「ミニマリスト40代メンズの靴ってどんな感じ?」
本記事の結論から先にお伝えします。
ミニマリスト40代メンズの私が所有している靴の数は5足。毎日10,000歩を目安に歩いています。なぜなら、私にとって歩くことがメリットだらけだからです。
もっと具体的な解説を求める人は、読み進めて下さい。
2022年12月、私のミニマリスト人生は、入院中のベッドで偶然読んだ1冊の本から始まりました。
こんにちは。 ミニマリスト初心者(3ヶ月目)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代オジサンです。
ミニマリストとしては、まだまだ浅学非才の身。それでもメインアイテムは18種・カバン3つ・靴は5足+(消臭パウダー1個)・衣類関係は全部で38着・スキンケア2つ、全67種類まで減らしています。
*個人のモノに限定しており、生活で必要なモノ(包丁やタオルなど)は除外
“ミニマリスト40代男性の持ち物”をテーマにした記事がありますのでご覧下さい。
【ミニマリスト】40代男性の持ち物公開|これだけで生活しています
ミニマリスト40代メンズの靴を公開

私がメインに使っている靴は4足。作業用の長靴と合わせて計5足を所有しています。私個人の拘りとして、紐靴は選びません。単純に“紐を結ぶ”のが面倒だからです。他にも、光沢のない靴に拘ります。
したがって、履く靴に制限を受けますが仕方ありません。元々は10以上持っていましたが、4足まで減らしました。
左から…
- 近所へお出かけ用サンダル(メイン)
- ZARA:ソックススニーカー(散歩用)
- Hawkins:サイドゴアブーツ(悪天候用)
- Dedes :ドレープショートブーツ(フォーマル用)
近所へお出かけ用サンダル

近所へ買い物やゴミ捨て、車に乗って移動する時用の靴。季節を問わずサンダルで過ごしますが、雨天時には履きません。
着脱が容易なので、サンダル系は1足あると便利です。
ZARA:ソックススニーカー(散歩用)

ZARAのハイカットソックススニーカーで、散歩用の靴です。黒と赤の配置、ZARAっぽいデザインが気に入っています。
毎日10,000歩を目安に歩くため、“歩いても疲れにくい靴”を重視しました。
ソール以外はニット素材で、適度に隙間が空いているため抜群の通気性。白い靴下を履くと、場所によっては靴下の色が靴越しに見える程です。
ソックススニーカーの特徴は、紐靴と違って“靴全体が締め付ける感じ”で安定させること。靴自体が軽い点も相まって、とても歩きやすいです。
ソックススニーカーは初めてだったので、合わなかったら即メルカリで売ろうと思っていました。けれど、不安を払拭するどころか、むしろ快適。
ただ、履きにくいのがデメリット…。脱ぐ時は、サイドゴアブーツを脱ぐ感覚で踵部分を持ち、スポッと引き抜く感じです。
また、底には足裏の負担を軽減するインソールを入れています。
Hawkins:サイドゴアブーツ(悪天候用)

Hawkinsのサイドゴアブーツで、悪天候時や真冬時に履く用の靴です。雨天時の散歩用としても使います。サイドゴアブーツのシンプルなデザインが大好きで、尚且つ着脱もしやすい点もお気に入りです。
他にも、真冬のアウターは主にライダースジャケットなので、その点もサイドゴアブーツを選んでいる理由です。バイクを所有していませんが…。
なお、ブーツの中には跡を付きにくくするプロテクターを入れています。

サイズが合わないと、指を痛める原因になるので注意しましょう。
Dedes :ドレープショートブーツ(フォーマル用)

Dedesのドレープショートブーツ。フォーマル用として準備し、使用頻度は月に数回ある程度です。ブーツの跡が気になるなら、最初から跡つけとけば良いじゃん?的なデザインが気に入っています。
古着屋さんで偶然見つけた際に「探してたのはコレだ」と即購入。2,000円ほどでした。
着脱時は、靴の内側に備えられた短めのチャックで調整します。

MENAGE 靴用除菌消臭パウダー SOU-爽- 40g

個人的におすすめなのがMENAGE(メナージュ)の靴用除菌消臭パウダー。
消臭スプレーではなく、消臭パウダーです。
靴の中に軽く噴霧し全体に馴染ませた後に履く感じで、歩いた時の汗によってパウダーが溶け出し、除菌消臭する商品になります。
これがナカナカの除菌と消臭力で、ブーツの臭いを気にする人におすすめです。
ただし、注意点があります。
パウダーが溶け出すまで靴底と靴下(足裏)は白くなるので、履いた直後や溶け出す前に脱ぐと、靴下や床が白くなるので注意しましょう。
※拭けば簡単に落ちます。
長時間歩く人や、足裏に汗をかきやすい人、ブーツのニオイ対策に困っている人におすすめです。
近くの靴屋さんに行っても、なかなか売ってないんですよね…。
ミニマリスト40代メンズが10,000歩ける靴を探した理由

退院以降、私は毎日ひとりで歩く習慣を始めました。最初は4,000歩程でしたが、現在は毎日10,000歩を目安に歩いています。10,000歩の大きな理由は、生活に必要な場所へ徒歩移動するためです。
通院する病院は、1番遠い所で往復約8kmあります。10,000歩で約8km〜9kmほど。つまり、徒歩通院するために、最低10,000歩以上を歩ける自信が必要だったんです。
下記は、ヘルスケアアプリの平均歩数(月)データです。3月頭頃から車を手放す検討を始め、10,000歩を歩ける準備に取り組んできました。

最初は、元々所有していたスニーカーです。けれど、安物だった点もあってか、すぐボロボロになってしまいます。1月から本格的に歩き始め、すでに2足の靴をダメにしました。
「もっと歩くのに適した“丈夫な靴”が欲しい…」と考え目をつけたのが、上でご紹介したソックススニーカーです。
個人の車は3月末に手放しており、ひとりで移動する場所は全て徒歩圏内です。片道1時間程度ならフツーに歩きます。
その時の記事もあります。
【ミニマリスト】しないと決めた3つ目のこと|大きなモノを手放しました
もちろん、電車やバスといった公共交通機関を使う選択肢はあります。とはいえ私は地方住みのため、1時間に1本あるかどうか…。さらに乗り換えのタイミングも悪く、結果歩いた方が早いんです。
40代ミニマリストが歩く習慣を作った理由

simardfrancoisによるPixabayからの画像
元々は、受診する担当医が口を揃えて「適度な運動をしなさい」と指摘されたこと。冒頭でご紹介したミニマリストしぶさんの本で、歩くメリットを解説してくれたこと。そして、妻に「その辺でも歩こうよ」と提案されたことでした。
「歩くなら走った方が効率よくない?」
「歩くことって運動になる?」
心のどこかで、歩くことに対するメリットより、疑念の方が強かったのを覚えています。けれど、歩く習慣を作って以降、その考えは一変しました。
歩くことは誰にでもできるミニマリズムなエクササイズであり、沢山のメリットを兼ね備えていると気づけたからです。
- 適度な運動になる
- 気分転換になる
- 情報のインプット時間に最適
- 自分と向き合う時間になる
- 思考整理できる
- よく眠れる
詳しくは、下記記事にて書いています。
【ミニマリスト】歩く習慣のメリット|たった歩くだけで心が癒されるのを実感できます
以降、仕事やブログ更新よりも歩くことを優先しています。私の中では、睡眠の次に重視している習慣です。
歩くのをおすすめする人
実体験から、こんな人にはぜひ歩く習慣を作ってほしいと考えています。特に“ひとり散歩”がおすすめです。
- 考えが煮詰まっている人
- 心が疲れている人
- 自分に向き合いたい人
考えが煮詰まっている人
“考えが煮詰まっている人”は、とりあえず歩いて考えてみましょう。考え事をしている時、無意識に部屋中を歩いていた経験などはありませんか。
歩くことで身体が温められるため、デスクに座って考えている時より思考力が増します。家の中や廊下だと集中を妨げる人と遭遇する場合があるので、できれば人とすれ違っても気にならない道や散歩道、公園などがおすすめです。
心が疲れている人
“心が疲れている人”も、歩くことは有効な処方箋です。
私は精神科医から「あなただけの時間が必要です」と言われています。
景色が綺麗な公園や海辺など、あなたにとって心が落ち着く場所を歩いてみると、良い気分転換になります。習慣化すれば季節の流れを感じられますし、新しい発見や気づき得られるでしょう。
他にも、あえて知らない道へ進んでみることも、発見や気づきを得られます。この刺激が気分転換になり、心の疲れを癒してくれるんです。
実際に私も知らない道を散策し、良い気分転換となっています。
自分に向き合いたい人
最後に、“自分に向き合いたい人”にも散歩はおすすめです。マインドフルネスという言葉が少し前に流行りました。
散歩でもマインドフルネスが可能だと私は考えています。条件としては、人通りの少ない静かな公園や道を歩くこと。そして、耳栓やイヤホンなどで遮音していることです。
私は聴覚過敏を抱えていることから、常に耳栓とイヤホンを持ち歩いています。


人通りが少なく、解放的な道を遮音して歩くと、ひとりの時間を作れます。その際、本当の自分の声に耳を傾けて下さい。
自分がやりたいこと、必要なこと、足りないことなど、あなた自身の本音に向き合える時間となります。
歩きながらできるので、考えやアイデアも浮かびやすく、今までとは違う自分にも気づけるかもしれません。
私は3ヶ月ほど歩く習慣を続けてきました。
知識をインプットしつつアイデアを考え、または自分に向き合い、発見し、気づき、思考整理や気分転換にもなる“歩く”という行動は、メリットだらけです。
靴を強調させるためのミニマリズム|ミニマリストの本質

ミニマリストの本質は、“弊害となる部分を削り取り、必要なモノを強調させること”です。
例えば靴を強調させたい場合、それ以外の不要なモノを片付けることで対応できます。今すぐできるのは、今使わない靴を下駄箱にしまったり、履かない靴を手放したりなどです。併せて、玄関周りも綺麗に掃除しておきましょう。
すると、何もないスペースは余白となり、1足だけ置かれたお気に入りの靴は強調されます。
玄関マットは、汚れやゴミが目立つだけなので、取り除いても問題ありません。
例えば私の場合、メインのサンダル以外は靴箱へ収納し、玄関周りには何も置かないようにしています。ですが、同居している妻はミニマリストじゃないので、妻の荷物には触れません。
40代から始めるミニマリズム|あなたの生活に靴を合わせる

私が愛用している靴をご紹介しました。趣味趣向はミニマリストによって大きく異なるため、参考にはならなかったかもしれません。
大切なのは、あなたの生活に靴を合わせて選ぶことです。そして、あなたが心から「この靴が好き!」と言える1足を厳選しましょう。
もちろん、簡単には手が届かない靴は沢山あり、1足で数十万円を超える靴も珍しくありません。
ミニマリストの生活で欲しい靴を手に入れる
ミニマリストのメリットとして、“節約できる”といった点が挙げられます。私自身もすでに体感しており、節約に繋がるのは事実です。
下記記事でも解説しています。
【ミニマリスト】ミニマリズム生活でお金が増える理由|理屈は単純です
とはいえ、欲しいモノを買ってからミニマリスト生活を始めれば、もちろんマイナススタートとなります。例えば、“なんでも形から入る人”です。
ただ、マイナススタートでもミニマリスト生活を継続すれば、プラスに転じられるので問題ありません。重要なのは継続すること。
ミニマリスト生活によってお金が増える理屈は単純で、“お金を使う機会が圧倒的に減ることで節約になるから”です。節約で貯まったお金で欲しい靴を買う。使ってた靴を売ったり捨てたりすれば、靴の数は増えません。
モノの状態を把握、管理することでモノへのストレスがなくなり、精神的余裕が生まれます。精神的余裕が生まれれば気分が上がり、日々のパフォーマンスも上がる。
パフォーマンスが上がると仕事をしやすい環境となり、充実した生活が送れます。そして、気がつけば周囲には欲しかった靴に囲まれた生活を得ている…という流れが、ミニマリスト的な理想です。
ミニマリスト40代からの靴選び|靴を見れば人柄が分かる
「靴を見れば人柄が分かる」
という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
人と会う時や会話する時、相手の表情や上半身に目を向けてしまいがちですが、実は足元もよく見られています。特に、ビジネスシーンにおいては重要で、足元、すなわち履いている靴の状態や姿勢で、相手へのイメージに大きく影響するものです。
例えば、仕事相手との会話中に足を組んだり、広げたりすれば緊張感が無いと判断されます。さらに、履いている靴が汚れていれば「足元の管理すらできない人だな」と評価を下げられるわけです。
一方で、こんな意見もあります。
「見た目で判断してくるような人とは仕事しない」
私の考え方は、どちらかと言えば後者です。
そもそもひとりで働きだして3年以上、仕事で人と会うのはオンライン上でした。靴は見られませんし、年齢や見た目で判断さるのであれば、その仕事は長続きしません。
自分が好きと言える靴を選び、好きなように歩けばいいんです。とはいえ、ミニマリスト生活を始めて以降、周に1回は靴を綺麗に手入れする時間を作っています。
理由は単純で、“気に入った靴を長続きさせたいから”です。
毎日いろんなことに挑戦し、失敗して転ぶ。人生はトライアンドエラーの繰り返しです。転んだ時に靴が汚れることはあるでしょう。けれど、転ばなければ失敗を学ばず、挑戦を続けなれれば成長しません。
人生を歩き続けるために、あなたの足元を支える靴は重要なモノです。
今一度、自分の靴について見直してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。