本記事は、ご覧の疑問に向けた内容です。
こんにちは。iPad歴4〜5年のYAITAです。仕事とプライベートでiPadを愛用しています。
「Wi-FiモデルとCellular(セルラー)モデルのどっちを買おうか?」と迷っていませんか?
私が今使っているiPad Proはセルラーモデルですが、以前に愛用していたiPad Air4はWi-Fiモデルでした。なので、2つとも使用経験ありです。
今回は「Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違い」について解説します。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違い
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの大きな違いは、iPad自身のみで通信できるか・できないかです。なので、どこでも気軽に通信したい人はセルラーモデル、Wi-Fi環境下のみで不満が無い人はWi-Fiモデルをオススメします。
上記画像の左側がiPad Air4(Wi-Fiモデル)、右側がiPad Pro4(セルラーモデル)で、パッと見では違いがほとんどありません。
ですが、当然ながら2つには違いがあります。
- SIMの差し込むドックの有無
- 価格帯の違い
SIMカードが使えるか・使えないか
見た目部分での決定的な違いは、SIMカードを挿入できるドックがあるか・ないかです。
SIMカードを差し込むためのドックがセルラーモデルにあり、Wi-Fiモデルにはありません。Wi-FiモデルはWi-Fiのみで通信を行うため、SIMカードを差し込めない仕様になっています。
ドックは本体側面にあり、iPadを縦状態で両手に持ったら右手部分です。
Wi-Fiモデル | Wi-Fi環境下でなければ通信できない |
セルラーモデル | 自身で通信できる |
例えば、Wi-Fiが通っている自宅のみで作業し、屋外に持ち出す予定がない人は、セルラーモデルに拘る必要はありません。
逆に、職場やカフェなど屋外でも頻繁に通信したい人は、iPad自身が通信できるセルラーモデルをオススメします。場所に左右されるWi-Fiモデルでは、通信したくてもできないケースがあるからです。
とはいえ「出先でもWi-Fiが整っている場所でしか作業しない」という人は、Wi-Fiモデルでも良いでしょう。ただし、通信速度等は出先のWi-Fi環境に左右されたり、接続に時間制限があったり等のケースもあります。
価格帯の違い
Wi-Fiモデルとセルラーモデルでは価格帯も異なり、自身で通信できるセルラーモデルの方が2万円以上高く設定されています。
2022年10月26日に発売されたiPad3種類とiPad Air5の価格帯が下記です。
12.9インチiPad Pro (第6世代) | 11インチiPad Pro (第4世代) | iPad (第10世代) | iPad Air (第5世代) | |
Wi-Fi(税込) | 172,800円〜 | 124,800円〜 | 68,800円〜 | 92,800円〜 |
Wi-Fi+ セルラー(税込) | 196,800円〜 | 148,800円〜 | 92,800円〜 | 116,800円〜 |
2万円あればApple Pencilが買える金額で、iPadOS16以降はApple Pencilがより使いやすくなっています。iPadで本格的なデザインや絵を描きたい人は、iPad ProとApple Pencilはセットでの購入がオススメです。
例えば、10月に発売されたiPad Proは第2世代ですが、iPad(第10世代)は第1世代に対応しています。
※ちなみにiPad Air5は第2世代です。
セルラーモデルには通信費が別途発生
セルラーモデルはSIMカードを挿して通信を行うため、当然ながら通信費が別途発生します。これ以上月々の費用を増やしたくないという人にはWi-Fiモデルが無難でしょう。
私の場合、Appleストアでセルラーモデルを購入し、SIMはIIJmioを利用しています。
テザリングという手段
Wi-Fiモデルは通信できる場所に制限を受けますが、スマホでテザリングすれば解決できます。テザリングとはザックリ言うと、持っているスマホでiPadを通信させる機能です。
ただしSIMを扱う携帯キャリアによって、テザリング中にスマホでネット通信したり、着信があると解除されます。そのため、スマホの通信は別で行いたい人にはオススメできません。
Wi-Fiとセルラーならどっちがオススメ?
Wi-Fiモデルとセルラーモデルを選ぶ方法は、冒頭でお伝えしたように「iPadをどう使いたいか」によります。
Wi-Fi環境が整った自宅やオフィスのみで使用することを考えている人は、Wi-Fiモデルで十分です。価格も抑えられますし、通信もできるので不自由はしません。
一方で、普段からiPadを持ち歩き、何処でも気軽に通信したい人にはセルラーモデルをオススメします。
例えば、出先でWi-Fi環境が無いカフェに入ってしまったとか、急いでiPad内のデータを送りたいが出先で送れないケースです。最悪テザリングで対応できますが、携帯キャリアによっては電話しながらテザリングできない場合があります。
また、出先で通信する前には必ずテザリングする作業が地味に手間です。
自身がiPadをどう使いたいのかを明確にした上で、Wi-Fiモデルとセルラーモデルを判断しましょう。
今回は以上です。