「何もできないダメな自分が嫌になる…」
自分の中に閉じこもってしまう人は多くいます。私も幾度となく経験してきました。
けれど、そういった自分を責めることは、もう…終わりにしませんか。
こんにちは、ミニマリストYAITAです。
音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。現在、個人では69種類のモノを管理し、妻と2人で暮らしています。
私のミニマリストな生き方は、病院のベッドで偶然読んだ1冊の本から始まりました。
ダメな自分を責めるのは終わりにしよう【心のミニマリスト】
「どうせ自分なんて、何もできやしないダメな存在なんだ…」
あなたは部屋でひとり、ダメな自分を責めた経験があるかもしれません。
けれど、ダメな自分を責めるのは、もう終わりにしませんか。あなたにとって、その時間は何も生み出さないからです。
人は生きていく上で競争を強いられ、他人と比較してはダメな部分に注目し、自分を責め続けます。特に、周囲に仕事ができる人や、自分より優れている人がいると、その感情は顕著に現れるでしょう。
メンタル的に弱い人ほど自分を責める傾向は強く、ストレスを溜め込み、うつ状態に陥りやすくなるんです。
次に活かすための反省はすべきです。ですが、ただ自分を責め続け、苦しいだけの時間は何も生み出しません。
だから、ダメな部分だけを見て悲観的にならず、自分でもできる部分にフォーカスしましょう。見る視点を変えるんです。
その方が、あなたの心は疲れませんし、あなたの体も疲れません。そして、あなたの気分やモチベーション、パフォーマンスは回復していきます。
ダメな自分を責め続けた結果【私の過去】
過去の私もそうです。
何もできないダメな自分を責め続けてきました。待っていたのは精神の崩壊。
企業に勤めていた頃は、周囲を気にして仕事に集中できず、ストレスを抱えていく自分がいました。
母の介護をする目的でフリーランスとなって以降は、母を助けられない自分を責め続けました。それはストレスやイライラを増幅させ『言うことを聞かない母を叱る』という最悪な方向へ進んでいきます。
結果、重度のうつ状態から精神を壊した私は入院。母は、レスパイト入院を経て施設へ入所しました。
母の介護をする目的で、母を看取るつもりで建てた家は、たった3年で目的の半分を終えてしまいます。
うつな人こそ「ひとりの時間」を大事にしてほしい
うつ状態やうつ病な人ほど、ひとりの時間を大事にしてください。あなただけの時間は、“自分と向き合える貴重な時間だから”です。
下記記事に詳しく解説しています。
心を再構築して本来の自分を取り戻す【シンプルに考える】
心は再構築することで本来のあなたを取り戻し、考え方を変容できます。この時におすすめなのは、誰にも邪魔されないひとりの時間で行うことです。
私の場合、ひとり病室のベッドから空を眺めつつ行っていました。退院した今でも「ひとりの時間」は優先して確保しています。ひとりの時間を持つことで自分と向き合い、心と対話できるからです。
「できないこと」に拘らず「好きなこと」にフォーカスする
できないことに拘らず、あなたが好きで、なおかつ得意な部分に目を向けてみましょう。物事をシンプルに考え、好きなことにフォーカスする。それだけ、心の疲れは変わっていきます。
人には向き・不向き、得意・苦手があるものです。そして、優れた人が周囲にいると余計に意識し、ダメな部分だけを見続けてしまいます。
不向きや嫌いなことにモチベーションは保てません。けれど、好きや得意なことにはモチベーションを維持しやすくなります。理由は単純で、楽しいからです。
誰にでもできない部分があって当然。
なので、あなたのできない部分に拘るのは終わりにして、好きな部分に意識を向けましょう。そっちの方が、あなた自身の心も疲れにくくなります。
やりたいこと・好きなことを具体的に掘り下げていく
自分はダメだと嫌気を感じる人は、向かうべき方向が違うのかもしれません。
ただ一生懸命に目の前にある物事に取り組まず、具体的に、そして、あなたがやりたいことに意識を向けてください。
ゴールの定まっていない物事に一生懸命取り組んでも、結果が伴ってこないことはあります。「一生懸命に働いた」という事実は残っても、結果が伴わなければ評価されないからです。
なので、行動する前には具体的なゴールを見定めておきましょう。
ゴール地点があなたの理想とするなら、現状までの差分こそ、今あなたが抱えている問題点であり進むべき道です。ですが、目の前は真っ暗闇かもしれません。
けれど、ゴールまでの道を明確にしていくことで、進むべき道は明るく照らされていきます。
- ゴールまでに必要な期間
- ゴールまでに達成すべき物事
- ゴールまでに通るべきルート
闇雲に動いても遠回りになってしまいます。だから、物事を具体的に考えることは大切です。
遠くのゴールを見るために前を向く
何よりも難しいことかもしれませんが、理想のゴールへと向かうには、前を向かなければ進めません。
前を向くには勇気が必要な一方、下を向く、立ち止まるのは簡単ですよね。誰しも安全な場所から一歩前へ踏み出すのは、不安とストレスが伴うからです。
けれど、「自分を悲観的に捉え、閉じ籠っている時間がもったいない」と私は考えるようにしました。
何も生まない時間より、何かを生み出すための時間に使った方が効率的だからです。
私たちの時間は限られています。
人生は何度でもやり直せるとはいえ、失った時間は帰ってきません。だからこそ、あなたの「人生」という尊い時間を、有効に使うために前を向いてほしいのです。
小さい失敗は恐れなくていい
生きている以上、必ず失敗する日は訪れます。私も数多くの失敗をしてきました。
小さな失敗が、あなたを大きく成長させるきっかけを生みます。なので、小さな失敗には恐れず、ゴールに向かって歩くことをやめないで下さい。
ただし、企業や人生に大きな影響を与える失敗は避けるべきです。あなたの大切な人生を棒に振るわけにはいきません。
未来は誰にも分かりませんよね。そのため、小さな失敗を経験して対策を覚え、1つの壁を乗り越えていけばいいんです。
あなたを支えてくれる人たちに感謝する
あなたが今を生きているのは、家族や親戚、友人、会社、恋人など、色々な人によって支えられているからです。沢山の人達があなたを支えている様に、あなたも沢山の誰かを支えています。
皆が誰かに支えられて生きています。あなたの背中を支えてくれている人に、感謝の気持ちを伝えましょう。
「ありがとう」
たった5文字の言葉なのに、なかなか言えないものですよね。
他人に感謝する気持ちは、あなたの心を回復するきっかけを作ってくれます。「ありがとう」を言いたくても言えない人がいれば、伝えてあげましょう。
きっと、喜んでくれます。
まとめ:ダメな自分を責めるのは今日で終わりにしよう
人は「無いモノねだり」する生き物です。他人が持ってて自分に無いモノ。他人より劣っていることに対して劣等感を感じ、その感情はストレスを増幅させていきます。
心が蝕まれれると体は動かなくなり、何もする気が起きなくなるんです。その間、あなたは自分を責め続けるでしょう。
けれど、その時間は誰も得をしませんし、あなたにとっても勿体ない時間です。
ひとりになれる時間を作り、自分自身の心を向き合ってみて下さい。そして、あなたが本当に好きなこと、やりたいことに気づいて下さい。
あなたという人生は、一度きりしかありません。それなら、楽しい毎日の方が良いに決まってます。あなたの生き方は、あなたが決めるべきです。
だから、ダメな自分を責めるのは、もう終わりにしましょう。