ミニマリストにはなれない…。
本記事の結論をお伝えします。
ミニマリズムは自己流で構いません。他の人が持っていないからといって、あなたも捨てなければならない理由にはなりません。ミニマリズムは、あなた自身がどうシンプルな暮らしをしたいか?です。
本編が気になる人は、どうぞ読み進めてください。
こんにちは、YAITAです。
聴覚過敏を抱え、ミニマリズムと禅の思想、iPadの3つを愛する40代ブロガーとして活動しています。
ミニマリストになれない人へ向けたミニマリズム
まずお伝えしたいのは、ミニマリストに明確な定義はありません。
理由は、ミニマリストそれぞれに趣味趣向や理想のライフスタイルが異なるためで、定義そのものが意味をなさないんです。
つまり、あなた自身のミニマリズムを見つけて行動し、心豊かなシンプルライフを目指せば良いってこと。
重要なのは、冒頭でお伝えしたように“あなた自身がどうしたいか?”であり、行動を起こすのもあなた次第です。
ミニマリストになれない理由とは?
モノを手放すのがミニマリストではなく、大切なモノを選び、残すのがミニマリストです。
ミニマリストになれない・なれなかった理由は何でしょうか?
- モノを手放せられなかったから?
- 理想の環境を作れなかったから?
- 周囲の視線が不安だから?
モノを手放せられなかったから?
モノを手放すのが勿体無い。貰い物やプレゼントとして貰ったから手放せられない。そもそも整理や断捨離する時間も無い。色々と理由は考えられます。
まずは、あなたが絶対に手放せないモノを選んでください。選んだら、手放せない理由と役割、残すことで得られる価値について自問してください。
「なぜ残したのか?」
「どんな役割があるのか?」
「残すことで、自分の生活にどんな価値が得られるのか?」
例えば、私ならiPadです。iPadが無いと仕事もブログもできません。生産の手段であるiPadが無いと何もできないので、私にとって手放せないモノなんです。
手放せないモノを選んだ後、他のモノに関しても同様の方法で取捨選択を行なってください。
“とりあえず”や“念の為”、“安かったから”といった理由で購入したモノがいくつかあるはずです。それらは、本当に必要なモノでしょうか?
捨てるのが勿体無いなら、メルカリで売ったり、寄付したりして、モノの価値を他の人へ託す方法だってあります。勿体無いのは、手に入れたモノが使われないまま劣化していくことです。
他にも、プレゼントで貰ったモノや思い出の品々を捨てられないケースはありますよね。モノに思い出が宿るのは確かです。けれど、モノの中にその人はいません。写真などのデータに残しておく方法もあります。
「無理矢理にでも手放せ」とお伝えしたいのではありません。本当に必要なモノなら残すべきですが、それを今後何年も続けていくと、モノは景色と一体化していき、モノへの関心が薄れていきます。
残すことで、自分の生活にどんな価値が得られるでしょうか?
自問の対象にすらならなくなります。気がつくのは、引越しや遺品整理といった“嫌でもモノと向き合う時”です。
理想の環境を作れなかったから?
私はミニマリストしぶさんの影響を受け、ミニマリズムに目覚めました。あなたにも理想とするミニマリストがいるでしょう。理想の環境を作れないからといって、ミニマリストになれないわけではありません。
ミニマリストはそれぞれ趣味趣向、理想のライフスタイルが異なります。理想のライフスタイルが、あなた自身に適さないかもしれません。
なので、あなた自身に適したライフスタイルへ改良すれば良いんです。
「ミニマリストはこうあるべき!」
といった固定概念は要りません。あなたに適したミニマリズムを実施してください。
周囲の視線が不安だから?
周囲の視線が気になる人は気にしすぎです。私も服装がガラッと一変した時は周囲の視線が不安でした。けれど、周囲は何も変わりません。
「あっ、大丈夫なんだ…気にしすぎだったんだ」
と感じた時には、気が楽になりました。
「ミニマリスト的な生活をしてると見られるのが恥ずかしい」のなら、言わなければいいだけですし、見せても変に見られない部屋や服装にすれば良いだけです。
ミニマリストは人を選ぶ|合わないならやめていい
あくまで持論ですが、ミニマリストは人を選びます。
多種多様な人たち、生き方がある中の1つにミニマリズムのライフスタイルが存在する感じです。なので、性格的に合わない人は必ず存在します。
よって、合わない生活を続ければストレスになるだけなので、「自分には合わないなぁ…」と感じたらやめてください。
私はミニマリストの情報を発信していますが、あなたをミニマリストにしたいとは一切考えていません。
ミニマリストが持つモノ・持たないモノ
「ミニマリストなのに、なんで車持ってるの?」
「ミニマリストに椅子って必要なの?」
と、面白半分に揶揄されることがあります。
上述した通り、ミニマリストに明確な定義は存在しません。なので、あなたの生活に必要なモノを持つべきです。
何でもかんでも手放していくと、ただ息苦しい部屋にポツンと残るだけになってしまいます。それはミニマリズムではありません。大切なモノまで手放しているのですから。
例えば、私の部屋にTVはありませんが、リビングにはあります。妻がTVを観るためで、大きなソファーもありますし、テーブルもあります。
部屋にあるモノには全て“役割”があり、役割があるからこそ必要なモノなんです。
役割を見出せない、持ってても価値を生まないモノをミニマリストは手放します。
なので、ミニマリストは持たないモノの代表例としてTVがあるものの、生活にTVが不可欠な人は持って構わないんです。TVの視聴が大好きなんですから。
他にも、服を10着しか持っちゃダメってルールもありません。洋服が大好きな人は、10着以上持ってても構いません。ただ、自分で管理できるまでの数をオススメします。管理が行き届かないと、洋服は傷んでいくだけです。
ミニマリストのメリット
ミニマリストのメリットは、モノや執着から解放されることで、自分だけの時間を取り戻せることです。
自分だけの時間を得ることで、本来やりたかったこと、すべきことに集中できる環境を得られます。
周囲には役割を持った必要・大好きなモノで溢れ、自分の時間を楽しめる空間になるはずです。
なので、モノを手放すのがゴールではなく、スタートなんです。
「ミニマリストならこうであるべき!」
といった固定概念を手放し、あなただけのミニマリズムを探し求めてください。
重要なのは、大好きなモノを残した上で、あなたはどうしたいのか?です。
例えば私の場合、ブログを書き続けることです。