「MacBookでよくない? …結局、どっちがいいの?」
本記事の結論を先にお伝えします。
ミニマリストだからといって、どちらかに拘る理由はありません。あなたの好きな方を選べばいいんです。私がiPadを選んでいるのは“iPadの方が好きだから”で、それ以上の理由はありません。
もっと具体的な解説を知りたい人は、読み進めて下さい。
こんにちは、YAITAです。
聴覚過敏を抱え、ミニマリズムと禅の思想、iPadの3つを愛する40代ブロガーとして活動しています。
今回のテーマは「ミニマリストにiPadはいるのか?いらないのか?」です。ちなみにiPad Pro4を使っており、当ブログもiPadで書いています。
ミニマリストにiPadはいる?いらない?|好きにすればいい

あくまで、私個人の意見を述べさせていただくとすれば…「ミニマリストに関係なく、iPadを使いたい人が使えばいい」です。
「ミニマリストだからiPadを持っている」
「ミニマリストはiPadを持つべきだ」
「いや、ミニマリストにiPadは不要だ」
といったそれぞれの主張は個人の主張であり、趣味趣向やセンス、価値観が異なるミニマリスト全体に言えるワケではありません。もちろん、私の主張も個人の意見に変わりありません。
すなわち、ミニマリストそれぞれが“自分にとっている?いらない?”を判断すればいいんです。
仮にあなたが、MacBookかiPad、どちらかを購入しようと検討しているのなら、少し考えて欲しい点があります。
前提として、MacBook(PC)とiPad(タブレット)は、似ているようで違うデバイスです。
MacBookとiPadは違うデバイス
「MacBookでできることは全て、iPadで同じようにできる」とお考えでしたら、そこは少し違います。PCとタブレットはそれぞれ別のデバイスです。
MacBookでできることが、iPadになるとできないケースはあります。逆も然りです。
例えば、デザインツールの“Clip Studio(通称クリスタ)“。PCでは買い切りで本アプリを使用できますが、iPadではサブスク制です。同じツールなのに、価格面で違いがあります。MacBook用のライセンスは、iPadで使えません。なので、追加でサブスク費用が発生するんです。
以前、MacBookの“SideCar”を利用して、iPadを液タブ化させる方法を当ブログでご紹介しました。
当記事は、MacBookで起動したクリスタ(アプリ)を、iPad画面に映し出し(ミラーリング)て対応する方法を解説した内容です。
他にも、MacBook(PC)だとできる操作が、iPad(タブレット)だとできないケースも多々あります。PCとタブレット両方に対応している同じアプリだからといって、全く同じように扱えるとは限らないんです。
いらない?いる?の判断|大事なのはiPadで何がしたいのか
現在、iPadの購入を検討されているのであれば、iPadユーザーとしてお伝えできる点は1つです。
“あなたはiPadで何をしたいのか”という明確な購入理由が言えないのなら、購入をおすすめしません。
- Apple Pencilを使ってどこでもデザインできる環境が欲しい
- 場所に捉われず、動画・映画を観たい
- ゲームアプリをiPhoneより大きい画面、高画質で遊びたい
- 高性能なデジタルノートを持ち歩きたい
- ビジネスシーンで活躍できる高性能なタブレットが欲しい
購入理由は人それぞれあるでしょう。私は「電話がかかってこないタブレットが欲しい」というのが理由の1つでした。とにかく“自分の時間を誰にも邪魔されたくなかった“という想いが強かったです。
iPadのみで生活が成立する理由|iPadはいらない?「いいえ」

冒頭でお伝えした通り、私はiPadだけで仕事やブログ更新を行います。iPadだけで生活が成立する理由は単純で、“iPadでできることしかしていないだけ”です。
ライティングに関して
Webライティングの執筆業は、主にWordPressやGoogleドキュメント、Wordなどで納品します。ブログ更新に関してもWordPressで行うので、こちらもiPadだけで作業可能。画像の準備や編集、情報収集等もiPadでできます。すなわち、ライティングに関して言えば、iPadだけで十分事足りる状態なんですよね。
特にGoogleドキュメントが優秀で、ライティング業を検討している人にはオススメのアプリです。Googleドキュメントに関する記事もあるので、良ければ併せてご覧下さい。
また、iPadだけで記事作成やブログ執筆に関する記事もあります。
ただし、ライティングに関して注意したい点があります。
ライティング業で難しいのは、クライアントによって作業方法や納品方法が全く異なるという点です。時には、自社オリジナルツールを使っての編集〜納品を行うケースがあります。他にも、Windowsだけに対応したツールをインストールし使うケースもありました。
私のようにMacオンリーで、尚且つiPadだけでは仕事になりません。
※対策として、WindowsのノートPCを持っていた時期がありました。
iPadには私の理想が全て揃っていた
Magic KeyboardやMagic Mouse、Apple Pencilなど別途必要になるモノはあるものの、私にとっての理想はiPadだけで全て完結できました。だから、私はiPadを選んでいます。
iPadならゲームアプリも豊富ですし、Kindleで本を読んだり、Youtube動画を楽しんだりも余裕。ソファーに寝っ転がりながらなど場所も自由です。Apple Pencilでノートの様に使えますし、頭の中を整理する際にも役立ちます。
私は11インチのiPadで持ち運びに困らず、iPadだけなら重くありません。どこでも手軽に持ち運べ、思いついたアイデアを即座にメモもできます。
お風呂や寝る時、日課にしているウォーキング以外は、ほぼiPadに触れている生活です。iPadがないと生活にならないレベルで、私にとっては必需品と断言できます。
MacBookを手放した理由
先代のiPad Air4を愛用していた時、“あえて”MacBookを使わない環境にして作業してみました。ユニバーサルコントロールも使用せず、iPadだけの環境で不便に感じるのか?を実験してみたんです。
結局、iPadだけで仕事は完結できました。納品に関しても困らず、ブログ更新も問題ありません。
「なら、MacBookをもっと有意義に使ってくれる人に譲った方がいい」と判断し、手放すことにしました。
いらない?いる?を考える前に|iPadで何ができるのか
iPadでできることを、思いつく限り書いてみました。
情報収集 | 動画や音楽の視聴 | 読書 |
マインドマップ | スケジューリング | ライティング |
資料作成 | 画像・動画の編集 | ゲーム |
デジタルノート | メモ帳 | サブモニター |
液タブ化・デザイン | オンライン会議 | SNS |
大画面のカーナビ | 勉強 | カメラ・動画撮影 |
また、iPadの使い道について書いた記事もあります。良ければ併せてご覧下さい。
何度も恐縮ですが、iPadで何がしたいのか?を明確にした上で検討をオススメします。「とりあえず新しいのを買ってみた」とかでは使用目的が分からず、使い道をなくなったiPadは埃をかぶってしまいかねません。
それでは邪魔なモノが増えてしまうだけです。
iPadの残念な点
iPadは器用貧乏みたいな所があります。MacBookを手放して以降、苦労した点は実際にありました。
例えば、2画面にできないことや、PCなら簡単にできることが、iPadだと専用のアプリを入れないと使えないケースがあります。iPadなら場所を問わず色々と作業できますが、PCレベルの細かい作業になると、対応したアプリが無いと動かせません。
他にも、iPadはiPhoneの“ヘルスケア”や“Apple Watch”に対応していません。そのため、ヘルスケアやApple Watchを活用するにはiPhoneが必要です。
まとめ:ミニマリストとは
ミニマリストとは、“必要最小限のモノで生活する人達”と認識されていますが、少し異なります。“自分のやりたいことを強調ために、あえてモノを少なくしている人”です。
自分にとって必要なモノを必要な時に、必要な分だけ持ち合わせていれば良い。というスタイルが、“必要最小限のモノで生活している”というイメージに認識されるワケです。
とはいえ、ミニマリストにも様々な趣向やセンス、価値観を持ち、「ミニマリストの正確な定義に意味は無い」と著者であるミニマリストしぶさんは言います。
それぞれのミニマリズムを追求すれば良いんです。
そのため、ミニマリストに関係なく、“自分にとってiPadが必要だ”と断言できるなら、iPadの素晴らしさを体感し、フル活用して下さい。
今回は以上になります。