「Webライターの仕事って、iPadだけできるのかな…? iPadを買ってから『できませんでした』じゃ困るし、どっちなのかハッキリさせたい」
本記事はご覧の疑問に向けた内容です。
Webライターは、Web上で検索する人の悩みに明確な答えを提示し、行動へと促す「Web上の道先案内人」。PCとネット環境があれば、どこでも作業できる身軽さが魅力ですよね。
では、これからWebライターとして仕事を始めていきたい人が、MacBookとiPadのどちらを選ぶべきなのか?
今回は「WebライターはiPadだけでも仕事ができるのか?」について書いていきます。
こんにちは。ミニマリストYAITAです。
Webライター歴4年。音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。現在、個人では69種類のモノを管理し、妻と2人で暮らしています。
WebライターはiPadだけで仕事できる?できない?
結論から言えば、iPadだけでもWebライターの仕事は可能です。実際に私はiPadで当ブログを運営していますし、記事を書いています。
下記画像は、実際の作業環境です。iPadとMagic Keyboard、Magic Mouseで作業をしています。この記事も下記の環境で書きました。
「じゃあ、色々できるiPadを買おう」
とお考えなら、少し待って下さい。iPadでも記事が書けるのは事実です。
しかし、本格的にWebライターの仕事を請け負うなら、PCをおすすめします。なぜなら、PCとiPadではデバイスが異なり、PCと全く同じことをiPadでできるとは限らないからです。
PCとiPadでは、同じように扱えないアプリがあることを、まず理解して下さい。
例えば、エクセルやGoogleスプレッドシート。これらのアプリはiPadでも扱えますが、扱い方が若干異なります。Webライターがクライアントと仕事をする際、まず確認するのがレギュレーションです。
このレギュレーションを、多くのクライアントはエクセルやスプレッドシートで共有します。時には、ライターが直接シートに入力することもあるでしょう。PCのエクセルとiPadのエクセルでは異なるため、PCの感覚で操作できません。
「あれ? PCでできることが、iPadだとできないじゃん…」
という結果に陥りかねません。
他にも、クライアントによってはPC専用のツールで納品するケースが実際にありました。その当時、私はPCで仕事をしていたので問題なかったのですが、iPadでは不可能です。加えて、WindowsPC限定の案件などもありました。
つまり、共に仕事をするクライアントによって求められる作業環境が異なるので、「iPadだから」という理由で仕事ができない可能性もあり得ます。
なので、「Webライターの仕事をする目的」でiPadを購入するのはおすすめできないんです。私はiPadユーザーですが、Webライターの仕事を請け負うならPCをおすすめします。
Webライターの仕事をiPadでするなら?
「PCとiPadは違うデバイスであること」を理解して頂いた上で、iPadでWebライターの仕事をするなら必須級のアイテムがあります。そう、「キーボード」と「マウスかトラックパッド」です。
参考までに、私の作業環境は下記になります。
デバイス | iPad Pro4(11インチ) |
キーボード | Magic Keyboard |
マウス | Magic Mouse |
スタイラスペン | Apple Pencil2 |
この4つで、Webライターに必要な下記の作業を行います。
- ブログ更新や記事の執筆
- WordPressの編集や納品
- Word形式・Googleドキュメントでの納品
- 情報収集や読書
- 記事構成
- 画像編集
何度も恐縮ですが、Webライターの仕事はiPadでできます。ただ、キーボードは必須と考えて下さい。トラックパッドやマウスは「あった方が便利」です。
私はMagic Keyboardを愛用していますが、ハッキリ言って高いです。ただ、高いだけのパフォーマンスは提供してくれます。
とはいえ、キーボードの好みはそれぞれです。例えば打鍵感で考えると、「カタカタ」と音がする人を好む人がいれば、静かな音を好む人もいます。
他にも「純正キーボードが好き」という人もいるでしょう。
なので、iPadで記事を書くのなら、あなたの好みに適したキーボードを準備して下さい。Bluetooth接続できるキーボードなら、問題なく動作します。
Webライターに必要なiPadは?
「iPadにも色々あるよね。どのiPadを選ぶべきだろう?」
と悩みますよね。私も悩みました。
効率を重視するのなら、M1チップ搭載のiPad Air。または、iPad Proをおすすめします。M1チップ搭載のiPadだけに備わっている機能「ステージマネージャ」がとても便利だからです。
2023年6月現在、ステージマネージャに対応したiPadは下記の5台で、ほぼ現行の最新型のみに対応しています。
iPad Air | iPad Air5(M1) |
iPad Pro (11インチ) | iPad Pro3(M1) iPad Pro4(M2) |
iPad Pro (12.9インチ) | iPad Pro5(M1) iPad Pro6(M2) |
なお、iPad10や、iPad mini6では対応していません。
ステージマネージャとは、複数のアプリを同時に表示させる機能です。外部出力にも対応し、2画面での操作を可能にしました。
なので、モニターの大画面でゲームアプリを動かすことも可能ですし、外部モニターにブラウザアプリを表示させ、iPad画面で執筆なども問題なくできます。
また、ライティングに必要なアプリに関しては、下記記事にて解説しています。
私がPCよりiPadを選んだ理由
私がWebライターの仕事をメインで行っていた時、MacBook Airを愛用していました。けれど、今はiPad Proのみで全ての作業を行い、MacBookは手放しています。
その理由は、iPad Proだけで「私がやりたい作業」を全て賄えるからです。
私がやりたいこととは、ブログを書き続けること。ブログ更新に必要なことは、全てiPadだけでできます。「私がミニマリストだから」という理由も挙げられますが、WordPressの編集に関しては、iPadだけでも困りません。
Webライターの仕事に関して言えば、Googleドキュメントを使えばWord納品も可能ですし、スプレッドシートの編集もできなくはありません。
私は11インチのiPadを使っていますが、11インチでもライティングは問題なくできますし、大きい画面が良いなら外部出力すれば良いんです。
MacBookに比べてコンパクトなので、持ち運びも楽。ソファーで横になりながらマインドマップを使ったり、ゲームで余暇を楽しんだりもできます。
私にとって、こんなに素晴らしいデバイスは他に無いんです。ただ、iPadにもできないことはあります。
- 本格的なプログラミングには向かない
- ヘルスケアアプリに非対応
- Apple Watchに非対応
- PCのアプリとは扱いが違う
- PC専用アプリは使えない
- iPad版アプリに限ってサブスク制
iPadは、使う人が「iPadで何がしたいのか?」が明確になっていないと、電話のできない大きなiPhoneと大差がありません。なので、iPadで何がしたいのかを明確にして下さい。
まとめ:Webライターの仕事はiPadでもできるが…
Webライターの仕事はiPadでも可能です。とはいえ、別でキーボードやマウスが必要になります。さらに言えば、クライアントによっては対応できない可能性もあり得ます。
なので、本格的にWebライターとして仕事を始めるのであれば、iPadよりMacBookをおすすめします。
ただし、個人ブログでWordPressを扱う程度なら、iPadでも可能です。
また、Webライターにはライティングスキルが欠かせません。読まれる文章を書くために、毎日の勉強は不可欠です。
こんな記事もありますので、参考にご覧下さい。
今回は以上です。