【ミニマリスト】捨てると後悔するモノ3つ|手放してからでは遅いケースもあり得ます

「ミニマリストを始めるのに、捨てると後悔するモノって何?」

本記事の結論から先にお伝えします。

ミニマリストを始める上で、捨てると後悔するモノが3つあります。
1:自分が本当に好きと言えるモノ
2:睡眠時間
3:備蓄を含めた避難道具

もっと具体的な解説を知りたい人は、読み進めて下さい。

2022年12月、私のミニマリスト人生は、入院中のベッドで偶然読んだ1冊の本から始まりました。

こんにちは。 ミニマリスト(3ヶ月目)のYAITAです。ライター兼ブロガーとして活動しています。音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代オジサンです。

ミニマリストとしては、まだまだ浅学非才の身。それでもメインアイテムは18種・カバン3つ・靴は5足+(消臭パウダー1個)・衣類関係は全部で38着・スキンケア2つ、全67種類まで減らしています。
*個人のモノに限定しており、生活で必要なモノ(包丁やタオルなど)は除外

そもそもミニマリストとは

Daniel RecheによるPixabayからの画像

ミニマリストは、“必要最小限のモノだけで生活する人”と認識している人が多くいるでしょう。実際は少し異なります。ミニマリストは、“自分の本当に必要なモノを強調させるため、あえてモノを少なくし生活する人”です。

では、“強調させたいモノ”とは何でしょうか。

それは、ミニマリストそれぞれが断言する“本当に好きなモノ”です。例えば私のケースだとiPadになります。

私はiPadが大好きで、iPadを触っている時や、ブログを書いている時間が好きです。私にとってブログとは生産であり、生活の糧とも言えます。だからこそ、好きな(ブログを書く)時間を優先させるべく、iPadを強調させる部屋にしているんです。

下記画像は私の部屋です。部屋には椅子、iPadとマウスが置かれたテーブル。床に空気清浄機とルンバ。壁掛け棚にAirPods MaxとPro、スマホ、電話、リモコン。それ以外に必要なモノは、全てクローゼットに収まっています。

詳細は下記記事をご覧下さい。

なので、単純にモノが少ない人ではありません。自分にとってムダやストレスとなる部分を削ぎ落とし、何か1つに突出している部分を持つ人。それがミニマリストです。

ミニマリストが捨てると後悔するモノ3つ

改めて、ミニマリストが言える捨てると後悔するモノは3つです。
1:本当に大好きなモノ
2:睡眠時間
3:備蓄を含めた避難道具

順に解説します。

本当に大好きなモノ

上でお伝えしている通り、ミニマリストは“強調”させる目的でモノを取捨選択します。あなたにとって大好きなモノを手放せば、後悔するのは当然です。

つまりミニマリストは、あなたにとって本当に必要なモノを明確にする“きっかけ”を与えてくれます。

あなたが大好きなモノは、他人から見たら何気ないモノかもしれません。しかし、あなたの愛着や思い出が詰まったモノは、世界でたった1つだけです。手放せば、二度と取り戻せない可能性があります。

あなたが「大好きだ」と言えるモノは、決して手放すべきではありません。

手放すと後悔するのは、モノだけでなく人も同じです。あなたの側に寄り添ってくれる人達・友人・恋人・家族は、あなただけの大切な宝物。

一時的な感情だけで手放せば、きっと後悔します。

本当に大切な人は、失った時に気がつくものです。けれど、後悔してからでは遅いケースはあります。誰も過去には戻れません。なので、今の一瞬を大切にし、周囲に感謝の気持ちを持ち続けましょう。

睡眠時間

上記グラフは、ヘルスケアアプリでデータ化された私の平均睡眠時間(月)です。毎日8時間〜9時間は寝るように意識しています。なぜなら、人間にとって睡眠は重要なプロセスだからです。

20代の頃は無茶ができました。けれど40代ともなれば、翌日のパフォーマンスに大きく影響します。睡眠不足は効率とモチベーションを下げるだけです。

なので、あなたの睡眠に影響するモノは捨てないようにしましょう。例えば、枕やパジャマなどの寝具グッズです。中には「いつもの抱き枕(またはぬいぐるみ)が無いと寝られない」という人もいるでしょう。

睡眠時間と質は、あなたのパフォーマンスに大きく関わる重要なプロセス。なので、睡眠を妨げるモノや無いと眠れなくなるモノは捨てると後悔します。

ミニマリスト40代男性に向けた、パジャマをテーマにした記事もあります。

備蓄を含めた避難道具

気象庁によれば、2022年の台風発生回数は25回で、日本列島に上陸した台風は3個。地震に関しては、震度1以上の地震が1964回、この内、被害を及ぼした地震は7回とあります。

天気を観察する人工衛星技術の進歩により、台風発生や進路はより正確になってきました。けれど、地震は予測が難しいと言います。天気は宇宙から観測できますが、地球の内側で起こる地震は、直接観測しにくいからです。

「災害大国 日本」の言葉を耳にした人は多いでしょう。

日本の面積は地球規模で見ると0.28%。これほど小さな面積にもかからわず、マグニチュード6以上の地震が発生した地域(全世界を含む)の約20%が日本です。

毎年のように日本のどこかで災害が発生し、甚大な被害にあわれた人達がいます。もしかしたら、あなたは当事者かもしれません。もし、嫌な記憶を思い出させてしまったのなら謝罪します。

私自身、近くの川が越水したことで、地域周辺が水浸しになった経験はあります。当時は、母と妻を避難場所までどうやって運ぶのか。水が家に迫ってくる状況で、体が不自由な母を連れ出すべきなのか。常に情報を調べ悩み続けていました。

災害は、いつあなたに迫ってくるか分かりません。備蓄と避難道具等は、ミニマリスト以前に“生きるため”に必要なモノです。なので、「使わないから」という理由で捨てると後悔します。

参照:一般社団法人_国土技術研究センター

ミニマリストが手放すモノとは|後悔しないためにどうするか

Arek SochaによるPixabayからの画像

「じゃあ、何を捨てればいい?何を基準に捨てれば後悔しない?」

と疑問に感じるかもしれません。ミニマリストは、このように伝えます。

「あなたにとって必要なモノ。すなわち“大好きなモノ”を明確にして下さい。必要なモノに気づけたら、それを阻害するモノやストレスとなるモノを手放しましょう」と。

具体的なモノで例えると、真っ先に捨てるべきは単なる“ゴミ”です。次に、手放しても買い戻しが可能なモノや、コストがかかるモノを手放しましょう。

またミニマリストは、自分が管理できるだけの数を判断基準とします。所有するモノがどんな状態で、どこにあるか。なぜ必要なのか?を明確に答えられる数。つまり、あなたが管理できるだけの数です。

例えば私は、38着の衣類で1年を過ごす予定です。上下することはあっても、自分が管理できない数は持ちません。

ミニマリストしぶさんは、「所有はコストだ」と言います。

モノを所有することは、それだけの維持費が発生し、コストを払うために働かなくてはいけません。働くことを否定しているのではなく、“不要なコストを減らせば、維持費もかからないから楽”という意味です。

「何から捨てればいい?」をテーマにした記事があるので、こちらを参考にご覧下さい。

まとめ

ミニマリストを始めようと、モノの取捨選択から始めるのは否定しません。けれど、ミニマリストは目につくモノを手当たり次第に捨てているのではなく、必要なモノを残しているんです。

手放すと後悔するモノは3つとお伝えしました。

  1. 本当に大好きなモノ
  2. 睡眠時間
  3. 備蓄を含めた避難道具

ミニマリストは、自分自身が「大好きだ」と断言できるモノを強調させます。例えば私ならiPadです。

「私には趣味が無い」

という人にも、ミニマリストを是非おすすめします。私にもそういう時期がありました。「iPadは仕事の道具であり、趣味では無い」と。

けれど、ミニマリスト生活を始め気づけました。私は、ブログを書いたり、文章を考えたりしている時間が大好きなのだと。

なので、趣味が無いという人にもおすすめです。

ミニマリストは、本当のあなたを知れる良いきっかけを与えてくれます。気が向いたら、お部屋の中を見まわし、あなたの大好きなモノを探してみて下さい。

まずはやってみる。行動を起こさないと、周囲は変わりません。

今回は以上です。