ストレスを溜め込まない“私なり”の方法5選|毎日を楽しむために

ストレスは誰にでも溜まるもんです。ですが、最近ストレスフリーの生活を私は送れています。今回は、ストレスを溜め込まない“私なりの”方法を共有します。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好きオジサンです。

2022年11月に体調を崩し翌月には入院。その際、ミニマリストしぶさんの著書「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」を読み、今後の人生観に大きく影響を与えました。

退院後、自身の“本当にやりたいこと”をデザインした私は、さっそく行動を始めました。本書は、私にとって人生の教科書とも言える1冊です。

まず始めたのが、私服の制服化でした。記事もあるので気になった人は併せてご覧下さい。
【ミニマリスト】私服の制服化|40代から始めて体験したメリット・デメリット

次に「ストレスを溜めないようにするには、どうすれば良いのかな?」と考えました。ミニマリストとしてまず思い浮かぶのが“不要なモノを捨てること”でしょう。とはいえ、簡単に捨てられないモノも沢山あります。

特に粗大ゴミです。私の住む地域は田舎なので、粗大ゴミを捨てられる日が年に数回と限られています。隣の市なら毎日捨てられるんですが、市民では無いので門前払いです…。

そこで、モノの取捨選択と同時に、ストレスの溜まりにくい生活スタイルへと変えていきました。

まだまだ治療中の身であり、薬に頼らないと精神が不安定な状態ではありますが、今の生活はストレスを感じにくいと実感しています。

今回は「ストレスを溜め込まない“私なりの”方法」について書いていきます。

そもそもミニマリストとは、“自分に必要なことに集中(強調)させるため、あえてモノを少なくする人”を表し、定義は特にありません。ミニマリストの趣味趣向は、それぞれ違うからです。

ストレスを溜め込まないために必要なこと

ミニマリストの生活を理想とした私は、上述した通り“私服の制服化”から始めました。次に始めたのが“ストレスを溜めないこと”。

つまり、“ストレスを溜め込むようなことをしない“と決めたんです。そのために必要だったのが、“毎日することを決め習慣化し、乱れないように日々管理する“ことでした。

衣食住を含めた毎日の私生活が乱れていれば、当然ながらストレスも溜まりやすいからです。

そこで、ミニマリストしぶさんを参考に、私の生活全てを見直しました。

私のやりたいことは“ブログを書き続けること”。仕事も含め働ける時間は1日10時間。

ブログを書くにも時間が必要です。ネタやその日のコンディションにも左右されますが、4時間ほどかかります。推敲も含めればキリがありません。

そのため、時間に余裕を持たせた上で“毎日やること”を決めて習慣化し、生活に乱れがない様に徹底したんです。

習慣が人を行動させる|ストレスを感じにくくなる

毎日の習慣化が、ストレスを溜め込みにくくします。それを実感した私は、1日のスケジュールを習慣化させました。

物事の習慣化を教えてくれたのは、マナブログで有名なマナブさんです。

アラームで目が覚めたら歯を磨いて顔を洗い、パジャマから私服(または制服やスーツ)に着替え、家族と挨拶を交わしながら朝食を食べた後、いつもの時間に通学・通勤する。

1日の始まりは、皆さんほとんど同じはずです。中には「朝食は食べない」という人もいるでしょうが、これらの行為は習慣化しています。朝が来れば、たとえ寝ぼけた状態でも、寝癖の髪が気になりつつも、起きて洗面台やトイレへ向かうでしょう。

習慣は“毎日行う当然の行動”とも言い換えれます。行うことが“あたりまえ”なので、特に違和感やストレスを感じません。逆に、習慣化したことを行わないと、違和感を感じ出します。

そこで「1日の行動を全て管理し、習慣化させればストレスが溜まりにくくなるのかな…?」と私は考えたんです。

何時に起き、どの服を着て、何を食べ、ブログを書き、散歩し、夕食を食べ、風呂に入り、いつもの時間に寝るといった1日の全てを管理し習慣化するようにしました。

心に余裕を持つとストレスを溜めにくい

日々生活する上で、急なスケジュール変更といったイレギュラーは起こるもんです。そんな日でも修正ができるよう、心に余裕を持たせることがストレスを溜めにくくします。

精神的に余裕がないと、普段の何気ないことにもイライラしてしまいがちですよね。

2022年の私は、毎日イライラしていました。母の介護が影響して、私のやりたいことが全くできなかったからです。最終的には倒れてしまい、入院する結果となりました。

母の介護が始まる前は会社勤務でしたが、コミュ障が影響して周囲に馴染めない自分に疲れていました。仕事に集中できている時と、唯一気の許せた同僚との会話、タバコを吸っている時だけが心の休息だと感じていたんです。
※現在は禁煙しており、禁煙3年目です。

一方、時間や心に余裕がある状態ではイライラしにくくなります。隙間時間があれば、何かしらのスケジュールを組む人もいるでしょう。毎日スケジュールを入れ込むことで、充実感を得る方法です。

ですが、過密スケジュールはストレスだと感じた私には向いていませんでした。そこで、1日でやるべきことを限定し、時間に余裕を持たせたんです。

加えて2023年3月、母の施設入居が決まったのも大きな要因と言えます。

私自身も治療中の身ですが、1日を管理するようになってからはイライラしなくなりました。

つまり私にとって、心に余裕を持たせる生活がストレスを溜め込まない理想なんです。

ストレスを溜めない“私なりの”方法5選

これまでにお伝えした通り、ストレスを溜めないために私が行ったことは、“毎日することを決めて習慣化し、乱れないように管理すること”でした。

私が行なっている毎日の習慣がこちらです。

  1. 睡眠時間を優先する
  2. 毎日掃除する
  3. 毎日歩く(10,000歩)
  4. 毎日学ぶ
  5. 集中力を持続させる

順に解説します。

睡眠時間を優先する

人間が生きる上で、睡眠はとても重要です。世の中にはショートスリーパーと呼ばれる人達もいますが、最低でも6時間〜8時間の睡眠をおすすめします。ちなみに、私の睡眠時間は9時間〜10時間ほど。

下記画像は、私の平均睡眠時間を表したグラフです。

ご覧の通り21時にはベッドに入り、起きるのは7時半。「お爺ちゃんかっ!」と思われるかもしれませんが、この生活を2ヶ月以上続けています。

「ストレス発散のために遊ぶ時間が欲しい」と、夜遅くまでゲームや動画を観ている人は多いでしょう。私もそうでした。眠たい目を擦ってでも夢中で遊んでいた時期があります。

けれど、翌日のパフォーマンスに影響するのは当然です。そこで、寝ることに着目した本を見つけます。睡眠力 〜仕事のパフォーマンスを上げる睡眠マネジメント〜 です。

ストレス発散には寝ることが最も効率的だと気づかせてくれた1冊。

そのため、1日で睡眠時間を最も優先するようにしました。仕事中でも眠気を感じたら15分程度の仮眠を取るようにしています。

疲れたら寝る。これが1番簡単な方法です。

毎日掃除する

現在の仕事環境。

散らかっている部屋は、ストレスや気が散る原因になります。なので、毎日仕事前に掃除することを習慣化させました。といっても、私の部屋のみです。

家事は妻と分担していますが、基本的に私が担当しています。とはいえ、聴覚過敏の影響もあるので、掃除機等の作業は極力したくありません。そこで、我が家では私の散歩中にルンバが働いてくれます。

洗い物系は、耳栓とイヤホンの合わせ技で凌ぎつつ、ササッと済ませる感じです。

私の部屋はテーブルと床を拭く程度。

綺麗な部屋の方が気持ちも楽になり、リフレッシュした気分で仕事に取り組めるのでおすすめです。

毎日歩く(10,000歩)

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上記のデータは、歩数計アプリのランキング表です。

3月に入ってから本格的に10,000歩のウォーキングを始め習慣化しています。睡眠と同じように、パフォーマンスを引き出すには適度な運動が欠かせないからです。

なので、仕事やブログ更新よりも歩くことを優先します。ウォーキングの時間までに仕事を終わらせておくのが理想ではありますが…。

ウォーキングは、誰にでもできる簡単なエクササイズです。移動中は頭の中を整理しやすくなり、アイデアも浮かびやすくなります。浮かんだアイデアは、スマホのメモに記録しておき、帰った後に確認する感じです。

10,000歩のウォーキングには約2時間で8〜9km、約450kcalのエネルギーを消費します。

歩くことはもちろん疲れますが、気分転換や景色の変化を楽しむのもストレス発散につながるのでおすすめです。

散歩中に撮影した桜。去年は、撮影する心の余裕すらありませんでした。

毎日学ぶ

自分が今まで知らなかった情報に“気づいた”時や“発見した”時、人は喜びを感じ、それをシャアしたがるものです。

ブログは、自身の経験から得た情報を発信(アップデート)し、生産する手段。また、情報を共有する場所と私は考えています。情報をアップデートし生産し続けるために、毎日の学びが欠かせません。

そこで、頭の中を整理しやすく、インプットにも最適なウォーキングは有効です。

ウォーキング中は無音で歩くのが基本の私ですが、勉強も兼ねてポッドキャストを聴いている時があります。

おすすめなのが、Spotifyで聴ける「REINAのマネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)。

Spotify: 音楽やポッドキャストを好きなだけ再生
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Spotifyの画像

タレントのREINAさんが、日本経済新聞社に携わる“お金のプロ”から投資やお金に関する情報を学び、楽しく配信していく番組です。とても分かりやすい解説で、これから資産運用を始めたいと考えている20代〜40代にはぜひおすすめします。

“お金のプロが実際に解説してくれる情報を無料で聴ける“というのが、大変大きなメリットです。

お硬いお金の話だけではなく、面白いエピソード、日本とアメリカのカルチャーなど楽しく聴けるトーク番組とも言えます。私自身も投資をしているので、情報収集の1つとして欠かせません。

集中力を持続させる

1日のスケジュールを習慣化させていくと、上手くいく日がある一方で、上手くいかない日もあります。スケジュール通りに進まないと、ストレスになりかねません。そこで重要になるのが集中力です。

歳を重ねると集中力も衰えていきます。40代のオジサンになると、中々続かないもんです…。

そこで、私はポモドーロ時計を採用しています。

Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理
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簡単にいうと、25分仕事して5分休憩する30分の行動を1セットとし、これを繰り返す方法です。特に、私の場合は過集中の傾向があるため、集中し過ぎることで疲れてしまいます。

慣れない間は「使いにくい…」と感じるかもしれません。集中すると25分はあっという間で、休憩中の5分が逆に長く感じてしまうほどです。

けれど、慣れてくると集中力を継続的に持続しやすくなり、パフォーマンスの向上に繋がります。結果として作業が早く終わり、スケジュールの変更や延長も減ります。

作業がスムーズに進められることで、ストレスを溜め込みにくくなるんです。

毎日を楽しむこと

そもそも「毎日が楽しい!」と実感できていることが重要だと私は考えます。私は今が楽しいと思えるために、生活の全てを見直して習慣化し、管理することで解決してきました。

日々に不安や不満があるのなら、何かしらの原因があるはずです。経済的な問題、人間関係の問題、環境の問題等、抱えている問題や大きさは人それぞれ異なるでしょう。

環境はあなた自身に合わせてくれません。あなた自身の行動によって周囲が変化します。なので、毎日を楽しむためには、行動や決断をしなければいけません。未知への決断は、精神的にも大きなストレスです。

「そんな余裕はない」

毎日が辛く、笑いたくても笑えないほど疲れている人、周りを見る余裕すらない人に「行動しよう」と言っても拒否するでしょう。去年の私なら拒否していたはずです。

去年の自分に言える言葉は、下記の4つ

  1. 周囲を頼っていい
  2. 誰かに相談する
  3. ひとりになれる時間の確保
  4. 充分な睡眠時間の確保

周囲を頼って下さい。恥ずかしがらず、頼れる誰かに相談して下さい。一人で抱え込むことが1番ストレスとなり危険です。最悪、私のように精神が壊れてしまいます。

加えて“ひとりになれる時間”を確保して下さい。あえての孤独が、心の休息に繋がるケースもあります。そして、ゆっくり寝られる睡眠時間を確保して下さい。

私も長男というプライドやプレッシャー、周囲や兄弟に迷惑をかけられないといった想いから自分を追い込んでいき、最悪の結果となりかけました。

辛かった時から解放された今だからこそ、辛かった時期を経験しているからこそ、今が楽しいと思える生活があります。

毎日を楽しめなくてはストレスが溜まる一方で、毎日の何気ない行動を“楽しい”と判断できるのは自分だけです。

毎日を楽しむために、自分にとって必要なことは何なのか。その答えは、あなた自身の心の中にあると私は考えます。

だからこそ、自分の本当の声に耳を傾ける時間を作ってほしいんです。

今回は以上になります。