【2024年】ミニマリストは時代遅れ?|40代ミニマリストが伝える結論

ミニマリストに興味あるけど、今更始めるのは時代遅れで恥ずかしいかな…?

本記事は、ご覧の疑問にお答えします。

こんにちは、YAITAです。

音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。

2024年:ミニマリストは時代遅れ?

2015年頃から話題になったミニマリストですが、「流行りの波に乗り遅れた?」という意見なら、乗り遅れているかもしれません。ただ重要なのは、ライフスタイルに時代は関係なく、あなたにとってミニマリズムな暮らしが必要かどうかです。

「ミニマリストとして脚光を浴びたい!」
「ミニマリストでメディアデビューしたい!」
「ミニマリストを職業(生活の糧)にしたい!」

といった考えを持っているなら、時代遅れかなぁ?違うかなぁ?と私は考えています。ミニマリストの言葉に新鮮さや真新しさはなく、世間に広く周知されているからです。

そもそもミニマリストは1つのライフスタイルであり、時代に拘る必要はないと考えています。

「ミニマリストを世間にアピールするのが恥ずかしい…」
「周囲の反応が気になるし不安…」

というのなら、ミニマリストの生活を送りつつ、世間にアピールしない選択肢があります。自分は意識していなくても、周囲から「〇〇さんってミニマリストだよね」と言われるケースもあるでしょう。

他にも……

「ミニマリストブログを始めて収益化を狙いたい!」

と検討している人も時代遅れかなぁ?と考えています。

ブログ収益化を本気で考えた場合、アクセス数に大きく影響する旬のジャンルを攻めた方が、収益化を見込めます。当ブログはもともと、ライティングスキルの勉強を兼ねたゲーム攻略ブログで、正直言って当時の方が稼げていました。

ブログ収益を検討されているのなら、『誰もが知りたがる情報だけど、面倒でやりたがらないコンテンツ』をおすすめします。

したがって「流行りの波に乗るとか、目立ちたいとか、お金を稼ぐとかの目的でミニマリストを始めるなら、時代遅れなのかなぁ?」というのが私の意見です。

ミニマリストは人を選ぶ

「ミニマリストは人を選ぶ」が持論で、全ての人にミニマリストのライフスタイルが合うとは限らないと考えています。世界には多種多様な人たちが共存しており、その一部にミニマリストがいるといった感じです。

「ミニマリスト やめました」
「ミニマリスト つまらない」

といった検索ワードが存在します。実際に始めてみたものの、理想と現実の違いに戸惑い、不安を覚えたのでしょう。

大切なモノまで捨ててしまったのかもしれないし、部屋を全て空っぽにしたもかもしれません。ミニマリストは、自分にとって意味のあるモノを厳選するのであって、部屋を空っぽにするのがミニマリズムでは無いんです。

当ブログで何度もお伝えしていますが、私個人は、あなたをミニマリストにしたいとは一切考えていません。ミニマリストの中でもそれぞれに違った価値観や趣向を持ち、全く異なる生活を送っています。

ミニマリストの生活が肌や性に合わなければ、ストレスになるだけなのでやめてください。

下記記事で解説しています。

新しいライフスタイルに時代は関係ない

新しいライフスタイルへの変更に時代は関係ないと考えています。冒頭でお伝えした通り、あなた自身がミニマリズムを生活に取り入れたいか・否かです。

片付けの知識やノウハウを世界に広めた近藤麻理恵さん、カナダ在住のミニマリスト筆子さん、そしてミニマリストしぶさん含め、今でもミニマリストのジャンルを牽引している方々は沢山います。

私もミニマリストの1人として情報を発信していますが、情報を発信し続ける理由は、ただ1つ。

「モノを持たないシンプルな暮らしは、意味的な価値を持つライフスタイルの1つだ」と伝えたい・知ってほしい・共有したいからです。

2023年から始めたミニマリスト

2022年12月、ミニマリストしぶさんの著書「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」と出会って以降、マキシマリストだった私はミニマリストに目覚めました。

メインブログをゲームブログからミニマリストへシフトし、今こうしてミニマリストの情報を発信しています。

色々なモノを手放してきましたが後悔はしておらず、むしろ「手放して良かった」と感じているほどです。もし必要になれば、また買い戻せば良いですし、買い戻したモノは今のところありません。

ミニマリスト以降、生活が豪華・優雅になるわけもなく、逆に質素な生活を送っています。

環境は大きく変わりましたが、モノへのストレスから解放されたことで、生活に余白が生まれました。

私がほしかったのは、余白(自分らしくいられる時間)だと気づけたんです。

今までとは全く異なる生活

“コペルニクス的転回”と言うと大げさかもしれませんが、ミニマリストになると、モノに対する考え方や価値観はガラリと変わります。

私個人で特に変わった部分は、服やガジェット、お菓子の衝動買いが無くなったことです。外出すれば、何かしらのモノや食べ物を買っていた私ですが、緊急時以外は無くなりました。

服屋さんに行っても「必要な分の服は持っているし、欲しい服がない」という理由で買いません。

食材の買い出し時には必ずお菓子(ポテトチップスうすしお)を買っていましたが、「必要なカロリーは取れている」という理由で、調整用のチョコ以外は買いません。

外出時の水分補給は、水筒かタンブラーを持参するので、コンビニにも寄りません。飲むのはコーヒーか水のみです。

おかげで節約につながり、175cmの身長でMax体重72〜62Kgまで下がりました。最近は65kgを維持できるように調整しています。

ミニマリストの生活って楽しいの?

といった疑問を持たれるかもしれません。

私個人は「以前より充実している」と断言できます。

モノの無い生活は、自分が本来やりたいことに集中できるのですから。

モノを手放すことで生まれる余白

自身の生活に欠かせないモノは捨てません。生活に必要なモノまで手放せば不便なので、生活する上で不要なモノ、手放しても困らないモノだけを手放します。

モノを手放すと空間が生まれ、空間は余白を創ります。余白とは、今の状態に気づきやすく、自分らしくいられる時間です。

私の持論ですが『ミニマリスト最大のメリットは、自分だけの時間を取り戻せるこだ』と結論づけています。周囲にムダなモノがないことで、自分のやりたいことに集中でき、自分と向き合える時間(余白)を得られるからです。

スマホやタブレット、PC画面からは無数の情報が流れ、私たちを日々誘惑し続けている現在。いつどこでも誰かと繋がれる私たちの日常は、様々な体験ができる一方、自分と向き合える時間を奪っていきます。

「自分は何がしたいんだろう…?」
「自分って何なんだろう…?」

といった悩みをお持ちの人は、素直な自分と向き合える時間が足りていないのかもしれません。誘惑から逃れられる場所を確保し、何もしない時間をおすすめします。

例えば、ひとり散歩とか。

これからミニマリストな生活を始める人へ|6つの意識

あなたの生活に必須なモノ、大好きなモノは残す。それ以外を一旦片付ける・別の部屋へ移動させる・または、一定期間使わないといった個人ルールを設定し、まずモノのない暮らしを体験してください。

いきなりモノを捨て始めるのはおすすめしません。必要なモノまで捨てかねないからです。私がモノの取捨選択をする際、1ヶ月使わなくても生活できるか?の個人ルールを設定していました。

デジタルミニマリストも、自分らしくいられる時間の確保におすすめですが、いきなりのアカウント削除は戸惑いや不安も生まれます。特に、毎日の様にSNSを活用している人にとっては難しいでしょう。

なので、最初は“スマホを触らない習慣作り”とかでも構いません。

そして、以下の6点を意識してください。

  1. あからさまなゴミはすぐ捨てること
  2. 自分らしくいられる時間を確保すること
  3. モノの取捨選択時に「必要なモノか?」を考えること
  4. モノの数・状態を確認・把握すること
  5. ミニマリズムを他人に強要しないこと
  6. 1日1個のガラクタを捨ててみること

あからさまなゴミはすぐ捨てること

まずは、あなたの生活環境周辺を片付けてください。

この際、生活ゴミは真っ先に捨てましょう。ゴミの日に捨てればいいだけなので、ゴミ袋にまとめておくだけです。

着ていない衣類や読まなくなった本、使わないゲーム機や家電製品、ただ置いてあるだけのモノに関しては、ゴミを片付けた後で構いません。

自分らしくいられる時間を確保すること

自分らしくいられる時間とは、自分が素直な気持ちでいられる時間であり、誰にも邪魔されない時間。言い方と変えれば孤独です。

特に、本来の自分に向き合えていない人は、あえて孤独になれる時間を設けましょう。

やり方は、通勤や帰宅途中の電車やバスの車内、または徒歩で歩いているとき、スマホを見ない様に意識することです。お風呂やサウナとかでも構いません。

自分に向き合える時間の確保は、自分の考えや今の状態を知れるきっかけを与えてくれます。

モノの取捨選択時に「必要なモノか?」を考えること

モノを購入するときや手放すとき、自分の生活に本当に必要なモノか?をじっくり考えてください。

「あったらおそらく便利だろう」
「すでに持っているけど、念の為に買っておこう」

といったモノは、基本的に買わなくても問題ありません。生活に必ず必要なモノではないからです。

とはいえ、有事の際に必要な備蓄などは、多めに確保してください。災害大国日本では、いつ、どこで、大きな災害が起こってもおかしくありません。

モノの数・状態を確認・把握すること

ミニマリストは、生活に必要なモノの状態を把握・管理することで余計なストレスから解放されます。要は、管理するモノが少ないほど、ムダに疲れません。

モノの取捨選択、所有するモノの数に困ったら、あなたが管理できる数までを1つの目安にしてください。

例えば私の場合、ミニマリストしぶさんを参考に、“同じモノは基本3つまで”としています。3種類のカバン、3着のTシャツなどです。

仮に、生活する上で3つじゃ足りない場合、必要な数を補充しましょう。私の生活に靴は5種類必要なので、5足所有しています。

ミニマリストは生活を豊かにするためにモノを取捨選択するのであって、生活が不便になってはストレスです。

ミニマリズムを他人に強要しないこと

ミニマリストが煙たがられる大きな理由に、ミニマリズムの価値観や素晴らしさを強要する・押し付けることが挙げられます。

ミニマリスト自身は「善かれと思って…」伝えた言葉が、相手からすれば「有難迷惑だ…」になりかねません。

ミニマリストから見た相手の所有物が、“要らないモノ”に見えたとしても、所有者からすれば“生活に必要な宝物”かもしれないからです。モノに対する趣向や価値観は、人によって大きく異なります。

そのため、他者が所有するモノに対して口を挟むことは、煙たがられる大きな要因です。

仮に、取捨選択の相談を受けた場合、アドバイスする感覚で意見を伝える分には問題ないと考えています。

ただし、モノの取捨選択を決定するのは、ミニマリストではなくモノの所有者です。

偉そうに言う私も、妻と何度もモノに対して口論しました。このままではいけないと、対策を話し合い、下記記事にまとめています。

1日1個のガラクタを捨ててみること

1日1回、部屋にあるゴミやガラクタを1個見つけ、手放してみましょう。もちろん、必要なモノまで手放す必要はありません。

基準は「自分(家族)にとって価値のあるモノか?」です。

モノが増える理由はシンプルで、出ていくモノより入ってくるモノが多いから。

なら、逆にすれば部屋は自ずと綺麗になっていきます。

できるところからで構いません。部屋から不要なモノを手放して自分だけの時間を取り戻し、本来やりたかったことに集中しましょう。

今回は以上です。