今回は「ミニマリストの文房具」について書いていきます。
こんにちは、ミニマリストYAITAです。
音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。
ミニマリストの文房具|ボールペン1本だけ

私物の文房具はボールペン1本だけです。それ以外の鉛筆やシャープペン、ボールペン、メモ帳は持ちません。理由は、iPadとApple Pencil、iPhoneで事足りるからです。
家に届く書類関連のサイン用として、ボールペン1本を所有しています。この生活を3年近く続けていますが、書くモノに困った経験は一度もありません。
個人的な意見ではありますが、iPadはミニマリズムを加速させる便利デバイスです。
メモはiPadやiPhone上で済ませる
何かをメモするときは、基本的にiPadとApple Pencilです。
仕事や生活によりますが、鉛筆やシャープペンが必要な場面が私にはありません。したがって、書くモノが不要なら、書く紙も不要になります。
書くことが必要ならiPad上で済ませますし、アナログ用としてボールペン1本あれば対応できます。
唯一持っているボールペンも、1ヶ月に数回触る程度です。
私が愛用しているのは、iPad Pro4(11インチ)と Apple Pencil2です。 Apple Pencilの愛用歴は約3年ほど。
MacBookに勝るiPadのアドバンテージは、デジタルノートにあります。
ふと気づいたことをメモしたり、思考を書いて可視化したりと、キーでタイプするより書いた方が早いことってありますよね。
iPadならApple Pencilで触れるだけです。紙の枚数やインク切れで書けない心配はなく、いつ、どこでも使えます。
MTGや話し合いの場でもiPadとApple Pencilで対応
先日、母が居る施設へ伺い、ケアマネさんと1時間ほどの面談を行いました。この時もいつものiPadを持参し、面談を行いつつ内容をまとめます。後で妻と情報を共有するためです。
面談時に覚えていても、時間が経つと内容が曖昧になっていることってありますよね。物覚えの悪い私は、その場でメモするようにしているんです。
また、言葉で伝えるより、書いて見せた方が伝わることもあります。そんな時も、iPadで対応できるんです。

施設のケアマネさんと、話をしながらiPad画面で共有できます。綺麗な字とは言えませんが…。
iPhoneのメモアプリで共有
iPadを持ち歩いていない時は、iPhoneのメモアプリを使います。
話を聞きながらのスマホは失礼に取られる可能性もあるので、事前に「スマホにメモさせて下さい」と伝えてから取り出す感じです。
iPad(デジタルノート)を持つメリット3つ

鉛筆やボールペンを使わないメリットが3つあります。
- ゴミが出ない
- 手帳やペンを探す手間がない
- インク・芯・紙類の心配がない
順に解説します。
ゴミが出ない
1番に感じるメリットは、やはりゴミが出ないことです。芯や紙くずなどのゴミは一切出ません。
芯や紙を補充することがないので、ストックの必要もありません。芯や紙を管理せずに済みますし、持ち歩くこともありません。
また、消しゴムを使った残りカスを片付ける手間もなく、綺麗な部屋を維持できます。
手帳やペンを探す手間がない
iPadにメモるので、手帳を出したり閉まったりといった動作や、手帳を探す手間がありません。
iPadの側面に固定できるApple Pencil2は、使い時に外して元に戻すだけ。側面部分に固定されている間に充電も行えます。
インク・芯・紙類の心配がない
メモする時に芯がきれていたり、書く紙がなかったりするとガッカリしますよね。
デジタルでは、インクや芯、書く紙がなくて困るといった心配は無用です。ただし、バッテリーという概念(デメリット)が付きまといます。
アプリによってはカラーバリエーションやペンも豊富なので、好みのノートにカスタム可能です。もちろん消しゴム機能もあり、アンドゥ(ひとつ戻る)もできます。
また、 Apple Pencil2のバッテリー切れを起こした経験がありません。よほど長時間使用し続けない限り問題ないでしょう。体感ですが、8時間は使えます。
iPad(デジタルノート)を持つデメリット3つ

当然、デメリットもあります。
- デバイスによっては高額
- バッテリーが切れると使えない
- コンパクトでは手帳に劣る
順に解説します。
デバイスによっては高額
デジタルノートの目的で数万円するデバイスは高いです。ペンやケース、周辺機器に拘りだすと、値段はさらにはね上がります。
手軽に持ち運べるメモ帳、ノート感覚で使うのなら、iPad mini6とか使いやすそうですよね。
けれど、64GBで約8万円ほどします。
手帳やノートとして使うなら、持ち運ぶことを考慮して保護ケースも必要です。落として故障したら大変なので。
また、精密機器なので雨天時には気をつけないといけません。
他にも、熱が篭る場所に放置するのも危険です。例えば、夏の車内に放置しておくと、バッテリーが膨張する可能性もあります。
バッテリーが切れると使えない
バッテリーが切れると、ただの荷物と化します。心配な人は、ケーブルやモバイルバッテリーを備えておくと安全です。
私はニトリの3in1巻取り式ケーブルと、Anker製のモバイルバッテリーを使っています。

充電器とモバイルバッテリーの両方を備えた優れ物。コンセントの差し込みプラグが付いているので、普段は充電器として、外出時にはモバイルバッテリーとして使えます。
コンパクトでは手帳に劣る
iPadは胸ポケットに入らず、コンパクトさを求める人にデジタルノートは向いていません。
iPadの大きさにもよりますが、一般的なノート位のサイズです。常に持ち歩きメモを取るには少し大きく、邪魔に感じる人もいるでしょう。
アナログのペンは必要です
もの凄いはやさでデジタル機器は進化していますが、現在でもアナログで文字を書く機会は多くあります。最近では、母の入院手続きで久しぶりにボールペンを持ちました。
鉛筆やシャープペンの芯、紙によってムダにゴミが増えていきます。
シャープペンやボールペンの芯やインク切れ、書く紙にお悩みの人は、デジタルノートに移行する選択肢もあります。
実際に私はデジタルで文字を書きますし、アナログを使う機会はほとんどありません。仕事や生活は人それぞれですが、私が所有する文房具は、ボールペン1本だけです。後は全てiPad上で対応します。
とはいえ、デジタル機器は高額ですよね。
なので購入するなら、必ず使い勝手を確かめた後で検討しましょう。衝動買いすると、後悔するかもしれないからです。
Apple Shopや家電量販店などでデモ機を触れます。まず実際に触れてみて、自分に合うか確かめて下さい。
検討するのは、その後でも遅くありません。