【ミニマリスト】悲惨な末路に陥らない3つのポイント【モノを手放す前に確認しよう】

ミニマリストに興味はあるが「末路」という検索ワードも出てくる。失敗しない方法を知りたい。

本記事は、ご覧の不安を持つ人向けの内容になっています。

こんにちは、YAITAです。

作業の全てをiPadだけで行う、聴覚過敏症を抱えた40代ミニマリストライター兼ブロガーです。

ミニマリストの悲惨な末路

ミニマリストの悲惨な末路とは、目的や理由もなく、ただ“モノを捨てすぎた”ことによる悲壮感や孤立感を意味します。

まるで、引越したばかりの何もない部屋に、自分だけがポツンといるような。

「モノがない部屋で、自分は何がしたかったんだろう…?」

と感じた人は、ただ“モノを手放せば良い”という考えだけで行動した可能性があります。もしかすると、大事なモノまで手放してしまった後かもしれません。

それはミニマリストではなく、モノがないだけです。

何ない部屋に住むのがミニマリストではない

ミニマリストの中には、洗濯機や冷蔵庫すら持たない人もいます。ですが、心の豊かさを求めた理想のライフスタイルは、人それぞれですので、何を持たないか?はミニマリスト次第です。

例えばスマホ、服、食器など、衣食住に関わる最低限のアイテムは必要ですよね。では、最低限ではないモノをどう処理するのか。

  • 「テレビを持たないのがミニマリスト」
  • 「床にモノを置かないのがミニマリスト」
  • 「テーブルを置かないのがミニマリスト」

といった考えを持っているのであれば、ぜひこの機会に考えを改めてください。

ミニマリストとは、自分がやりたいことに集中するためモノを手放し、シンプルなライフスタイルを理想としている人です。

テレビを持たない、床にモノがない、テーブルを置かないなどは、集中するために行ったミニマリスト個々人の手段であって、モノを手放す・捨てることが目的ではないんです。

つまり、目的や理由もなくモノを手放すと、自分だけがポツンといるだけの末路に陥ります。

悲惨な末路に陥らない3つのポイント

ミニマリストで悲惨な末路に陥らないためのポイントは3つです。

  1. 自分が1番にやりたいこととは何か?
  2. やりたいことに必要なモノ・大好きなモノは何か?
  3. やりたいことを邪魔するモノは何か?

順に解説しますので、モノを取捨選択する前に考えてみてください。

自分が1番にやりたいこととは何か?

あなたが今、1番にやりたいこととは何でしょうか?モノを手放してからの未来を考えてください。

当ブログで何回もお伝えしていますが、ミニマリスト最大のメリットは“自分の時間を取り戻せること”だと考えています。

情報に溢れ、選択や思考に疲れている私たちに与えられた“自分だけの時間”は、少ないと感じないでしょうか。

スマホゲームやSNSで時間が過ぎていく。ストレス発散のために遊んでいるつもりが、逆にストレスとなってしまうケースもあるでしょう。

1日はあっという間に過ぎていき、失った過去を取り戻すことはできません。今という時間は一瞬しかなく、すぐに過去へと移行します。

今しかできないことをやりたい。今からでも、自分がやりたかったことに挑戦したい。あなた自身が、本当にやりたかったことを思い出してください。時間は有限であり、待ってはくれません。

例えば私の場合、ブログを書くことです。

やりたいことに必要なモノ・大好きなモノは何か?

やりたいことが明確になったら、やりたいことに必要なモノを選んでください。同時に大好きなモノも選んでください。それらのモノを捨ててはいけません。数が多すぎるなら間引きする程度にとどめましょう。

例えば私のやりたいことは、ブログを書くことだとお伝えしました。つまり、必要なのはブログを書くデバイスであり、大好きなモノはiPadです。

はい。環境ができあがっています。

ライティングやブログ更新に関して言えば、iPadで十分賄えます。ですので私は個人のPCを所有していません。Webライティングのお仕事を請け負う時は、iPadで執筆して納品しています。

この生活を数年続けていますが「iPadだから仕事を任せられない」と断られたケースは一度もありません。
※Windows限定の案件とかは無理ですけどね…。

あなたにとって、やりたいことに必要なモノ・大好きなモノを厳選してください

例えば、大きなテレビで映画を見るのが大好きな人に、テレビは捨てられませんよね。テレビの有無がミニマリストを定義しませんので大丈夫です。

やりたいことを邪魔するモノは何か?

最後に、やりたいことを邪魔するモノが何か?を探してください。

例えば、PC作業をしたいけどデスクが散らかっているのなら、デスクを片付ける。特に好きでもないけど、本棚の本へ手が伸びてしまうなら、本棚ごと整理する。SNSの“イイネ”が気になるなら、SNS閲覧を制限するなどです。

人は誘惑に負けるものなので、誘惑に負ける自分を責めないでください。ただ、本当にやりたいことはできず、時間が過ぎていくのは事実です。

「時間が勿体無い」

と感じるのであれば、邪魔するモノを手放してください。

やりたいことを出来ている時は気分がいい

これまでお伝えしてきたように、ミニマリストは自分がやりたいことのために、邪魔なモノを手放します。

本当にやりたいことを出来ている時間は、とても気分がいいです。ストレス発散にもなりますし、何より没頭できます。

私のやりたいことはブログを書くことなので、ブログを書いている時や、ネタや構成を考えている時が1番楽しいんです。自身が楽しいことをしているのでストレスも感じません。

没頭できるくらい、大好きなことを見つけられる。

これも、ミニマリストのメリットかなと考えています。

ミニマリストは人を選ぶ|合わないならやめていい

「ミニマリストは人を選ぶ」が持論で、全ての人にミニマリズムが合うとは限らないと考えています。

やりたいことを見つけ、必要・大好きなモノを持ち、邪魔するものを手放したとして、極端すぎるミニマリズムなライフスタイルが合わない人もいるでしょう。

ミニマリズムなライフスタイルが合わないと感じたのなら、ストレスになるだけなのでやめてください。

下記記事でも書いています。

まとめ

ミニマリストを始めようとモノの取捨選択をする時、以下の3点を意識してください。

  1. 自分が1番にやりたいこととは何か?
  2. やりたいことに必要なモノ・大好きなモノは何か?
  3. やりたいことを邪魔するモノは何か?

ミニマリストは、自分がやりたいことへ集中できる環境を作るために、あえてモノを手放しています。

パッと見で「何もモノがない部屋=ミニマリスト」と判断してしまう人もいるでしょう。

けれど、ミニマリストそれぞれに“やりたいこと”が明確にされているはずです。

空っぽの部屋にポツンといるだけの末路に陥らないためにも、上記3点を意識しましょう。

今回は以上です。