ミニマリストな生活に憧れた私は、まず“しないこと”を決めていきました。今回はしないと決めた5つ目のことを紹介し、共有します。
こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好きオジサンです。
2022年12月に入院。その際、ミニマリストしぶさんの著書「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」を読み、今後の人生観に大きく影響を与えました。
退院後、自身の“本当にやりたいこと”をデザインした私は、さっそく行動開始。まず取り組んだのが“しないこと”を決めるでした。これまでに4つの“しないこと”を実行しています。
- 服装選びをしない(私服の制服化)
- ストレスを溜め込まない(ストレスフリー)
- 運転をしない(徒歩生活)
- 交友関係を築かない(ひとりを優先する)
加えて、自身の体調回復や本当にやりたいことを実行するため、生産を止めないため、5つ目の“しないこと”を実行しています。
私が本当にやりたいことは、とてもシンプル。
“ブログを書き続けること”です。
そもそもミニマリストとは、“自分に必要なことに集中(強調)させるため、あえてモノを少なくする人”を表し、定義は特にありません。ミニマリストの趣味趣向は、それぞれ違うからです。
“しないこと”を決めた5つ目のこと
5つ目に決めた“しないこと”とは“ムダな時間を過ごさない”こと。自分にとって無関係、無価値な情報を得ない様にしました。私には時間が無いからです。
覚悟の差
私に暇はありません。なぜなら、40代にして私は“何もない”オジサンです。同世代の中には、企業の社長となって導く立場になった人や、夢を実現して次の目標へ進む人達も沢山いるでしょう。
この差は何でしょうか。それは、これまでの選択結果と答えられます。今更頑張った所で、これまで頑張ってきた人達には到底追いつけません。その点では諦めがついています。ですが、何もない40代オジサンの私でも、まだ前進できるのは事実です。
重要なのは、行動するか・しないのかという覚悟の差。
とはいえ人生に“余白”は必要ですので、休みの日も確保しつつ、余白を持たせた生活を追求します。
1日は24時間。基本的に8時間〜9時間ほど寝て、食事やお風呂、妻との時間、2時間の散歩等を除いていくと、仕事やブログ更新に使えるのは約10時間です。
生産を止めないため、継続させるため、そして毎日を楽しむため、できる限り作業を効率化できないか?を考えました。その結果が下記です。
- 目標の明確化
- 図面造りの解像度を高める
順に解説します。
目標の明確化|視界をクリアにしていく
最終的なゴールを立て、辿り着くまでの道を鮮明に描いていく。ゴールは明確でも道が未舗装だと、私のようなポンコツ車ではいつ故障してもおかしくありません。
そのため、まず道を舗装し走りやすくする必要がありました。ガソリンを入れて進むべき道路を鮮明に描き、ハンドルを握ってクラッチを踏み、道に合わせてギアを変えつつアクセルを踏んで前進する。ナビの示す先にゴールがあります。
私自身の最終ゴールは“ブロガーとして生活していくこと”です。そのために必要なことは、コンテンツの具体性や情報の精度、ライティングスキル、何より継続することにあると考えます。
図面造りの解像度を高める
作業を効率化するには、作業のムダを見つけ排除すること。スムーズに作業を進めるため、解像度の高い図面造りを意識するようにしました。
図面造りとは、作業手順や構成といった意味合いです。
ブログを書くことのメリットは、“情報を相手に伝えることで気づきを与え、行動を促すこと”と考えています。
それにはロジックを含めた読みやすい文章で、相手に伝えなくてはいけません。
なので、基礎となる図面を重視して書き、何度も推敲して納得のいく記事を仕上げていくんです。
図面作りに使っているのがマインドマップ
課金できますが、無課金で充分に活用できるマインドマップアプリです。頭の中を可視化させ、図面を引く時に重宝します。
また、課金必須ですがGoodNote5もおすすめです。多機能なデジタルノートとして使いやすく、マインドマップ同様に大活躍します。
今のままじゃダメだと気づけた日
ある日、私は大きなショックを受けたと同時に、私に搭載されたポンコツエンジンが唸る音を久々に聞きました。
「姪っ子(小学生)がダンスイベントに出演するから見に行こう」
と妻に誘われます。退院以降の私は聴覚過敏を抱えた状態。そんな煩い場所には行けないと断っていましたが、イベント開始直前に会場へ向かい妻と合流。
姪っ子がステージ上で踊る姿を遠くから目にしました。その姿は微笑ましいお遊戯会とは違い、大人顔負けのダンサーとして演技を披露します。
幼い子達が、すでに自分の夢や目標を明確に持ち、日々鍛錬している。
ステージ上で踊る小さな子供達は、その姿を見ている私よりも立派な大人に見えました。
「本当に情けないな。お前は…」
気づけば私は笑っていました。ステージが面白かったのではなく、情けない自分に呆れるのを通り越して可笑しくなったんです。
結局、騒音に耐えられず途中で離脱。ですが、行けて良かったと満足しています。成長した姪っ子の姿を見れたことはもちろんですが、“このままではダメだ”と気づかせてくれたからです。
けれど、40を過ぎたオジサンにとって、余りに遅すぎた気づきでもありました。長くアイドリング状態、時には停止していた私のポンコツエンジンは、唸りを上げて高速回転を始めます。
ポンコツエンジンの唸り声を聞いたのは、ライティングとブログの世界に飛び込む決心をした時以来でした。
心の火を灯し前進し続ける
環境や周囲を変えるには、周囲ではなく自分が変わることです。自分が変わらなければ、環境を変えても同じ結果を繰り返します。心の火を灯し、自身の目標へ着実に進み続けましょう。
自分の素直な意見に耳を傾けるきっかけとなった2022年12月以降、私は生活をゼロベースから変えていきました。私服の制服化から始まり、生活リズムや食生活、ストレス対策、人間関係といったモノ以外を含め、色々と取捨選択しています。
他人からの期待や見返りを期待して動けば、ストレスとなりかねません。社会へ貢献するために行動するだけで良いんです。私はブログを通じて、社会に貢献できればと行動を始めました。
社会に貢献できていると実感できた時、自分は満足できるからです。
他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。
自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である
── アルフレッド・アドラー ──
参照:心を輝かせる名言集
まだ走り始めたばかりの車ですが、ポンコツエンジンが動き続けるようメンテナンスしていくつもりです。
今回は以上になります。