【聴覚過敏】Loop Quietの使い心地は?|Loopの耳栓愛用者の答え

Loop Quietって聴覚過敏にも効果的なのかな?
使い心地はどうだろう?
実際に使っている人の意見を参考にたい。

結論からお伝えすれば、会話声を約半減する程度の遮音性能があります。とはいえ、完全な遮音はできず、付け方に慣れが必要です。

具体的な内容を知りたい人は読み進めてください。

こんにちは、YAITAです。

聴覚過敏を抱え、ミニマリズムと禅の思想、iPadの3つを愛する40代ブロガーとして活動しています。

今回のテーマは「聴覚過敏者目線から見たLoop Quietの使い心地」についてです。Loopにはかれこれ1年ほどお世話になっています。

Loop Quietとは

Loop Quietは、ベルギーのイヤープラグメーカー「Loop」が提供する耳栓で、-27dB遮音性能を誇ります。

シリコン製でムニムニした感触を持ち、洗って繰り返し使える便利な耳栓です。

Loop Quietの使い心地

Loopの耳栓は、就寝時でも使える設計になっている点が有り難く、尚且つ付けてても目立たないのが1番の特徴です。

耳栓に慣れていない人の場合、最初は耳元に違和感を覚えるかもしれません。けれど、慣れてしまえば普段通りの生活を送りつつ周囲の音を遮音できます

-27dBってどれくらい凄い?

ノイズを-27dB低減するって言われてもピンとこないですよね。

−27dBは、普通の会話声が約半減し、囁き声が聞こえない位の遮音性能です。

人の会話声が約50dB〜60dBと言われますので、Quietを付けたままでも普通に会話ができます。ただし、ヒソヒソと内緒話をするには難しい感じです。

例えば、屋内で聞こえるエアコンや換気扇のなどの騒音は、ほとんど聞こえなくなります。他にも、夜に聞こえるカエルの大合唱を低減したり、ベットパートナーの寝息にも効果的です。

ただし、大きなイビキになると対応しきれませんので注意してください。

Loop Quietのココが凄い

Loop Quietのメリットをまとめました。

  1. Loop最大級の遮音性能と最安値
  2. とにかく目立たない
  3. カラーバリエーションが豊富

Loop最大級の遮音性能と最安値

商品名遮音性能価格
Loop Quiet-27dB2,790円
Loop Quiet Equinox-26dB2,790円
Loop Switch-17dB/-21dB/-25dB7,890円
Loop Experience Plus-18dB/−23dB5,390円
Loop Experience-18dB4,190円
Loop Experience Equinox-18dB4,190円
Loop Engage Plus-16dB/-21dB5,390円
Loop Engage-16dB4,190円
Loop Engage Equinox-16dB4,190円
Loop Engage Kids-16dB4,190円
参照:Loop公式

Loop Quietは、Loopが取り扱うプロダクトの中でも1番の遮音性を備え、1番お値打ちです。

100円均一SHOPでも耳栓が買える時代、3,000円近くする耳栓は高いと思われるかもしれません。ですが、遮音性能は抜群で、扱いに慣れれば周囲の音を遮音しつつ生活が送れます。

とにかく目立たない

選んだカラーにもよりますが、耳の内側へ隠れるような設計になっていることから、とにかく目立ちません

知らない人が見たら、新しいアクセサリーと勘違いしてしまうスタイリッシュさもLoopの魅力です。

カラーバリエーションが豊富

Loopの耳栓は、カラーが概ね3色〜4色ですが、Loop Quietは6色あるのも嬉しいポイント(公式では4色)。

ピンク色だと、少し離れれば分からないレベルです。

Loop Quietのココが残念

Loop Quietを付けてみて「うーん…」と感じた所を素直に書いていきます。

  1. 付けにくい(慣れが必要)
  2. 音が曇った聞こえ方になる
  3. 耳穴が痛くなりやすい

付けにくい(慣れが必要)

全体的にシリコン製のため、耳穴に差し込んでから位置調整するのにコツが必要です。

Quietの付け方に関しては、下記で紹介する記事にて解説しています。

音が曇った聞こえ方になる

遮音に特化したプロダクトの影響か、聞こえる音や自分の声が曇った感じになります。

耳穴が痛くなりやすい

自分に適したサイズ(XS・S・M・L)を見つけるまでが結構大変です。耳を耳栓でグリグリする感じになるので、慣れるまでは痛くなりやすいです。慣れてしまえば、比較的楽に付けられます。

ちなみに私はXSです。

聴覚過敏者の気になる音:Quiet編

聴覚過敏を抱える人が苦手とする音は、Loop Queitで遮音できる?

低減はしますが、完全な遮音はできないと認識してください。

一例を挙げてみました。これらはQuietで遮音できません。

ビニール袋赤ちゃんの鳴き声金属音
食器が触れ合う音ヒールの足音紙のペラペラした音
ペーパータオルドライヤー車の騒音
あくまで一例です。苦手な音は人によって異なります。

したがって、あくまで低減するレベルの遮音性能で、他のLoopプロダクトでも同様です。

以前、QuietとExperience Plusの比較検証を行った記事があります。気になる人はご覧ください。

子供用が登場!

Loopにも子供用(6歳〜12歳)が登場しました。-16dBなので高い遮音性とは言えませんが、周囲のノイズを低減してくれます。

ただ「無いよりはマシ」という位で、優れた遮音性能を優先したい人はイヤーマフの方がいいでしょう。一方で、目立つのが嫌な人の場合、Loopをオススメします。

短いですが、今回は以上です。