ミニマリストが他人にしてはいけないこと【結論だけを書きました】

こんにちは。 ミニマリストYAITAです。

音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。現在、個人では69種類のモノを管理し、妻と2人で暮らしています。

根っからの心配性な私は、色々とモノを溜め込んでおくマキシマリストな人生を送ってきました。けれど、精神を壊して入院した2022年12月、偶然読んだ1冊の本をきっかけに、モノに対する考え方が180度変わります。

今回は「ミニマリストに興味がある40代に伝えたいこと」について書いていきます。

ミニマリストが他人にしてはいけないこと|たった1つ

何をしてはいけないのか?

それは、ミニマリストの価値観や考え方を他人に押し付けることです。単純に嫌われますし、下手したら口論に発展することもあるでしょう。

良かれと思った言葉が大きなお世話に

知らず知らずのうちに、相手を傷つけているかもしれません。

「なんでそれ持ってるの? それって必要なの?」
「そんなにモノを持ってたら重くない?」
「捨てたらいいんじゃない?」
「今、それ要らないよね?」

ミニマリストが良かれと思って伝えた言葉。しかし、相手にとっては必要なモノかもしれませんし、今は片付ける余裕が無いだけかも。

モノに対する価値観や考え方が、人によって異なるのは当然ですよね。

良かれと思って…が、結果的に相手を傷つけてしまうんです。

ミニマリストにメリットはある…が

ミニマリストとして、メリットは沢山あります。

  1. 普段から身軽なので行動を起こしやすい
  2. モノが無いので部屋が散らからない
  3. 好きなことに集中できる
  4. 自分と向き合える時間が増える
  5. 大好きなモノだけに囲まれる
  6. モノを大切にしようと考える
  7. 管理するモノが減るのでストレスが減る
  8. モノやお金に対する使い方が変わる
  9. 必要・不要のモノが明確になる
  10. 節約になる

パッと思いつくだけで10個ありました。ミニマリストの考え方や価値観はそれぞれなので、他にもあるかもしれませんね。

しかしながら、ミニマリストの考え方を、全ての人が受け入れられるとは限らないんです。

私は、周囲のモノを無くすことで、自分と向き合える時間や大好きなモノに気づくきっかけを得られました。

とはいえ、モノがあることで充足感を得られる人だって沢山います。

また、ミニマリストは「イレギュラーに弱い」という大きなデメリットがあります。

例えば、iPadで全ての作業を賄う私にとって、iPadが突然壊れてしまうと対処ができません。予備のiPadはありませんし、他に所有するデバイスも無いからです。

AppleCareで対応するまで、ほぼ何もできない日々を過ごすことになります。
※一応、妻が使っているノートPC(Win)はあります。

お互いを理解し尊重する

私はミニマリストの考え方や思想に感銘を受け、生活をガラリと変えました。

妻は真逆のマキシマリストで、モノを何でもストックする考え方をします。私も元々は妻と同じ考え方をしていたので、妻の考え方を理解できますし、否定するつもりは一切ありません。

どちらかの考えを相手に押し付ける行為は、ストレスやトラブルの元になるだけです。

大切なのは、真逆の考え方をするお互いを理解し、尊重し合うこと。

自分の部屋や領域がミニマリズムで満たされているのなら、精神的にも落ち着きます。現に、私の部屋にモノはほとんどありませんが、妻が普段過ごすリビングには割とモノがある状態。

少しずつですが、時間を見つけて整理しています。

ミニマリストは1つのライフスタイル

ミニマリストは、モノを少なくすることで生活を豊かにする「1つのライフスタイル」であり、明確な答えの1つであることに間違いはありません。

私は、ミニマリストの魅力を今後も発信し続けるつもりですし、ミニマリストの思想を教えてくれたミニマリストしぶさんを尊敬し続けます。

しかし、ミニマリストは全ての人を豊かにする明確な答えではありません。向き不向きは必ずあります。

もしあなたが、これからミニマリストを目指そうと検討されているのなら、1つだけ覚えておいて下さい。

ミニマリストの考え方や価値観などを、他人に教えることは問題ありません。

問題なのは、考え方や価値観を相手に押し付けることだと。

今回は以上です。