【Writing】家から出ずにお金を稼ぐ方法|初心者でも大丈夫です

「記事とか書いたことないけど、そんな自分でもWebライターとして働けるのかな?」

本記事の結論を先にお伝えします。

初心者でもWebライターとしてお金を稼ぐことは可能です。現に私は“全くの初心者”からWebライターの仕事を始めました。ただし、すぐに数十万円を稼げるワケではなく、最初は本当に苦労します。あなた自身が持つライティングスキルや経験・実績が重要視されるからです。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好き40代オジサンです。

新型コロナウイルスが世界を変える前の2018年頃(約5年前)、私は母の介護をきっかけに「家で働くしかない…!」という大きな決断をしました。これまで通り外で働けば、母を介助する人がいないからです。

けれど、私には1人で働けるスキルや経験、自信もありませんでした。

母の介助をしつつ情報を集めたところ、“ブロガー”の存在を知りました。情報を深掘りしていくと、“ブロガーにはライティングスキルが不可欠だ”という結論に至ります。

その後に出会ったのが“Webライター”であり、今の生活を得るきっかけとなった職業です。

今回は「家で働ける環境を手に入れる|家から出ずにお金を稼ぐ方法」について、私の経験を元に解説していきます。

「記事も文章すら書いた経験もないけど、それでも大丈夫?」

と不安に思う人はいるかもしれません。

大丈夫です。私は、全くの未経験から今の生活を手にしています。40代オジサンでも、Webライティングは始められるんです。要は、あなた自身の“覚悟次第”

家から出ずにお金を稼ぐ|Webライターになるための準備・資格

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そもそもWebライターとは、Web上に表示される情報記事やコラム、ブログなどの執筆を専門に行う職業です。企業サイトが運営する情報記事の執筆を担うケースもあります。

Webライターの役割

人は様々な疑問や不安を解消するため、日々色々なことを検索しています。あなたも「家から出ずにお金を稼ぐ方法」を求め、検索しているのではないでしょうか。

Webライターの主な役割は、読みやすい文章で情報を正しく伝え、疑問や不安を解消・変容させ、行動に移させることです。

正しい情報を伝えるだけでなく、読み手に“気づき”や“納得”を与えた上で行動させる。自分の文章で読み手を行動に移させた時、はじめてプロのライターと言えるでしょう。

そのため、Webライターにはライティングスキルが欠かせません。

たった2つだけ!Webライターへの最低条件

Webライターの需要が高まった大きな理由の1つに、“誰にでも始められる手軽さ”が挙げられます。

Webライターに必要なモノはたった2つ。記事を書くためのPCとネット環境だけです。専門的な資格がなくとも始められる“敷居の低さ”が最大のメリットと言えます。

  1. 記事作成用のPC
  2. インターネット環境

今ではPCやネット環境が整っているご家庭は多いでしょう。この2つがクリアできれば、後は仕事を得て実際に記事を書くだけです。

つまり、その日からWebライターとしてデビューできます。とはいえ、仕事が得られなければ始まりません。

記事作成用のPC

Webライターは“執筆業”になりますが、納品や編集方法に関してはクライアントによって左右されます。作業方法がクライアント毎に異なるからです。

特にWordPressで編集する際、1万文字の長文記事では処理が重くなります。最悪、アプリが落ちてしまうケースもあるでしょう。

したがって、スペックが高いPCほど作業効率は増し、安定します。逆にスペックが低いと、アプリの立ち上げや物事の処理に時間がかかるため、非効率な上にストレスの元です。

クライアントによっては、“WindowsPCで執筆する人に限定する”といったケースもありました。なので、Macに拘る必要はありません。

一応、iPadでも記事やブログは書けます。現に私はMacBookを手放し、iPadだけです。

ただ、PCとiPad(タブレット)は同じようで違うデバイスです。Webライターとして仕事を得るのなら、まずはノートPCを確保しましょう。もちろん、デスクトップ型でも問題ありません。

インターネット環境

Webライターとして働くのなら、ネット環境(Wi-Fi)は必要となります。作業時間の多くは情報収集の時間に充てるからです。他にも記事納品やクライアントとの打ち合わせでも必要になります。

最悪、フリーWi-Fiのスペースを活用して作業する方法や、スマホのテザリングを活用する選択肢も可能です。けれど、家に安定したネット環境を先に整えるべきでしょう。

【注意!】Webライターの仕事は簡単ではない

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本記事の本編をお伝えする前に、どうしても伝えたい点があります。

Webライターの仕事は、決して簡単ではありません。「簡単そうだから」と言う理由で始めたなら、おそらく挫折します。途中で挫折する人を、私は何人も見てきました。

初心者がいきなり執筆業を本業にせず、まずは副業から実績を作っていくのがおすすめです。

Webライターとしてお金を稼ぎ、生活できる人は限定されます。記事を書くだけではWebライターとしての価値を高められず、お金を稼げるレベルへ到達する前に挫折する人が多いからです。

新米Webライターが挫折していく理由

なぜ初心者の多くが挫折するのか?と言えば、ライティングスキルが伴わないと、コスパの悪い案件が多くなってしまう点が挙げられます。

ひと月に稼ぎたい金額によって大きく左右されますが、文字単価を上げられるまでは本当に苦労します。

例えば、ひと月3万円程度なら簡単です。一方、20万円とかになるとハードルがグッと上がります。

個人的な経験で言えば、ライターだけで稼ぐには、最低でも文字単価3円以上は必要です。5円を超えてくると「生活に無理なく稼げている」といった実感が湧いてきます。

ですが、未経験のライターが文字単価3円以上の案件に応募しても相手にされません。未経験ライターに支払う対価をクライアントが納得しないからです。

文字単価1円。低いのでは0.5円という案件もあります。例えば文字単価0.5円だと、単純に3,000文字の記事で1,500円の報酬です。

1記事を書くのに5時間かかった場合、0.5円では割に合わないですよね。

ちなみに、人生初のライター報酬は300円でした。

仮に文字単価1円の案件を得たとして、ひと月10万円稼ぐのなら単純に10万文字必要です。家で稼げる環境を得られたとしても、執筆作業に忙殺されます。

お分かりいただけたでしょうか。

Webライターになること自体は本当に簡単です。しかし、稼げるようになるまでにはライティングスキルと実績が必要になります。

家から出ずにお金を稼ぐ|ライティングスキルを学ぶ方法

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これまでライティングスキルが重要だとお伝えしてきました。けれど、初心者にライティングスキルは当然ありません。問題は、未経験者がどのようにライティングスキルを学ぶか?です。方法は大きく2つあり、“独学”と“通学”です。

独学と通学の大きな違い

個人的な意見ですが、独学でもライティングスキルを学ぶことは可能です。しかし、通学の方が効率よくライティングスキルを高められます。

なぜかと言えば、プロの講師から指導や添削を受けられること。自分以外の人に記事を読んでもらいフィードバックを受けることで、自身では気づかなかった点に気づけます。

「こういう書き方があるのか…!」

という自身の“気づき”が、大きなスキルアップに繋がるんです。添削を受けられるメリットはとても大きなアドバンテージで、ライティングを面白くする要素とも言えます。

一方、独学では添削してくれる人がいません。独白に近い状態なので、何度も何度も読み返し、推敲を重ねていくしかないんです。推敲を重ねても自身が「この文章に違和感がある」と気づけなければ、スキルアップに繋がりません。

添削やフィードバックは素直に受け止めよう

時には、大部分の修正を受けることもあるでしょう。自分の記事を否定された気分に陥ってしまうのは分かります。

ですが、そこで「自分には文才がない」と凹むか、「自分にはまだまだ伸び代がある!」と前向きに捉えらるかはあなた次第。私もボロッボロに突っ込まれた経験は多々あります。

誰しも最初は同じです。ライティングスキルは徐々に成長していくものなので、徐々にスキルアップしていきましょう。

独学でライティングを学ぶには?

「ライティングスキルを学ぶには通学の方が効率は良い」とお伝えしました。とはいえ、「お金をできるだけかけたくない」という人もいるでしょう。そうなると、Web上の記事を読み漁ったり、参考になる本を読むといった方法になります。

例えば、下記の本はおすすめです。

どちらも古賀史健さんの本。“嫌われる勇気を書いた人”と言えば、ピンとくる人もいるのではないでしょうか。

会話では人に伝えられるのに、文章になると全く書けなくなる…。といった経験はあるでしょうか。

私は経験しています。よくあったのは、社内メールを送っても内容が全く伝わらず、結局相手のデスクまで向かって話すといったケースです。

そんな、文章の書き方が分からない人達に対し、古賀さんは本書でこう伝えてくれます。

「文章とは、話し言葉を書き言葉に翻訳することだ」

会話と文章はそもそも伝え方が異なり、文章だからこそ丁寧に相手に伝えなくてはいけない。文章を書くことの基礎を学べる1冊です。

これからライティングに挑戦しようと考えている人には、ぜひおすすめします。

独学に関する記事もあります。よければ参考にご覧下さい。
Webライティングは独学で勉強できる?|できます

家から出ずにお金を稼ぐ私なりの方法

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ここからは、“PCやネット環境が整っている前提”で話を進めていきます。

Webライターとして仕事を得るには、まず自身のライティングスキルを知ることです。ライティングスキルを確かめるとっておきの方法は、実際に記事を書いてみるのが1番。なので、何でもいいから文章を書いてみましょう。

例えば、「1年後にあなたはどうありたいか?」というテーマで、文字数は1,000文字。ただ文章を書くのではなく、ロジックを含めた文章で書いてみてはいかがでしょうか。

私は一時期、無料ブログで日記的なモノを書いて練習していました。最初は1,000文字書くのも必死なはずです。けれど、書くことを継続していくと、徐々に文字数は増えていくものです。

提案力やコミュニケーション能力も必要ですが、Webライターに求められるのは、SEOを含めたライティングスキルが重視されます。

クライアントにとって収益化に繋げられる記事を書けないと、委託している意味が無いからです。

では、どうすれば文章を書けるようになるのか?については、下記でご紹介します。

Webライターの仕事を得る手順

Webライターが仕事を得るための手順を簡単にまとめました。まずは副業としてライティングの仕事を探しましょう。未経験者がいきなりメインで活動しても、ほぼ稼げません。

  1. クラウドソーシングサイトに登録する
  2. クライアントに自ら営業する
  3. クライアントのテストライティングを受ける
  4. 合格すれば採用され、仕事が得られる
  5. 納期を守って納品する

これと同時に、個人ブログを立ち上げて下さい。Webライターとしての経験が、ブロガーとして生活するための必要なノウハウとなるからです。

無料ブログでも構いませんが、将来本格的なサイト運営をしたいと考えているのなら、WordPressをおすすめします。

当ブログはWordPressです。ちなみに、サイト立ち上げ費用が3万円、毎年の維持費に1万円ほどかかっています。逆に言えば、それ以上の費用は発生していません。

Webライターとして働きながら、企業によって異なるマーケティングのノウハウを吸収し、個人ブログに反映していく。そして、アフィリエイトやGoogleアドセンスで収益化できれば、あなたの生活を変えていけます。

あなたのブログを読んでもらうには、あなたの記事が検索上位に表示されたり、あなた自身がSNSなどで発信しなければいけません。その上で、読み手に納得のいく情報を提供していく必要があります。

だからこそ、ライティングスキルが何よりも必要なんです。

クラウドソーシングサイトに登録して仕事を探す

お金を稼ぐ方法の1つとして、クラウドソーシングサイトに登録し、その中から自分ができそうな案件に提案(応募)して仕事を獲得する方法があります。

クラウドソーシングサイトとは、クライアント(企業)とフリーランス(あなた)の仲介役を担うサイトです。大手サイトではLancesなどが挙げられます。

画像引用:Lancers

Webライティング関連の案件だけでも多数あるので、その中から自分にできそうな案件に提案(応募)し、採用されれば仕事を得られるワケです。

とはいえ、魅力的な案件ほど応募が殺到します。誰しもお金を稼ぐため、魅力的な案件を探しているのは同じなんです。ここで重要になってくるのが、あなた自身のライティングスキルを含めた資格と実績になります。

少し想像してみて下さい。

業務委託する時、相手のスキルや実績・人柄などを見て判断するはずです。それが経験や知識もない初心者ライターと、経験と実績豊富なライター。かつ支払う報酬額は同じの場合、誰しも後者を選ぶでしょう。

その違いは「このライターなら任せても大丈夫だろう」という信用を得ているからです。

クラウドソーシングでの難点は、魅力的な案件であるほど競争率が高くなること。すなわち、初心者というだけで不利なんです。

企業に直接営業する

他の方法として、企業によっては“ライター募集中”と掲載しているケースがあります。自ら営業して仕事を得ることも可能です。この際、クラウドソーシングサイトとの大きな違いは、仲介手数料を取られない点にあります。

ただし、営業する企業の専門的な知識や経験、優遇される資格を所有している点に加え、高いライティングスキルが求められます。文字単価が高い企業であるほど、ハードルは高くなるものです。

企業に応募してテストライティングを受けてみたものの、不合格となるケースはあります。世の中、甘くありません。

私が家で働き続ける理由

ひとりで働くことは決して甘くありません。仕事を得ることも、成功や失敗も全て自分の責任となります。相談に乗ってくれる同僚や上司、庇ってくれる会社もありません。

そもそも私は、母の介護をきっかけに“ひとりで働く”決断をしました。ですが、施設に入居となっている今、家で働く制限は私にありません。けれど、この生活を辞めたいとは思っていないんです。

理由はとっても単純で、ひとりで働いている今の方が楽しいからです。出勤の手間がなく、仕事の場所も選ばない。時にはカフェで仕事もできますし、何より仕事の邪魔をする人もいません。

“ひとり自由に働ける環境を得た”という表現がピッタリです。

もちろん、企業に戻った方が経済的に安定し、生活も幾分か楽になるでしょう。ですが、それ以上にストレスから解放されている今の方が楽しい。

そして何より、文章で誰かに情報を伝え、読み手に“気づき”を与えるブロガーという仕事が大好きなんです。

私は40代で、文章を書けない所からスタートしました。年齢は関係ありません。

あなたのやりたいことがブロガーであるのなら、今すぐ始めてみるべきです。きっと毎日が楽しくなるでしょう。

今回は以上になります。