今回は「お金が減っていることに気がつかない理由」について書いていきます。
こんにちは、ミニマリストYAITAです。
音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。
お金が減っていることに気がつかない理由はシンプル
「あれっ? 今月使えるお金がもう少ない!? いつ使ったっけ…」
といった経験があるかもしれません。私には痛いほどあります。
お金を管理していないから、このような事態が起こり得るんです。
収入は覚えていても支出を覚えていない
今月の収入額は把握しても、今日、または今週いくら使ったのか?の支出を意識しない人が多くいます。お給料やボーナスの額はしっかり頭に入っていても、使ったお金を把握していないんです。
特に、お金を減らす原因として挙げられるのが衝動買い。
以前から気になっていたモノがお得に売られていると、ついつい手が伸びてしまいますよね。その気持ちはよ〜く分かります。
衝動買いしたことは覚えていても、支払った金額を強く意識していないんです。
「お金使っちゃったなぁ…」
という気持ちは残っていても、具体的な金額を意識しません。他にも、食費や交際費などを意識しておかないと、一瞬でお金が減っていきます。
そして、想定以上の金額を使っていてピンチなことに、その瞬間になって気づくんです。
「今月ヤバい」と。
何にお金を使っているのか思い出してみる
普段、何にお金を使っているのか思い出してみてください。今日、どんなモノにいくらお金を使ったのか思い出せますか?
金額的に大きな支出をした時は覚えていますが、小さな金額ほど意識しないものです。例えば、暑いから自動販売機やコンビニで買った飲み物代とか。
それらは積もり積もって、大きな支出となっていきます。
ミニマリスト的“衝動買いを抑えるコツ”
「節約」という意識だけでは高い効果を見込めません。収支を徹底的に管理し、環境から行動を変えてください。人は意識だけでなく、環境や行動から変えないと三日坊主で終わりやすくなります。
三日坊主で終わる事例
「今日から節約しよう…!」
と何度も決意するものの、企業に勤めていた当時の私は三日坊主でした。
そもそも1日1箱以上を吸う喫煙者(当時1箱500円)で、喫煙スペースへ行く度に社内の自販機(当時130円〜150円)で飲み物を必ず買っていたんです。当然、出費は嵩みます。
節約しようと最初に取り組んだのが、自販機を使わないことでした。ですが、飲み物がないとタバコだけでは寂しく、オフィスへコーヒーを作りに行こうとすると、タバコを吸う時間が削られます。
結局、メンドウという感情が優ってしまい、続かないんです。当時はタバコを吸わない生活など考えられませんでした。
けれど現在、タバコは吸っていません。
心が満たされていれば衝動を抑えられる
欲しい感情が生まれるのは、現状に満足していない、または不安から解放されたいからです。すなわち、現状に満足している状態であれば、衝動買いはグンと抑えられます。
ミニマリストの考え方や価値観はそれぞれですが、ミニマリストは自身が必要とするモノにフォーカスし、管理する傾向にあります。これはお金に関しても同じです。
デジタル化で収支管理
お金の清算は極力キャッシュレス化させました。
スマホでいつでも収支を確認できますし、現金を持たないことや、使う場所が制限されるからこそ、お金を使う回数も減っていきます。
現金で清算した際は、家計簿アプリで対応しています。
本当に必要なモノなのか?を考える
衝動買いを起こす原因として、モノの管理不足が挙げられます。
持っているモノの数や状態を把握していないから不安に陥り、目の前にあるセール品に誘惑されてしまうんです。
自分に必要な数、状態を把握・管理できていれば、「今は必要ない」とセール品の誘惑にも打ち勝てます。
ミニマリスト生活後の変化
私もミニマリストとして環境を変えて以降、衝動買いは本当に減りました。そもそも自販機で飲み物を買うことがありませんし、歩いて2分程度のコンビニもほぼ利用しなくなりました。
利用しなくなった理由は“節約の目的”もありますが、今で満たさせているからです。
自販機で買っていた飲み物は水筒で解決できますし、コンビニで買っていたお菓子や食事は、食事制限・管理することで解決しています。
生活に必要なモノを購入する時は、歩いて30分程度のショッピングモールです。
ミニマリストの環境に変えた効果もあって、体重は半年で10kg落ちています(元々は72kg)。
私の変化に、私自身が驚いている位です。
必要なモノだけを選ぶ
生活必需品を含め、自身が本当に必要だと言えるものにお金を使ってください。無くても良いモノ、衝動買いしたモノほど、家にムダなモノが増えていく原因です。
上でも触れていますが、購入前によく考えてみてください。
「今手に持っているモノは、本当に必要ですか?」
モノを買う機会や回数が減るほど、当然ながら支出は抑えられますし節約になります。今一度、自分の周囲にあるモノ達が本当に必要なのか考えてみてください。
もしかすると、半分以上は無くても良いかもしれません。
自分の管理するモノが減るほど、思考はクリアになり、ストレスを緩和させます。実は、出費の原因はストレスかもしれません。
なので、あなたの意思だけでなく、環境から行動を変えてみましょう。すると、今までとは違った自分に出会えるはずです。
今までとは違ったあなたが、理想のあなた自身であることを願っています。
短いですが、今回は以上です。