【ミニマリスト】うつ病(うつ状態)の人こそ知ってほしい“本当の自分に向き合うこと”

「ミニマリストと“うつ病”に何の関係があるの?」

先に本記事の結論をお伝えします。

ミニマリストの最大メリットは“本当の自分に向き合い、気づける時間を作れること”だと考えています。自身の内なる声に耳を傾けることは、心の回復に繋がるとても重要な時間です。

5年に及ぶ母の介護生活が続いたことで、肉体的・精神的疲労と重度のうつ状態によって限界を超えた私は、2022年12月に精神が壊れ、入院しました(現在は退院済み)。

私自身、まだ治療中の身であるものの、重度のうつ状態から随分と回復できました。なぜなら、ミニマリストの思想を知れて以降は生活を見直し、自身に向き合える時間ができ、自分のやりたいことに気づけたからです。おかげで今、とても充実した生活を送れています。

全ては、入院中のベッドで偶然読んだ、1冊の本と出会ったことから始まりました。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好き40代オジサンです。

ミニマリストとしては、まだまだ浅学非才の身。それでもメインアイテムは17種・カバン3つ・靴は5足(+消臭パウダー1個)・衣類関係は全部で43着・スキンケア2つ、全71種類まで減らしています。
*私個人のモノに限定しており、生活で必要なモノ(包丁やタオルなど)は除外

40代男性の持ち物をテーマにした記事がありますので、気になる人はご覧下さい。
【ミニマリスト】40代男性の持ち物公開|これだけで生活しています

心を整理する心のミニマリズム|生きづらいあなたへ

JoeによるPixabayからの画像

心身の疲れを癒すには、ゆっくり休むこと。そして、本当のあなた自身に向き合える時間を作ることです。あなた自身の内なる声に耳を傾け、気づけた時、あなたの本当に必要なモノが見えてきます。

けれど、周囲にモノが散乱していたり、スマホなど誘惑するモノが近くにあったりすると、気が散ってしまったり、ストレスに感じるものです。

だからこそ、周囲に散らばるいらないモノを手放し、物理的なモノから解放されることで、あなた自身に向き合える時間が作れます。

そして、あなた自身の本音に気づけた時、生き方や行動を変えられるきっかけとなるでしょう。

つまりミニマリストは、物理的なモノだけでなく“心の整理”もできるため、生きづらさを感じている人達や、うつ病、うつ状態となっている人達にも相性が良いのです。

自分と向き合える時間の確保

本当の自分と向き合える時間は、誰にも邪魔されない“たったひとりの時だけ”に与えられた貴重な時間です。自分に必要なこと、逆に不要なことを整理していくだけでも、心は幾分か楽になります。

“マインドフルネス”。いわゆる“禅”の思想が、昨今ビジネス業界でも注目されているように、自分自身と向き合える時間は突然やってきません。自ら作るものです。

例えば私の場合、何よりもひとりの時間を優先し、自身のケアと今後に向けて真剣に向き合ってきました。

  1. 自身の本音に向き合うこと
  2. やりたいことのために必要なこと
  3. やりたいことの問題点を明確化すること
  4. 解決策を論理的に考えること

私が本当にやりたいことは、“誰にも邪魔されず・干渉されず・ひとり自由にブログを書き続けること”です。ブロガーにとってブログを書くことは、生産工場を回すことと同じ。すなわち生活の糧です。

「私の経験が、誰かの役に立つかもしれない」

といった想いから、毎日文章を綴れるよう努めています。

モノを管理できれば、ストレスは抑えられる

モノの数や場所、お金を管理できるようになると、実際にお金は貯まっていきます。

必要なモノ・いらないモノを明確化でき、衝動買いが無くなることで節約に繋がるからです。加えて、モノやお金を管理することは、問題・改善点を明確化できます。逆に不安も低減されるので、ストレスが溜まりにくいんです。

他にも、ストレス対策をメインに書いた記事があります。良ければ併せてご覧ください。
ストレスを溜め込まない“私なり”の方法5選|毎日を楽しむために

モノと心のミニマリズムで自分らしさを取り戻そう

Avi ChomotovskiによるPixabayからの画像

“自分らしさ”とは何でしょうか。

自分らしさとは、内なる声。すなわち、“周囲の意見や常識に捉われない、素直な想いである”と私は考えています。

社会で生きづらさを感じている人は多く、自分らしさを表現できない社会だからこそ、疲れていく要因となっているのでしょう。

私もその1人でした。

周囲の視線や態度、意見を気にするあまり、最終的に体調を崩してしまいます。その後、母の介護をきっかけに、“ひとりで働く”という選択肢を選びました。むしろ、選ぶしかなかったと言うべきかもしれません。

ですが、あの時の判断は正解だったと断言できます。今こうして、充実した毎日を送れているからです。

何が言いたいのかと言えば、“あなたらしさとは何か?”を自分の心に聞いて、素直に受け入れてほしいんです。

そのためには、上述している通り、ひとりになれる時間が必要になります。

あなたの本当に必要なモノ

例えば、あなたの部屋に1つしかモノを置けないとしたら、何を置くでしょうか。生活必需品等は関係なく、あなたが今、1番に必要としているモノです。

私なら、開口一番に“iPad”と言うでしょう。

あなたが本当に必要だと言えるモノこそ、あなたらしさを表現できるモノだと私は考えます。それはスマホや腕時計、アクセサリー、または全く違うモノかもしれません。

答えは見つけられたでしょうか。

答えが見つからない場合

もし、答えが出なかった場合、あなた自身に向き合えていないのかもしれません。自分自身を知ることが、自分らしさを表現できる第一歩です。

仮に、あなたのお部屋が散らかっているのなら、休日にでも掃除してみて下さい。ムダなモノが無くなるだけで部屋はスッキリしますし、ストレスも低減できます。モノが散らかっていることが判断の数を増やし、脳への負担となっているからです。

そして、スッキリした心で自分自身の内なる声に耳を傾けてみて下さい。

答えが見つかっている場合

逆に答えが見つけられたのなら、そのモノを手に入れるための問題を書き出し、最短で手に入れられる方法を論理的に考えていきましょう。

頭の中で考えず、文章にして書き、俯瞰して見ると整理しやすいです。最近のアプリで言えば、マインドマップをおすすめします。

Xmindーマインドマップ&ブレインストーム
Xmindーマインドマップ&ブレインストーム
開発元:XMind Ltd.
無料
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生きていくためにお金は必要です。

けれど、未来のために今を苦しむのではなく、今を楽しみつつ、明るい未来を形造る方がよっぽど楽しいはずです。

「今の生活が楽しめない」と感じる部分があるのなら、何か問題を抱えています。

解決できる問題であるなら、すぐ行動すべきです。

誰でもできる心のリラックス|“ひとり散歩”

George ForwardによるPixabayからの画像

「運動しなさい」という医師の言葉から、ひとり散歩を習慣にして以降、3ヶ月以上継続しています。散歩には様々なメリットがあると実感できたからです。

  1. 適度な運動
  2. 気分転換
  3. 情報のインプット
  4. 自分と向き合う時間
  5. 思考整理

散歩は、誰にでもできるミニマリズムなエクササイズ。歩くことは思考能力を高め、物事を考える時に適しています。Appleの故スティーブ・ジョブズも、歩きながら会議に参加していたことで有名です。

他にも、四季の流れを目や耳で感じたり、時には違う道を歩いたりといった刺激が、脳に良いとも言われます。気分転換は良いリフレッシュになり、ふとしたアイデアが浮かぶきっかけにもなるんです。

なお、私は聴覚過敏の影響から、常に遮音状態で歩いています。

周囲の音が聞こえにくくなるので、散歩そのものが自分自身に向き合える貴重な時間となるんです。歩きながら思いついたアイデアは、忘れないようにiPhoneにメモします。

遮音は、周囲の音が聞こえないデメリットもあります。遮音をして歩く時は、周囲を意識して下さい。

最近では1日10,000歩を歩くペースです。時間にして約2時間ほどですが、執筆作業よりも歩く時間を優先します。

私にとって散歩は、睡眠の次に大事な“自分らしさを保つ薬”だからです。

「ちょっと大げさな…」

と思われる人はいるかもしれません。

ですが、歩くことはとても効率の良い時間を過ごせます。いきなり10,000歩は大変なので、まずは近くの公園や散歩道。または、いつもとは違った帰り道で歩いてみるのがおすすめです。

今の季節は、ちょうど歩きやすい季節。

心のリフレッシュやミニマリズムも兼ねて、ひとり散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミニマリストの最大メリットは、“本当の自分に向き合い、気づける時間を作れること”。あなたの自分らしさを取り戻し、毎日を楽しく過ごすため、今できることを始めてみましょう。

今回は以上です。