【ミニマリスト】断捨離はどこから始める?ポイントやコツをステップ毎に解説

部屋のモノを断捨離したいけど…いったいどこから始めたらいいの?

本記事は、ご覧の疑問に向けた内容です。

こんにちは、YAITAです。

聴覚過敏を抱え、ミニマリズムと禅の思想、iPadの3つを愛する40代ブロガーとして活動しています。

断捨離はどこから始める?|40代ミニマリストの提案

まずは、あなたの生活に欠かせない場所から順に始めましょう。毎日過ごす部屋が快適であるほど、ストレスやパフォーマンスは回復していきます。

例えば私の場合、以下の順に断捨離しています。掃除もこの順番です。

  1. 自分の部屋
  2. トイレ
  3. 玄関
  4. キッチン(パントリー含む)
  5. リビング(妻のモノは触らない)
  6. ダイニング
  7. 自分以外の部屋(基本触らない)

自分の部屋を優先させるのは、何もない綺麗な部屋である方が気分も上がり、作業に集中しやすいからです。

とはいえ、妻と2人暮らしの私は、“妻のモノには触らない”という夫婦間のルールを設定しています。妻のモノを勝手に移動したり、捨てたりすれば、もちろん口論の発端になり得ますよね。

なので、それ以外を綺麗に掃除していきます。

断捨離のコツは明確なルール設定にあり

断捨離のコツは、明確なルール設定です。定義したルールに基づき、要る・要らないを判断していきましょう。

例えば私の場合、以下のルールを設定しています。

  1. ゴミの日を把握する
  2. 生活に不可欠なモノは捨てない
  3. 大好きなモノは捨てない
  4. 妻のモノは捨てない
  5. 同じモノは基本3つまで残す
  6. 迷ったモノは30日間保有してみる
  7. 自分で取捨選択する(他人に選ばせない)

ここでのポイントは、何を捨てるのか?ではなく、何を残すのか?です。

ゴミの日を把握する

まずはゴミの日を把握してください。特に不燃ゴミと粗大ゴミの日は、スケジュールに組んでおくことをおすすめします。

いざ捨てようにも、捨てる日が分からなかったり、実は昨日だったりするとモチベーションが下がるんですよね。

なので、ゴミの日を把握して「この日までにゴミをまとめよう!」とモチベーション維持につとめましょう。

生活に不可欠なモノは捨てない

当然ながら、生活必需品になるモノは捨てないでください。例えば、仕事道具や毎日使っている食器、消耗品などです。

あまりに多すぎるモノに関しては、数を減らすというのも有りです。例えば、割り箸のストックが多すぎるので減らすなどは問題ありません。

個人的な意見を述べさせていただくと、割り箸は来客時や緊急用に数本あれば十分です。

大好きなモノは捨てない

自分が大好きなモノを捨てると後悔するので捨てないでください。例えば、お気に入りの服やガジェットなどです。

大好きなモノを捨てるとショックですし、買い戻す手間も発生します。モノの数がミニマリストを定義しませんので、大好きなモノは捨てないでください。

仮に、似たような服が10着あって、どれも大好きな場合は残しても良いと考えています。

ただし、大好きだけど他に優先して着る服があれば、無くても良いのでは?と考えます。

妻のモノは捨てない

当然ながら、他人のモノを勝手に捨てるのは口論になるだけなのでやめてください。

家族で共有しているモノに関しても同様です。例えば、リビングのテレビを許可なく捨てるとかは口論になります。

同じモノは3つまで残す

“同じ種類のモノは基本3つまで”というルールを設定しています。「3」という数字に拘る必要はありませんが、数字を設定しておくと取捨選択しやすいです。

例えば、私の衣類は3を基準にしています。

インナーHanes :Tシャツ2着
アウターHIGHWAY NINE:Tシャツx2
UNIQLO:ウルトラドライクルーネックTx2
4着
ジャケット系ライダースジャケット
Less is:畳めるカーディガン
ZARA:ウォーターレペレントパーカー
3着
マフラーARMANI Collezioni1枚
普段着作務衣(上下)1セット
パンツGU:ウルトラストレッチスキニーx22着
下着と靴下下着x3
靴下x3
6着
計19
2024年2月現在

ちなみに、靴は5足あります。生活に必要な数が5足だったためです。

迷ったモノは30日間保有してみる

取捨選択の判断に困った場合、30日間使わずに保有してみましょう。

実際に無いモノとして扱うんです。1ヶ月過ごしたあと、再度「これは必要なモノ?」と自問してみてください。別に無くても良いと思えるモノは手放せば良いんです。

自分で取捨選択する(他人に選ばせない)

モノを手放す判断は、ひとつ1つ自分で行ってください。他人に任せると、自分にとっての“宝物”が相手には分からないためです。

大人数で一気に片付けた方が効率は良いものの、知らない間に大事なモノまで手放しかねません。モノによっては、買い戻しできない品もあります。

後日になって後悔しないためにも、自分のモノにひとつ1つ向き合って判断することをおすすめします。

さぁ、断捨離を始めよう:モノを手放す順番

設定したルールに沿ってモノを取捨選択していきましょう。

  1. あからさまなゴミを捨てる
  2. 使わなくなったモノを取捨選択する
  3. 大きいモノは粗大ゴミや不燃ゴミの日に合わせる
  4. 思い出の品は慎重に判断する

あからさまなゴミを捨てる

まずは、あからさまなゴミを処分してください。テーブルや机、床に転がっているゴミなどあれば、全て処分しましょう。

トイレにトイレットペーパーの芯だけが置いたままになっていませんか?100円均一SHOPで購入した便利グッズが、使われないまま放置されていませんか?ただ捨てれば良いだけの紙面が、山積みになっていませんか?

使わないのなら、捨てても問題ありません。

使わなくなったモノを取捨選択する

取捨選択するために、まずは残すモノ以外の全体数を把握しましょう。例えば服の場合、どの服が何着あるのか、どんな状態なのかを全て確認し、その後で判断してください。

衣類

まずは残す服を決めた上で、残さない服を選びましょう。例えば、趣味が変わって着なくなった服や、傷んでしまった服、サイズが合わなくなった服などです。

判断に迷った時は、30日ルールを使ったり、実際に袖を通してみたりして気分が上がるかどうかで判断してみてください。

マフラーや手袋といった季節限定のモノに関しては、個数制限のルールに沿って整理してみましょう。

ただし、どれも大好きで手放せない場合、無理に手放さなくても大丈夫です。

残す靴を決めた上で、残さない靴を選びましょう。下駄箱に置いたまま傷んでしまった靴とかはありませんか?1年も使わない靴は、ほぼ使いません。

本・漫画など

読まなくなったけど、とりあえず置いてあるモノに多いのが本や漫画の単行本などです。けれど本は、ものすごい場所をとります。今は電子書籍などでも手軽に読めますので、データ本に移行させるのも良いでしょう。

捨てられない本以外で、もう何年も読んでない本は、手放しても問題ありません。

ただし、家族で共有している本に関しては、家族と相談した上で整理しましょう。

雑貨

残す雑貨を決めた上で、残さない雑貨を選びましょう。お土産で貰ったり、誕生日で貰ったりした雑貨があるかもしれません。ホコリを被って景色と一体化している雑貨は、本当に必要でしょうか?

大好きな雑貨なら、大切に管理するはずです。

食器類

毎日のように使い、生活に欠かせない食器を残した上で、不要な食器を選びましょう。来客用にと沢山用意した食器類。最後に使った日はいつだったか思い出せるでしょうか。

ただし、勝手に捨てると口論になりますので、家族と相談した上で判断しましょう。

大きいゴミは、粗大ゴミや不燃ゴミの日に合わせる

地域によって粗大ゴミ・不燃ゴミの処理方法が異なりますので、「お住まいの地域 粗大ゴミの日」といったワードで検索し、捨てられる日と種類を確認してください。

大きいモノを手放すと空間に余白が生まれますので、スッキリした気持ちになれます。

思い出の品は慎重に判断する

アルバムや大切な人から貰ったモノなど、思い出が詰まった品の取捨選択は慎重に行いましょう。一度手放したら、もう買い戻せないケースもあるため、30日ルールを適用して本当に不要か自問してください。

ちなみに、私は卒業アルバムや写真などは処分しました。それらの思い出は、心の中に留まっていますので。

家にモノを持ち込まないことが1番の対策

部屋がモノで溢れる理由は、“部屋から出ていくモノより、部屋に入るモノの方が多いから”です。つまり、無駄な買い物を減らし、断捨離を続けることでモノは減っていきます。

ミニマリストも生活のためにモノは買います。けれど、必要なものだけしか買いません。“あったら便利かも”ではなく、“無ければ困る”モノに対してお金を払うのです。

私がミニマリストに目覚めて以降、1番驚いた変化は“衝動買いが無くなったこと”でした。

それ以前は、お得なセール品を見つけては“とりあえず買う”といった感じだったので、部屋にモノが散乱していたんです。特に、衣類に関しては酷い有様でした。

けれど、所有のルールを設定して以降、セール品を見かけても「今は十分持ってるから必要ない」といった判断ができるんです。おかげで節約になりましたし、服の管理に悩まされることもなくなりました。

色々な情報に溢れ、他人の目を気にし、欲しくないモノまで欲しいと勘違いしてしまっている現在、モノは少なくても、案外生活できます。

まずは身の回りを片付け、部屋に余白を作ってみてください。その余白から、あなただけの時間が生まれます。

ミニマリスト最大のメリットは、“あなただけの時間を取り戻せること”というのが持論です。

ぜひ、あなただけの大切な時間を取り戻し、今この一瞬にしかできないことを見つけてください。

今回は以上です。