ミニマリストのいらないモノとは?|何を捨てるではなく・何を残すか

「ミニマリストのいらないモノとは何?」

極論を言えば、“あなたの生活する上で強調すべきモノ(必要なモノ)以外”です。今回は、“ミニマリストのいらないモノ”をテーマに、私の体験して得たものを共有していきます。

こんにちは。 ミニマリスト初心者(2ヶ月目突入)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。騒音などの音に過敏反応してしまう症状“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行うiPad大好き40代オジサンです。

ミニマリストとしては、まだまだ浅学非才の身。それでもメインアイテムは16種・カバン3つ・靴は5足・衣類関係は全部で45着・スキンケア2つ、全72種類まで減らしています。
*私個人のモノに限定しており、生活で必要なモノ(包丁やタオルなど)は除外

40代男性の持ち物をテーマにした記事がありますので、気になる人はご覧下さい。
【ミニマリスト】40代男性の持ち物公開|これだけで生活しています

 メインアイテムは、上記画像に掲載されているモノです。作業は全てiPadで行うため、iPad関連の周辺機器が多くなります。上記画像にプラスして、iPhone12miniとガラホ、調光レンズ型サングラスなども。

私は、ミニマリストしぶさんの著書「手放す練習_ムダに消耗しない取捨選択」にて学んだことをベースにし、行動しています。

ミニマリスト|あなたの“いらないモノ”

私の作業環境。作業と生活に必要なモノ以外は置いていません。

まず、あなたが本当に必要な(強調させたい)モノとは何か?を考えてみて下さい。ミニマリストの本質は、“ある1点を強調させるために、余分な部分を削ること”にあります。

言い換えれば、「あなた自身が、ミニマリストにどんな理想を求めているのか?」を知ることが大前提です。

いるモノ・いらないモノが明確になっていないと、本当はいるモノを手放しかねません。そもそも理想的な暮らしは、人それぞれ異なります。趣味趣向、考え方や生き方は全く異なるからです。

テーブルの上に、iPad Proがポツンと置かれているのを“理想”と考えるのが私であって、あなたは違うかもしれません。

だからこそ、あなたの理想的な暮らしを実現するために、何が必要かを自ら考え、知る必要があるんです。

本当に大切なモノはあなただけが知っている

本当に大切なモノは、あなた自身にしか分かりません。いらないモノを他人が決めるのではなく、あなた自身で決めるべきです。

例えば、友人に掃除を手伝ってもらい、モノの分別をしていたとしましょう。

「これはいらないモノじゃね?」

と、あるモノを片手に持って友人はあなたに確認します。

しかし、友人にとって“不要”と判断しかけたモノが、あなたにとっての“宝物”かもしれません。モノに対する思い出や愛着は、人によって異なるからです。

以前まで“いるモノ”だったモノが、“いらないモノ”になっているケースはあります。けれど、思い出や愛着はあるはずです。仮に手放すと判断しても、写真に残しておくといった選択もできます。

つまり、部屋にあるモノに対し「これはいらないモノだ」と判断できるのは、あなた自身だけです。

なので、あなた自身にとっての“理想”を明確にした上で、いるモノ・いらないモノは“あなたが”決めなければいけません。

ミニマリストとしての理想的な暮らし、自分にとって本当に必要なモノを明確にできた後で、行動に移しましょう。

“いらないモノ”を探すのではなく“必要なモノ”を残す

Ri ButovによるPixabayからの画像

“いらないモノ”を探すのではなく、“必要なモノ”を残して下さい。そうすれば、自ずと強調される部分が残り、不要な部分は削れていきます。

“しないこと”を決める

ミニマリストの思想を習慣づける。本当に必要なモノを残す上で、“しないこと”を決め習慣づけることが有効だと経験から得ました。

私は下記ルールを設定し、行動しています。

  1. 服装選びをしない(私服の制服化)
  2. ストレスを溜め込まない(ストレスフリー)
  3. 運転をしない(徒歩生活)
  4. 交友関係を築かない(ひとりを優先する)
  5. 時間泥棒になることはしない

例えば、私がしたいことは、ブログを書き続ける(生産を止めない)こと。別サイトも立ち上げたいので、その準備や視察する時間も必要です。やりたいことが沢山あるので、時間が全く足りません。

そのために、服装選びに悩むことをやめ、ストレスを溜めないよう生活リズムや食生活をゼロから見直しました。次に、散歩は運動とアイデア発想・思考整理を行うには良環境だと気づいた私は、自身の車を手放します(買い替え時期や保険の都合もありますが…)。

そして、マインドフルネス(自分と向き合える時間・ひとり)を優先したいので、自ら交友関係や時間泥棒になることはしないと決め、約2ヶ月を過ごしているのが今です。

おかげで今、毎日を快適に過ごせています。

しないルールに基づいた“いらないモノ”を捨てる

“しないこと”をルール化し習慣づけると、新生活に必要なモノ、逆にいらないモノが徐々にハッキリしてきます。

「モノを減らしていくのがミニマリストじゃね?」

と思われるかもしれません。必要な時に、必要なモノを、必要な分だけ持っている。これがミニマリストの思想です。

生活に必要なモノは手にいれ、いらないモノを手放していきましょう。

例えば私の場合、車を手放したことで移動手段は徒歩。そのため、下記を新たに準備しました。

  1. ニトリ:300mlの水筒
  2. ZARA:バケットハット
  3. ZARA:ウォーターレペレントパーカー
  4. サポーター(膝の負担軽減用)

晴天時と雨天時に歩く時の対策です。特に、最近では10,000歩を目安に歩いているため、散歩だけで約2時間を要します。散歩中に情報のインプットや思考整理、気分転換、運動を行う感じです。

逆に、下記を手放しました。捨てたいモノ(特に粗大ゴミ)は山ほどあるので、5月のGWを利用して整理する予定です。

  1. MacBook Air
  2. iPad・iPad Air
  3. Magic Keyboard
  4. OuraRing 3
  5. 車(移動は基本徒歩)
  6. 7割ほどの衣類(現在45着)
  7. バッグ類(現在3つ)
  8. 靴類(現在5足)
  9. 本・雑誌(必要な本は電子書籍化)

私にとって本当に必要な(強調させたい)モノはiPad Proなので、作業で使わないガジェットは手放しました。

iPadで、ブログや記事はフツーに書けます。

衣類や本は、比較的捨てやすい部類です。滅多に袖を通さない服やヨレヨレのTシャツ、ムダに多い靴下、もう読まない本などあれば、どんどん手放していきましょう。

メルカリなどのフリマアプリで取引し、お小遣いに変えるのも有りです。

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なぜ“いらないモノなのか?”を考えること

Лечение наркоманииによるPixabayからの画像

いらないモノを取捨選択する時、“なぜいらないモノなのか”の理由を考えて下さい。必要なモノは、手放した後に気づくケースがあります。

欲しいモノを手に入れた時と同じように、いらないモノを手放した時にも解放感を得られます。それが大きな負担やストレスであったのなら、解放感はさらに高まるはずです。

ここで注意していただきたいのは、捨てることが目的に変わってしまいかねないこと。

手放した解放感を得る目的のために“いらないモノ”を探していると、いずれ必要なモノも手放しかねない状況になりかねません。

さらに、ミニマリストではない他人に対しても、自身の感覚を押し付けてしまいがちです。

「何でそんなにモノ持ってる必要があるの?」
「モノが多いから、探し物が見つからないんだ」
「こんなにモノいらないよね?」

モノに対して、必要なモノ・いらないモノを判断するのはモノの所有者であり、他人が口出しするものではないと私は考えています。上述しているように、モノに対する考えや価値観は人それぞれ異なるからです。

本当に必要なモノは、自分自身にしか分かりません。

「自分が本当に必要なモノって何だろう?」

という疑問に答えが出せていない人は、下記の本をおすすめします。

今回は以上です。