【ブログとは?】今更だけどブログって何?|文章を書くことで自分に気づく

今更だけどブログとは何…?
書いて何か得するの?

ブログとは何でしょうか? それは、 “自身の経験から得た情報を発信(アップデート)し、生産する手段。また、情報を共有する場所”というのが私の考えです。
今回は、“ブログとは何か?”について、私が経験してきたことを共有していきます。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好き40代オジサンです。

“ブログ”という言葉を聞いた時、何を想像するでしょうか。コラムや情報記事、趣味の日記、ライフハック、または、収入源の一部と考える人もいるでしょう。

上に挙げたことは、全て間違いではありません。現在、企業サイトの情報発信手段として、ブログを活用しているケースは多くあります。SNSでも企業アカウントを見かけますよね。

では何故、私達ブロガーはブログを書き続けるのでしょうか。ブログとは情報発信・生産の手段だと知っているからです。

ブログとは|あなたの情報発信・生産の手段

Donate PayPal MeによるPixabayからの画像

ブログとは情報発信・生産する1つの手段。ここで言う“生産”とは“収益を得ること”。すなわち、ブログとはお金を稼ぐ手段と言い換えられます。

今だとYouTubeやTikTokといった“動画で情報を伝える人達“が増えていますよね。その文章版とも表現できるでしょう。

人は、情報を得て感動や喜びを感じた時、誰かにシェアしたい衝動に駆られるものです。

例えば、TVでお得な情報を得た時、他には素敵なカフェを見つけた時「みんなに知らせたい!」と、SNSにシェアした経験はないでしょうか。SNSではなくとも、学校や職場で友人に教えた経験でも構いません。

思い当たる経験はあったでしょうか。

ブログも同じで、企業ブログでは取扱商品の情報発信や販売、Q&Aなど、商品を知ってもらうために活動します。私のような個人ブログも同じです。とはいえ、特に個人ブログはコンテンツの内容が大きく変わります。

例えば投資特化の個人ブログ、例えばアウトドア特化の個人ブログなどです。他にも、複数のコンテンツを取り扱う個人ブログがあれば、日記のように日々の出来事を綴っている個人ブログもあります。

要するに、何を伝えたいのかは書き手、つまりブロガーの自由です。

あなたに「これなら誰にも負けない自信がある」といった立派な趣味・特技があったとしましょう。その趣味・特技から得た経験や知識、ノウハウが、立派なコンテンツとなり得ます。

同じ趣味や興味のある人があなたのブログにアクセスし、情報を共有する場となっていくんです。そして、アクセス回数や内部リンク、掲載広告等のアクセスに比例して、ブログ収益が発生します。

ブログの収益化

ブログを書くだけでお金が稼げるの?

と疑問に感じた人がいるかもしれません。この問いに関する答えは“YES”です。

ただし、アフィリエイトやGoogleアドセンスといった広告の掲載しつつ、読み手からアクセスされる。つまり、書いたブログを読んでもらうことが大前提と言えます。

  1. アフィリエイト広告
  2. Googleアドセンス広告
  3. 読み手からのアクセス

アフィリエイト広告

アフィリエイトとは、商品を売りたい企業と商品を紹介したいブロガーとの仲介役を担うサイトに登録し、契約した企業広告を載せて収益化を狙うこと。

企業と提携して広告を載せる権利を得て、ブログに掲載し紹介する。読み手はアフィリエイト広告にアクセスし、商品を購入した際に報酬が発生する。と言えば、イメージしやすいでしょうか。

要は「あなたが企業の代わりに商品を紹介して販売すれば、報酬を払いますよ〜」といったものです。

有名どころを一部ご紹介します。

Googleアドセンス

Googleアドセンスとは、広告を自動で掲載し、収益化を狙えるGoogleサービス。
※ある程度制御はできます。

私もアフィリエイトとアドセンスは活用しています。

読み手からのアクセス

ブログを書いても、広告を載せても、読み手に読まれなければ意味がありません。ブログの面白い所であり、難しい所が、この部分です。

読み手から読まれる記事、選ばれる記事にするには、読み手が欲しがっている情報を、分かりやすく伝えることが大変重要となります。

ブログとは|あなた自身を知れる・気づける場所でもある

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

ブログとは、自身の経験から得た情報を発信(アップデート)し、生産する手段。また、情報を共有する場所“と冒頭にてお伝えしました。

同時にブログとは、“あなた自身を知れる・気づける場所でもある”と私は考えます。

ブログと会話の決定的な違いとは何でしょうか。

それは“聞き手(読み手)が目の前にいるか・いないか”の違いです。ブログとは手紙を書くことに近く、声の会話では成立しません。そのため、あなたの“声”ではなく、あなたの“文章”で相手に情報を伝えなければいけません。

そこで、まずあなた自身が何の情報を得て、何を学び、読み手に何を伝えたいのか?と考えるあなた自身を知り、気づく必要があるんです。

自分の主張や根拠、構成を考えて文章にしていきます。すなわちブログとは、文章を書くことで自身の考えに気づき、正しく伝えるスキルを育てる格好の場所なんです。

言葉から文章に翻訳する

会話なら情報を伝えられるけど、文章になると全く書けない…」

といった経験はあるでしょうか。

頭の中で伝えたい情報があるのに、いざ文章にしようとすると伝えられなくなる。その理由は、“言葉を文章に翻訳できていないからだ”と下記の本で学びました。

著者の古賀史健さんは、本書でこう伝えてくれています。

どうすれば自分の“感じ”や“思い”を、文章として正しくアウトプットできるのか?
ぼくの結論はシンプルだ。書くことをやめて、“翻訳”するのである。
文章とは、つらつらと書くものではない。
頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に“翻訳”したものが文章なのである。

出典:20歳の自分に受けさせたい文章講義

頭のなかの「ぐるぐる」とは、書きたいけど書けない状況そのものを表したものです。

「文章が伝われば良い」がゴールではない

相手に内容が伝われば、それで問題は解決するでしょうか。仮に、ブログ収益を得たいと考えているのなら、まだ足りません。

最終的なゴールとは、読み手に行動を起こさせることです。

例えば、あなたが書いたブログにアフィリエイト広告を掲載したとしましょう。読み手がブログの情報を読み、広告の商品をアピールできたとしても、広告商品を実際に買わなければ売り上げは発生しません。

広告によってはクリックするだけで報酬が得られるモノもあります。とはいえ、一度に何千円・何万円と稼ぐことはできません。数円程度です。

あなたが1番の理解者であること

仮にブログで商品を紹介しようとするのなら、まずあなた自身が商品に詳しくなければいけません。曖昧な情報や経験しか無い状態では、詳しい体験を伝えられないからです。

そのため、商品の魅力やメリット・デメリットの基本的な情報とプラスして、使ってみて始めて気づいたこと。当事者でないと知り得なかった体験こそ貴重な情報となります。

あなたの経験が説得力を生み収益化に繋がる

Amazonや楽天などネットショップで商品を検討する際、レビューを確認するといった経験はあるでしょうか。

なぜレビューを確認するのか。それは、商品の安全性を確かめ、安心や納得を得たいからです。すでに購入した人からの経験談が、大きな判断材料となっています。

ブログも同じです。あなた自身の貴重な経験が大きな説得力となり、興味や関心を持った人が「私も体験してみたい」と行動を起こす材料となり得ます。そのために、あなたがまず体験しなければいけません。

未体験の事柄を説明することほど難しいものはありません。さらに文章となればロジックも必要となります。触り程度の知識でロジックを組み立てても、甘いモノしかできません。

当ブログは、私がこれまでに経験してきたことを淡々と書き連ねてきた記事ばかりです。

ブログとは|始め方は割と簡単

Kevin PhillipsによるPixabayからの画像

「ブログってどう始めたらいい?」

ブログには大まかに2種類のブログがあります。その違いは無料か有料かの違いです。無料ブログでもアフィリエイト広告等を掲載することはできます。ただし、ブログを運営する企業によっては様々な制限を受けるケースもあり、思い通りにいかないことも。

もし仮に、本気で収益化を目指し、自分の好きなようにブログをカスタマイズして行きたいのなら、有料をおすすめします。すなわちWordPressです。

私はライター・ブロガーとして活動する前、「本当に自分は記事を書ける人間なのか?」という不安と疑問を抱えていました。PCを扱う仕事に長く携わってきましたが、記事や文章を書いた経験は一度もなかったからです。

まずは文章を書いてみる

そこで私は、まず無料ブログを立ち上げ、実際に文章を書いてみる所からスタートさせました。人気どころの無料ブログは下記です。

日記であったり、今思っていることであったりと内容は様々です。当然ながら文脈やロジック、伝え方も分からない状態だったので、後から読み返しても、“何を伝えたいのか分からない記事”が出来上がります。

それでも、文章を書いていると実感できた自分がいました。最終的には、2,000文字位までの日記を書けるまでになりました。

その後、ライターとしての仕事を始めると同時に、当ブログ(YAITAブログ)をWordPressで立ち上げます。後に複数のブログを運営して収益化に励みました。

私の場合ですが、当ブログのWordPressにかかった費用は最初で3万円程度。維持費で年に1万円ほどかかっています。コンテンツや内容、収益化の方法にもよりますが、回収は可能です。早ければ1年未満、2年もあればプラスに転じます。

「他人に見られるのって恥ずかしい」

と思う人はいるかもしれません。私も1記事目を公開する瞬間は緊張したのを覚えています。その場合は、あえて公表しなかったり、自分を悟られない名前で運営すれば良いでしょう。

逆に、あなたがSNSなどで「ブログ始めました」と発信すれば、その情報を見た人やフォロワーさんが見てくれる可能性は十分あり得ます。

ブログを書いたのなら、SNSなどを使って伝えることが重要なポイントと言えるでしょう。相手に記事があるという“気づき”を与えなければ、読んでくれません。

興味・関心・疑問・不安といった“自分にとって解決したい問題が発生した時“、検索するのが人です。

すなわち、あなたがブログを開設したと知った人でも、関心や興味がない人は読もうとしません。とはいえ、検索上位を獲得した記事であれば、他人に読まれる可能性は高くなります。

SEO(検索エンジン最適化)

ブログを運営していく上で、切っても切れない縁がSEOです。ザックリと言えば“検索結果1位を獲得するための方法や戦略”と表現できます。

なぜ検索1位を目指す必要があるのか?と言えば、検索結果で最初に表示された記事を人は選ぶからです。あえて、検索結果100位の記事を読もうとスクロールする人はほぼいません。

何かの疑問や不安を持って検索する人は、“楽”がしたい。または“安心”を得たいと考えています。または“気づき”が欲しいんです。

読み手の抱える問題に気づくこと

読み手の抱える問題の解決策より、問題に重視しましょう。

「どれも同じことしか書いてないじゃん」

どの記事も似たような事しか書いておらず、損したと感じた人は多いのではないでしょうか。

それは、自分が知っている情報しか書いてなかったから。つまり、ブログを読んだことで“気づき”を得られなかったからと言えます。

読み手に気づきを与えるための方法は、あなた自身が気づくこと。すなわち、あなた自身で実際に体験することが1番簡単な方法です。とはいえ、体験そのものが難しい情報も沢山あるでしょう。

例えば、アウトドアブログで商品を紹介する際、商品を使った経験が“有る“と“無い”では、伝え方の説得力に大きく影響します。なぜなら、伝えるあなた自身が商品のことを熟知しておらず、見た感じの印象やレビュー記事を参照するしかないからです。

私個人の体験から得た意見となりますが、あなたが体験できない記事は書くべきではないと考えます。伝えるべき情報の本質は、物事の当事者となって始めて知れるモノだからです。

すでに知っている情報を集めただけでは、読み手にとって新たな“気づき”となりません。

だからこそ、読み手の解決策に重視するのではなく、読み手が抱える問題に重視すべきであり、自ら体験することが大切だと考えます。

まとめ

ブログとは、“自身の経験から得た情報を発信(アップデート)し、生産する手段。また、情報を共有する場所”であり、あなた自身に気づく場所でもあると私は考えています。

「今更ブログを書いてどうする?」
「ブログを書き続けられるか不安だ」

と疑問や不安を持つ人はいるかもしれません。動画で物事を伝えることが当たり前となっている時代、文章を書くことは“面倒な作業”と思われがちです。さらに、記事へのコスパを重視される時代となりました。

ささっと概要を見て、気になる所を読んだらページを閉じる。動画でも倍速させて聴く人が多いと言います。

ですが、動画コンテンツを構成するにも、台詞を考えるにも適切な文章は必要です。すなわち、文章を書くライティングスキルは、今でも十分に通用するスキルと言えます。

仮に、頭の中だけで構成や台詞を完結できるのであれば、それは素晴らしい才能です。

少しでも気になったなら、何でもいいので文章を書いてみてください。

その行動が、生き方を変えるきっかけになるかもしれません。

今回は以上です。