【ミニマリスト】歩く習慣のメリット|たった歩くだけで心が癒されるのを実感できます

歩く習慣を作るメリットって何?
・最近、精神的に疲れている…。

本記事はご覧の疑問に対応した内容です。

こんにちは。YAITAです。

2022の12月に体調を崩して入院中、ミニマリストしぶさんの著書「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」を読み、人生観に大きな影響を与えました。

実際に試せそうなことばかりだったので、自分も退院したら、是非取り組んでみようと考えたんです。

以降、ミニマリストの思想や生活、所有するアイテムにも興味を持ち出しました。そして本書を参考に、ミニマリズム生活を始めているミニマリスト初心者です。私にとって人生の教科書となっています。

と言っても、不要なモノを選び捨てている段階です。まだまだ部屋はモノで散乱しており、今後徐々に部屋や生活が改善していく過程をお見せできればと考えています。

ご紹介した本の著書であるミニマリストしぶさんは、移動手段のメインが“徒歩”。つまり、歩いて移動すること前提に生活されています。

「歩く習慣が良いことに繋がるのかな…」正直言って、半信半疑でした。しかし、私の疑いは間違いであったと今は確信しています。

今回は「ミニマリズムな“歩く習慣のメリット”」について書いていきます。

なぜ歩く習慣を作ったのか

内科医「皮下脂肪の値が結構高いですね…。毎日適度に運動して下さい」
耳鼻科医「心体的な回復に、適度な運動は効果的ですよ」
精神科医「自分だの時間を作り、散歩などされてはどうでしょう」

健康的な身体づくりと心の治療を目的に、歩く習慣を作りました。
また、受診する医者達から「運動しなさい」と言われたこと。歩くことのメリットを冒頭でご紹介した本で知ったからです。

実際、母の介護で心身共に疲れ果て、暴飲暴食気味だった私のお腹は大きく出ていました。いわゆる“オジさん体系”というやつです。身長173cm・体重72kg。BMI的には平均なものの、お腹だけポッコリと出ていました。ズボンのベルトにお腹の贅肉がノソッと乗っかる感じ。

片道約2kmの“歩く習慣”

妻に報告すると「じゃあ、その辺でも歩こうよ」と提案されました。冒頭にて紹介した本の著者ミニマリストしぶさんは、1時間程度の距離なら普通に歩いて移動するのだとか。

「しぶさんも沢山歩いてるし、歩いてみるかぁ…」と決心し、雨天時以外の日は歩く習慣を作りました。距離は、家から約2km先にあるショッピングモール。ルートはその日の気分や時間、天候次第ですが、往復で約4〜5kmほど。約200〜270kcalほどの運動量です。

外出時での作業や、食材の買い出しなども併せて歩く時もあります。

下記画像は、実際にウォーキングした際の心拍数データ。グラフ上のオレンジ色がウォーキングした部分を表しています。

上記の詳細データはOuraRingで計測。睡眠時間や睡眠の質、1日の健康状態を数値化してくれるので、とても助かっています。

Loopの2023年4月に、日本製のスマートリングが発売されるそうですね。少し気になっています。

歩く習慣のメリット5つ:継続しやすい簡単なミニマリズム

記事のタイトルに「たった歩くだけで心が癒されるのを実感できます」と書きました。歩くことは始めやすく、継続しやすい“簡単にできるミニマリズムなエクササイズ”です。

必要なのは歩くための靴と“歩こう”という気持ち位で、誰にでも始められます。

ある晴れの日、AirPodsと鍵だけを持ち、約2km先のショッピングモールの方へと歩きだしました。車の騒音や鳥の囀りも聞こえない、人通りの少ない農道をひとりで歩く日を続けてみると…

「そういうことか…」と実感できたんです。

  1. 健康改善につながる
  2. 自分と向き合える
  3. 気分が前向きになれる
  4. よく眠れる・寝付きが良くなる
  5. 良いアイデアを浮かびやすい

順に解説します。

健康維持・改善につながる

大手スポーツメーカーNIKEに、毎日散歩する優良性を解説した記事がありました。

正しいウォーキングを続けることで、収縮期血圧の低下や全死因死亡リスクの低下など、“毎日の散歩は健康に効果がある“ことを根拠と共に解説しています。また、正しい歩き方も詳しく解説しているので、是非参考にご覧下さい。

また、同記事の冒頭に書かれている一節を引用しご紹介します。

散歩は、しっかりした運動にならないと思っているなら考え直したほうが良い。

引用元:NIKE _専門家が解説する、毎日のウォーキングから得られる驚きのメリット5つ

恥ずかしながら、私は「歩くだけで運動になるのかな…」と半信半疑な部分が少しありました。ですが、歩く習慣を作ってみて、私の考えは大きな間違いだったと実感しています。

これまでの平均歩数は4,000歩〜6,000歩程度なので、今後は10,000歩程度を目安にしています。

自分と向き合える

歩いている間、聴覚過敏の私は騒音対策として、ノイズキャンセリングのイヤホンを付けています。人通りの少ない農道を歩くことも相まって、とても静かです。この孤独感が、自分とゆっくり向き合える時間になります。

ブログ記事の反省や今後の予定など、自分のやりたいことのため、今は何が必要で、何が不要なのかなどなど、歩いている時間が、頭の中を整理する丁度良い時間になるんです。

整理されていくことで頭の中がクリアになり、思いついたアイデアやネタはスマホにメモし、忘れないようにしています。

私はフリーなので、共に働く仲間や部下、上司もいません。コロナ禍やコミュ症なのもあって、知り合いと会う機会もほぼゼロです。しかし、今の孤独が私にとって良い方向へと進めてくれています。

気分が前向きになれる

上でご紹介した通り、頭の中が整理されクリアになることで、気分がスッキリしていきます。「帰ったら早速作業しよう」というポジティブな気持ちになり、丁度良い気分転換となるんです。実際に考えがまとまらない時は、作業を止めて散歩するようにしています。

とはいえ「不安や悩みがいっぱいで、歩いたって何も解決にならない」と感じる人もいるでしょう。

私の体験談:不安でいっぱいの時は相談しよう

早めに病院を受診し、自身の“心と身体の休息”を最優先にしましょう。

私の場合、5年に及ぶ介護で限界を超えていると自覚していたものの、受診する時間や気持ちの余裕はありませんでした。結果的に精神は壊れ、倒れてから精神科病院へ入院するまでの数日間は、今でも記憶が曖昧です。

母の介護中、母を家に置き、夫婦2人で散歩していた時期もありました。ですが、妻の歩く速さについていけない私は、妻に腕を掴んでもらって歩く状態。

  • 母が勝手に動いて転んだりしないか
  • 介護生活はいつまで続くのか
  • 介護施設の部屋はいつ空くのか

不安や悩みで頭がいっぱいだった時は、まともに前も向けず、散歩しても気分転換になりません。むしろ、母から離れることで不安が加速します。

体験的に、このような状態まで陥ると、精神は既に限界を超えている危険な状態です。ケアマネさんやご兄弟などへの相談、早急に病院への受診を強くオススメします。

介護に楽なんてありません。私のようになってほしくないんです。

よく眠れる・寝付きが良くなる

普段家から出ない生活をしていると、どうしても運動不足になりがちです。適度なウォーキングでも十分に疲れるので、眠つきや眠りの質の向上が見込めます。

下記画像は、OuraRingで計測したここ数日の睡眠と運動のデータです。2月19日(日)から運動量が上がっているのを確認できます。

2月17日2月20日
歩行換算:2.3km(2,818歩)歩行換算:7.3km(8,243歩)
入眠潜時:35分入眠潜時:19分

2月の第3週は寒い日や風の強い日が続いたので、歩く機会が少なかったんです。そのため、寝つきの悪い日が続きました。19日以降、母のレスパイトケア退院や施設への移動などバタバタしたのもありますが、歩く時間も作れています。

睡眠導入剤を処方されているので、一度寝てしまえばグッスリ寝られますが、寝るまでが割と大変です。

体感ではありますが、歩かない日は寝つきが悪いです。

良いアイデアを浮かびやすい

2014年に発表されたスタンフォード大学の共同研究結果によれば、座っている時に比べ、歩いている時はクリエイティビティ(創造性)が平均60%向上することが明らかになっています。

つまり、デスクに座って考えるより、歩きながらの方が良いアイデアを浮かびやすいということです。Apple社のスティーブ・ジョブズや、Meta社のマーク・ザッカーバーグも“歩きながら会議”をするのだとか。

この情報は、冒頭でご紹介した本にも書かれており、しぶさんも歩くことで体現されていることが伺えます。

実際に調べてみたところ、朝日新聞デジタルにて下記記事がありましたのでご紹介します。

「歩くと創造性が6割増しに」スタンフォードの研究 起業家たちの「歩く会」もできた

たった歩くだけなのに、考えや頭の中をクリアにできるのは驚きです。

身軽だからこそ歩く習慣を作りやすい

身軽の方が、歩く習慣を継続しやすくなります。私も歩く時は、AirPodsと小銭いれ(鍵付き)程度で、手ぶらが基本です。音楽は基本聴きません。ノイズキャンセリングのみの“静けさ”を楽しんでいます。
※一時期ポッドキャストを聴いていました。

散歩を目的に、重たい荷物を持つ人は少ないでしょう。

また、食材の買い物を前提として、買い物袋を入れるリュックを背負って歩く時もあります。基本は“手ぶら”です。

ミニマリストしぶさんも、ご紹介している本で下記のように述べています。

身軽になることで「やらない言い訳」も減るため、行動力が上がる。厳密にいうと「行動力がついた」というより「封印されていた行動力が解放された」という表現のほうがしっくりくる。

引用元:手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択 102P

必要な時に、必要なモノを、必要な分だけ持ち歩く。モノは軽いほどストレスが減り、フットワークも軽くなります。

まとめ:歩く習慣は継続しやすいミニマリズムなエクササイズ

ミニマリスト生活を始めて1ヶ月が経過した2月17日。

医者の勧めとご紹介した本を参考に、歩く習慣を作りました。結果、1人になれる時間が作れることで自分と向き合え、考えがまとまりやすくなりました。

ノイズキャンセリングなどのイヤホンを付けて、公園など“より静かな環境“で歩くと効果的なのでおすすめです。

ミニマリストの思考は、“自身が本当にやりたいことのために、「何をしないか」を決めることだ”と私個人は考えて行動しています。

今後も、ミニマリストしぶさんの本を愛読しつつ、ミニマリスト生活は継続するつもりです。

今回は以上になります。