こんにちは、YAITAです。
聴覚過敏を抱え、ミニマリズムと禅の思想、iPadの3つを愛する40代ブロガーとして活動しています。
今回のテーマは「消費の悪循環」についてです。
モノの数は幸せの大きさに比例しない
モノの数は幸せの大きさに比例しません。消費による悪循環では幸せになれないことを、ミニマリストは知っています。
私たちの生活にはモノが欠かせません。洋服然り、仕事道具然り、寝具然り。ミニマリストもモノは持ちます。洋服を持たないミニマリストなんて、聞いたことがありませんよね。
洋服は生活に欠かせないモノです。この先どれだけ技術が進歩しても、人は洋服を着続けるでしょうし、私も服を所有しています。
しかしながら、多くの人が必要以上のモノを所有しているのにも関わらず、「まだ足りない」とモノを買い足しています。
モノに満たされることが幸福であり、モノが足りないと感じることに不安を覚えるよう、いつの間にかインプットされているからです。他にも、周囲が持っているモノと自分を比較し、「自分にはまだ足りない」と不安に感じてしまうことで、モノを求めてしまいます。
モノがある暮らしを幸せと思い込み、必要以上にモノを買い込んでしまう。周囲の目を気にして、あれもこれも、本当に必要なのかすら分からず、ただ不安を解消したいだけで購入してしまう。
モノを手に入れても、満足できるのはひと時だけです。一定の幸福を得られると、更に高い欲求を持ち、また周囲と比較して不安になり、モノを購入したくなる。これが消費の悪循環を生み出します。
自分が大切だと断言できるモノたちに囲まれた生活は幸せです。けれど、部屋を荒らしているモノがあるとすれば、それは邪魔でありストレスになるだけです。
モノを増やすだけでは幸せになれないことを、ミニマリストは知っています。
消費そのものが問題ではありません。消費主義からの誘惑を受け入れ、消費の悪循環を繰り返すことが問題なんです。
つまり「モノを買うことで幸せを掴める」といった考えが問題であり、モノを買う行為そのものは問題ではありません。
消費の悪循環から抜け出すには
思い込みが、人を惑わせます。なので、本当に必要か?と自問してみてください。
意識して商品と向き合うことで、無駄な消費は抑えられます。
目に入る広告は人を誘惑するように作られ、周囲が持つ魅力的なモノは、あなた自身との比較から不安に陥り、誘惑されます。
人はそれぞれ趣味趣向や立場、生まれや性格も異なるのですから、周囲が持つモノが必要とは限らず、「必要だ」と思い込んでいるだけかもしれません。
モノを購入するにはお金が必要です。お金を手に入れるには、生産活動を行うしかありません。CMにもあるように、お金は大事であり、よーく考えて使うべきです。
実際、ミニマリズムな生活を取り入れた私は、衝動買いが激減しました。
生きていくためにお金は大事です。
けれど、無駄な消費の悪循環に陥っては、働く時間が無駄に増えてしまい、自分だけの時間が無くなってしまいます。結果として、自分を苦しめることになるんです。
私たちは同じ人間でも異なる人間です。ひとり1人に必要なモノは異なります。
周囲のモノは関係なく、あなた自身が心から必要だと思えるモノに、大切なお金を投じてください。