありませんよね。
「やっぱり無理だ」と諦めてしまうのであれば、それは想定する人を間違えています。
比較対象にすべきは半年前の自分です。
本書の冒頭でも、「過去の自分に書いています」と解説されています。
半年前のあなたと現在のあなた。
優っている部分があるのなら、間違いなく成長している証拠です。
⑥・稼ぎたければ、とにかく動こう
高額収入を得るには、沢山働くことです。
本書では、下記のように解説されています。
成功というのは、挑戦回数と成功率によって決まります。
数式で表すと、「成功=挑戦回数×成功率」です。
この数式から、成功を重ねたければ、挑戦回数か成功率を上げればよいことが分かります。
引用元:「億を稼ぐ積み上げ力」 第5章 157Pより
失敗してあたり前
挑戦回数を増やすことで成功率は上がります。しかし、挑戦した全てが成功するとは限りません。
成功の裏には、数え切れない失敗があるモノです。
自分自身にあまり期待をしないこと。
「失敗して当然」
「成功したらラッキー」
程度が、精神的にもちょうど良いと解説されています。
稼げない人の共通点
本書では、稼げない人の共通点を3つ挙げています。
- 他人の批判ばかりしている
- 自分は行動せずに、分析ばかりする
- 謎の場所で迷い続けている
「謎の場所」とは、行動する前に色々と悩んでいる状態です。
行動しなければ何も生まれません。行動しながら修正していきましょう。
時間は有限。「今」という時間は、二度と戻りません。
⑦・とにかく勉強する
世の中には「これだけで稼げる!」などの情報が沢山あります。
ですが、勉強もなしに稼げる魔法のような仕事はありません。
稼げるジャンル・やってみたい仕事に対し、ただただ勉強していくしかありません。
コツコツと進めていくしかないのです。
最初にある程度の投資をする
物事を学ぶ方法は数多くありますが、効率良く学ぶ為にある程度の投資はしましょう。
「お金を払った」ことからモチベーションにもつながります。
この本を読み終えたら

成功する為に必要な思考法・行動力を本書で学べたと思います。
大切なことは、行動することです。
行動しつつ、理想の未来へ向けて修正していきましょう。
その為の継続が必要であれば、歯磨きをするかのように習慣化させることです。
Web上には簡単に稼げる方法が数多く紹介されています。
ですが、勉強も努力も無く、簡単に稼げる方法はありません。もしあれば、簡単に稼げる方法が蔓延しているはずです。
あなたが成功させたいこととは何ですか?
この本が、その背中を押してくれるででしょう。
感想
今後、日本では「超格差時代」がやってくると、僕は予想しています。
引用元:「億を稼ぐ積み上げ力」第6章 206Pより
副業を推進する企業も増え始めた現在、新型コロナウイルスの影響も相まって私達の生活は一変しました。
単純作業はAIで自動化され、ますます「個の力で働いていく方法」を考えていく必要があるでしょう。
お金に困らない生活は誰でも憧れるモノです。
生活にお金は必要ですが、それ以上に「ストレスの無いゆとりある毎日を過ごしたい」という想いから、マナブさんの本を手に取りました。
理想はタダでは手に入りません。そして簡単でもありません。
今後も理想の為に、コツコツと地道に継続していくことの「覚悟」を学びました。
おすすめの本です。