ミニマリストとはどんな人?40代ミニマリストの私はこんな人です

「ミニマリストってどんな人?」
「何をもってミニマリストというの?」

と質問された場合、40代ミニマリストの私は下記のようにお答えします。

“自分が大好きなことに没頭するため、あえてムダな物を手放し、強調させている人”です。

詳しい解説を知りたい人は読み進めて下さい。逆に、結論に納得できた人や興味のない人は、どうぞページを閉じて下さい。

こんにちは。 ミニマリストYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代オジサンです。

5月12日現在、猫は元気に過ごしています。「猫?」と感じた人は、当ブログの『猫タグ』をご覧下さい。

2022年12月、私のミニマリスト人生は、入院中のベッドで偶然読んだ1冊の本から始まりました。

ミニマリストとしては浅学非才の身で、現在は個人的なモノ全67種類を管理しています。
*個人のモノに限定しており、生活で必要なモノ(包丁やタオルなど)は除外

“ミニマリスト40代男性の持ち物”をテーマに(67種を紹介)した記事があります。

これからお伝えすることは、あくまで持論です。したがって、ミニマリスト全員が私と同じ主張をするとは限りません。なぜなら、ミニマリスト達の趣味趣向・拘りはそれぞれ異なるからです。

ミニマリストとはどんな人?|とある40代ミニマリストのケース

ミニマリストの本質は、自分に必要な物を“強調させる”ためにムダな部分を削ぎ落とすことにあります。必要なモノとは、あなたにとって“大好きなモノ”。

すなわち、ミニマリストとはどんな人?の答えは、“自分が大好きなことに没頭するため、あえてムダな物を手放し、強調させている人”です。

上記見出し画像は私の部屋です。窓際に置かれた椅子の左側に小さなテーブルがあり、そのテーブルにはiPadとマウスが置かれています。

私が強調させたい大好きなモノとはiPadです。冒頭でも触れていますが、私は作業の全てをiPadだけで行います。iPadに触れている時、iPadで文章を書いている時間が大好きなんです。

大好きなひと時を邪魔されたくない感情は、誰にでもあるでしょう。私もその1人で、執筆作業の邪魔をされると困ります。集中が途切れてしまい、頭の中でイメージしていた文章が、ポンッと消えてしまうからです。

そのため、作業の邪魔をするようなテレビやゲーム機はありません。作業中にスマホは見ませんし、SNSや誘惑してきそうなアプリは、そもそもダウンロードしていないんです。

そう、この部屋は、私の大好きなiPadで作業するための部屋であり、それ以外のことはムダな時間やストレスにつながります。だからこそ、iPadで作業する必要最小限のモノしか置かないんです。

元々この部屋は母の介護部屋で、現在置かれているモノは下記の通り。

  • iPad一式
  • Magic Mouse
  • NITORIのテーブル
  • 介護用に用意した椅子
  • ルンバ
  • AirPods Pro
  • Airpods Max
  • 空気清浄機
  • 仏壇
  • 猫壱の皿2個
  • クローゼット(1畳分)に収まった衣類や私物

クローゼット内はこんな感じです。

一応4LDKの戸建てに妻と2人で住んでいますが、私は1日のほとんどをこの部屋で過ごします。お伝えしている通り、作業に没頭したいからです。

ミニマリストの定義

ミニマリストに明確な定義はなく、“このアイテムを持っているからミニマリストだ”といったモノもありません。なぜなら、ミニマリストによって趣味趣向が異なるからです。

記事冒頭にご紹介している本の中で、ミニマリストしぶさんは「ミニマリストの定義に意味はない」と解説しています。

例えば、あるブランドだけに拘ったミニマリストがいれば、生活しやすさを優先するミニマリストもいます。共通点があるとすれば、ミニマリストそれぞれに“強調させたい大好きなモノ”が分かっていること。

すなわち、自分自身のありたい姿を明確化できている人です。

「自分には趣味が無い」という人は少なくありません。私もそうでした。けれど、ブログを書いて情報を発信することが大好きなんだと気づいてから、私自身のありたい姿を明確化できています。

「自分に趣味は無い」という人は、ただ気づいていないだけ…なのかもしれません。

ミニマリストはどんな人?|頭の中をクリアにしたい人

ミニマリストはどんな人?の答えに、“頭の中をクリアにしたい人”とも表現できると私は考えています。

自分がやるべきことを理解し、弊害となるモノやストレス、ムダな選択を排除し、頭の中をクリアにしたいからです。

毎日の選択があなたを疲れさせる原因の1つ

私達は日々の生活で沢山の“選択”を行います。何時に起き、どの服を着て、何を食べ、どのルートで出社し、何の仕事をこなし、誰と会話し、どのルートで帰り、どの服に着替え、何を食べ、お風呂かシャワーを浴び、何時に寝る。

上で挙げただけでも11項目です。もっと沢山の選択を迫られ、さらに、あなたの判断で会社の方針が決まる時もあるでしょう。選択には“重さ”もあり、あなたにプレッシャーを与えます。

プレッシャーはあなたの悩みやストレスと繋がるでしょう。これに加え、毎日の何気ない選択の数々が、あなたを疲れさせている原因の1つなんです。だからこそミニマリストは、毎日の選択を少なくしようと行動します。

選択の数が減るほど脳は疲労せず、やりたいことに没頭できる余力を確保できるからです。全ては、自分に必要なことを優先したいがため。

例えば、“私服の制服化”が挙げられます。毎日同じ装いのミニマリストがいるのは、“服装を選ぶ選択をしない”というルールを作っているからです。同じ服を数着揃え、毎日ローテーションしています。

その服はミニマリストにとって大好きな服。私服の制服化は、毎日大好きな服を着れるという感覚と、服装選びに迷わない快適さを得られています。

私は現在、38着の衣類(1年分)を所有していますが、服が少なくて困った…といった経験は一度もありません。必要な服を、必要な分まで整理した結果、38着に落ち着きました。これでも余裕を持たせている方で、服の数を徹底的に減らしたミニマリストも沢山います。

私服の制服化については、下記記事をご覧下さい。

ミニマリストはどんな人?|所有物を管理する人

Image by Markus Spiske from Pixabay

ミニマリストはどんな人?の答えとして、“所有物を管理する人”とも考えられます。

今、私が管理している私物は67種類です。GWに猫壱の皿が2枚、猫用ブラシが増えて70種類となりました。

「モノの状態や数を管理するなんて面倒だ」

と感じるかもしれません。

私もそう考えていましたけれど、実際は真逆でした。

モノの管理を始めると、ストレスや悩みのタネが減ってストレスフリーになれます。私物に留まらず、お金や家具、生活必需品までも管理しているミニマリストがいるほどです。

私は妻と2人暮らしで、妻はミニマリストではありません。そのため、2人で所有するモノに関しては管理しないことにしています。口論の元になるからです。

管理することは把握。つまり、モノの状態までを頭で理解していること。頭の中で理解できているからこそ、モノの場所や状態が分かります。

たまにしか使わないモノを探しても見つからず、買い直した後に探し物が出てきた。といった経験はおありでしょうか。私には何度もあります。

モノを管理できていないことは、探す時間の労力、ムダな選択や支出が増えてしまうんです。

だからこそ、頭の中で管理できる数をミニマリストは好みます。モノの数が少ないほど頭の中はクリアになり、好きなことに没頭できるからです。

まとめ:ミニマリストはどんな人?

ミニマリストはどんな人?と聞かれた場合、私は「自分が大好きなことに没頭するため、あえてムダな物を手放し、強調させている人」と答えます。

同時に、頭をクリアにしたい人・所有物を管理する人とも考えられます。もっと単純に言えば「自分の心に素直な人」なのかもしれません。

悪い言い方をすれば「自分勝手」や「ワガママ」なのかもしれません。

しかし、大好きなことに没頭している時こそ充実した時間であり、楽しいひと時ではないでしょうか。

人は“好き”という感情で行動し、繋がれるものです。

あなたにとって“好き”の感情が動くモノを大事にして下さい。そして、よかったら強調させてみて下さい。

大好きなモノが強調された時、あなたの心を動かすきっかけが生まれるかもしれません。

今回は以上です。