白内障は40代オジサンでも発症する|異変を感じたら受診がおすすめ

眼科医「年齢的には早いですが、白内障が始まってますね…」

白内障とは、目の“水晶体”という部分が濁ることで、景色がぼやけたり眩しく見えたりする症状です。私は40代ですが、白内障と診断されました。今回は“40代オジサンの白内障“について体験したことを共有していきます。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好き40代オジサンです。

2023年3月のある晩、私の運転で妻と外出していた際、ある違和感を感じました。翌週眼科を受診した結果「白内障が始まっている」と診断されます。

主に50代以降の年代から症状が現れる白内障ですが、40代の私でも起こり得る事実を身をもって体験しました。

白内障とはどんな病気?|40代オジサンでも起こり得る

József KincseによるPixabayからの画像

冒頭でお伝えした通り、白内障とは目の“水晶体”と呼ばれる部分が濁ることで起こる症状です。モノや景色の見え方に違和感や異変を感じたら、お近くの眼科を受診しましょう。

画像引用:眼科医監修_白内障LAB

「眼科医監修_白内障LAB_白内障のすべて」というサイトによると、白内障に発症すると下記症状を感じるとあります。

  • 景色がかすんで見える
  • 日の光や対向車のライト等が眩しく感じる
  • 視界がぼやけて見える

冒頭でお伝えした“私の感じた違和感”とは、夜間対向車の前照灯やバックライト、街灯といった灯り全てが眩しく見えたことでした。例えるなら、対向車は全て“遠目の状態”なイメージです。まともに目を開けていられず、運転できません。

PexelsによるPixabayからの画像

“眩しくて運転できない”と判断した私は妻に事情を説明し、運転を代わってもらいました。あの時、妻が乗っていなければ、事故に繋がっていたかもしれません。

もちろん、助手席でも眩しいことは当然変わらず、常に目を閉じていました。

「疲れているだけかな…それとも、服用している薬の副作用とか…?」と思いつつ迎えた翌日の晩、自室の窓から見える車や街灯に目を向けると、やはり普段より眩しいと感じました。

けれど、太陽の日差しや部屋の照明など、日中に関しては違和感を感じません。人や物、見える景色がかすんで見えたり、ぼやけて見えるといった症状は今の所感じていません。

眼科医も「白内障が始まっている…」と言っていた様に、私の場合は“まだ初期段階”なのでしょう。

白内障の進行は人によって異なり、放置や悪化が進むと緑内障や失明への原因にもなり得る病気です。

40代オジサンの皆さん、もし見える景色に違和感を感じていたのなら白内障の可能性があります。まずは眼科の受診がおすすめです。

白内障発症の原因|40代オジサンでも起こり得る

Gitti LohrによるPixabayからの画像

引き続き、眼科医監修_白内障LAB_白内障のすべての情報を参照し、解説していきます。

白内障の主な原因は“加齢”。主に50代以降からの発症が多い病気です。とはいえ、40代で発症しない保証はありません。なぜなら、40代オジサンの私が“白内障”と診断されているからです。

他にも、下記の原因が挙げられます。

  • 紫外線
  • 糖尿病
  • ステロイド剤

眼科医「PCを使うお仕事をされてますか?」

検査の後、真っ先に聞かれた質問。私はかれこれ、何十年とPCやモニターを凝視する仕事に携わってきました。今でも毎日の様にiPadやiPhoneの画面を凝視しています。

これまで屋内で働く仕事ばかりで、特に陽の光を浴びる生活はしてきませんでした。また、糖尿病は発症していませんし、ステロイド剤の服用もありません。

一方で、蛍光灯やLEDからも紫外線は出すため、モニターからの光やブルーライト含め、目にダメージを与え続ける生活を送ってきました。

他にも原因として、不摂生な食生活や喫煙なども挙げられるとのことです。不摂生な食生活と喫煙には身に覚えがあるだけに、否定できません。

また、私は元々“ドライアイ”で、特に今の生活が始まって以降、目薬や目に良いとされるサプリメントを愛用してきました。

私なりにケアはしてきたつもりだっただけに、軽くショックを受けています。

ちなみに、私は老眼も始まっています。初めて視点が合わせにくいことに気づいた時、「これが老眼かぁ…」と老いを実感したものです。

40代オジサンの皆さんの中には、まだ老眼を実感していない人もいるでしょう。いずれ、あなたにもやってきます…。

白内障の治療|現在処方されているお薬

私のケースでは、炎症を抑える目薬と、ドライアイ用の目薬を処方されました。約1ヶ月後に再検査して進行状況を確認する様です。いわゆる点眼治療ですね。

ですが、点眼治療では白内障の進行を遅らせるのみで、解決させるには手術しかありません。なお、白内障の手術は基本1回のみです。

白内障の手術は基本的に1回のみ

白内障の手術は、濁った水晶体を人工のレンズに交換するといった内容。人工レンズは濁ることが無いため、白内障の手術は人生で1回が基本と言われます。
※何かしらの原因がある場合、2回目の手術が行われるケースもあるそうです。

とはいえ、生まれ持った水晶体を交換した場合、元には戻せません。すなわち、若いうちに手術を行えば、以降の生活を人工レンズで送ることになるんです。

白内障の40代オジサン|サングラスを勧められる

眼科医「紫外線やブルーライトをカットできるサングラスをおすすめしますよ」

私生活に支障が無いレベルのサングラスをおすすめされました。モノを減らしていきたいと考えているのに、モノが増えていくジレンマ…。けれど、私には必要なモノなので、見出し画像のメガネを購入しました。

ブルーライトカット40%カット、サングラスではUV90%カットの軽量メガネで、紫外線を受けるとサングラスに変化する調光レンズを備えています。すなわち、紫外線の度合いによってサングラスとなるメガネです。

メガネそのものは軽く、フレームは丈夫に作られています。屋内の使用していますが、違和感はありません。

調光レンズは、紫外線を受けることで徐々にレンズ部分が濃くなっていきます。下記画像は、レンズ左側の一部分に付属のライトを当ててみた状態です。

右側部分がサングラス状に変化

レンズ右側部分だけが濃くなっているのが分かります。サングラスと聞くと黒いレンズをイメージしますが、黒と言うよりは青黒い感じに変化する印象です。

日中に使用すると、下記画像の様な見え方になります。

外に出ると、メガネが徐々に暗くなっていくイメージ。逆に屋内に入れば、徐々にサングラスから通常のメガネへ戻っていきます。

ブログを書いた今日も散歩に出かけましたが、メガネのかけ心地は良く、サイズ感も私に合っていたので良かったです。

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ですが、耳栓同様、毎日必須のアイテムが1つ増えてしまいました。何というか、老いたってことかなぁと感じています。

老いを感じ始める40代オジサン|身体のサインに気づこう

CaityによるPixabayからの画像

40代に入ると、身体の節々に老いを実感し始める年齢です。身体からのサインに気付き、早めに対処していきましょう。

異常なライトの眩しさに気づけたおかげで、自身が白内障であることに気づけました。

人は老いていくもの。けれど、老いも楽しめなくては、今後の人生寂しくなる一方です。

“心の元気は健康な身体作りから“とも言われます。人生100年と言われる現代、40代オジサンはまさに折り返し地点です。これから人生をどう楽しむのかは、今の生活習慣が重要になると言っても過言では無いでしょう。

私は約5年間、母の介護に付きっきりで生活し、働いてきました。その間、自身の通院は一度もありません。私がいなければ、母を介助できる人がいないからです。

デイサービス等も利用していました。ですが、病院のスケジュールを入れた時に限って、施設側のコロナ発症や、母の体調不良で休むという事態に陥ります。まるで狙ったかの様に……結果、私の通院はキャンセル。

最終的に2022年12月、精神が壊れ倒れた私は即入院し、母はレスパイト入院しました。

もっと周りを頼れば良かった。変なプライドを持つからいけなかった。と今は反省しています。

退院して以降、まず始めたのが私自身の健康診断や身体のチェック。さらに、生活を見直し改めしました。

そのきっかけを入院中に教えてくれた本を、最後にご紹介します。

ミニマリストしぶさんのミニマリスト解説書です。自身がミニマリストを目指したきっかけから、ミニマリストのメリット、モノを手放すことの意義や方法について詳しく解説してくれた1冊。

あなたの何かの“気づき”となれば幸いです。

今回は以上になります。