本記事は、ご覧の疑問に答えています。
こんにちは、ミニマリストYAITAです。
音に過敏反応してしまう“聴覚過敏”を抱え、作業の全てをiPadだけで行う40代ブロガーです。
あると便利なモノは、別に無くてもいいモノ

モノの取捨選択で困ったら、“あなたの生活やライフスタイルに必須なモノか?”を意識してみてください。
「これがあると便利っちゃ便利だよね」
というモノが、身の回りには沢山ありますよね。
例えば、100均SHOP等で販売されている便利グッズ。生活の手間を解決し、時短になる便利アイテムが日々開発されています。実は、我が家にも便利グッズはあります。
例えばこちら…数年前に妻が購入したモノです。

お米を研ぐ時に使うモノで、メリットは“手が濡れずにお米が研げること”です。冬の寒い時期では、冷たい水に触れながらお米を研ぐのに苦労しますよね。
また、メディア等で紹介されると、「便利そうだ…」と欲しい衝動に駆られてしまうのもんです。
便利グッズは、確かにあると便利です。
けれど、あると便利なモノは、別に無くてもいいモノであり、“生活に必須なモノ”とは違います。この様な細々したモノ達がムダな出費を生み、スペースを圧迫していくんです。
便利グッズを買ったは良いが思ったように使えず、結局従来の方法で済ませてしまう。といった経験はありませんか。
それなら、買わなくて良かったモノであり、ムダなお金だけが出ていきます。その上、使わないモノが家に増えていくんです。それこそ勿体無いですよね。
ちなみに、私は上でご紹介した便利グッズを使いません。聴覚過敏の影響で、使う時の音が苦手だからです。
私個人は不要なモノですが、妻が調理をする際に使うモノなので捨てていません。
生活に必須なモノを選ぶ

私が行う取捨選択の判断はシンプルで、生活に必須であり大好きなモノかどうかです。仕事や趣味を含め、必需品と断言できるモノだけを選んでいます。また、“同じ系列のモノは3つまで”というルールも設けています。
つまり「あると便利かな〜?」といったモノは持たず、「なければ困る!」というモノだけを選ぶんです。
3つまでの根拠は、ミニマリストしぶさんの思想を参考にしています。
ただし、3つまでのルールに拘りすぎる必要はありません。“ミニマリストは同じモノを3つまでしか持たない”といった定義や決まりもないんです。
例えば、私は靴を計5足所有しています。普段使い用・お出かけ用・雨天時用・フォーマル用・作業用の5つです。

上でお伝えした様に、なければ困るから5足を所有しています。
なので、あなたのライフスタイルに合わせて、持つべきモノを取捨選択してください。
必須・あると便利・不要でリストアップ
モノを取捨選択するには、まずモノの把握が必要です。どんなモノが、どこに、どれだけの数あるのか?をリストアップし、必須・あると便利・不要の3択で分別していきましょう。
「どうしても選べないモノ」がある場合、4択にしても構いません。
- 生活に無いと困る必需品
- あると便利かも?というモノ
- 不要なモノ・単なるゴミ
- どうしても選べないモノ
例えばあなたは、クローゼットの中に、どれだけの服があるのか把握できているでしょうか?
モノの管理があなたの思考をクリアにし、ストレスを低減できます。実際に私はモノを管理することでストレスを低減できました。
注意していただきたいのは、衝動的に捨てることです。ひとつ1つのモノに手放す理由が明確化できないなら、“今は”手放すのを避けましょう。勢いで捨てると後悔します。
また、上で紹介した3つのルールに拘らないで下さい。私は、あなたをミニマリストにしたいとは一切考えていません。
必須なモノは必ず残す
リストアップしたモノの中から、必須に分類されたモノは必ず残してください。あなたの生活にとって必須なモノであり、大好きなモノだからです。
同時にモノの状態を確認し、自分の手で閉まってください。誰かに手伝ってもらうと、正確な場所を把握できなくなります。
不要なモノは捨てる
リストアップしたモノの中から、不要に分類されたモノを潔く手放してください。知人に譲るなどでも構いません。あなたにとって不要なモノを家から出すことが重要です。
例えば、趣味が変わって使わなくなったモノや、傷みや黄ばみが酷く着れない服、とりあえず買ってはみたが一度も使わなかったモノなどなど、開かずの収納となっている箇所はありませんか?
衝動買いしたものの、結局は数回袖を通しただけで着なくなった服などもあるでしょう。
こんな記事も書いています。
衣類は比較的簡単に手放せますし、メルカリを活用してお金にする方法も全然アリです。

あると便利なモノは一定期間使わないルールで判断する
取捨選択の判断に困ったときは、一定期間使わないルールを設けて判断することをおすすめします。
例えば私の場合、“1ヶ月使わないで生活する”というルール期間を設定し、1ヶ月後に無くても生活できると判断したモノだけを手放す方法です。
もちろん、ルール期間中に必要だと判断すれば、必須のモノとして分類します。
私はMacBook Airを所有していましたが、この1ヶ月ルールを使って「iPadだけでも生活できる」と判断し、手放しました。
強いて言えば、ユニバーサルコントロールができなくなったこと。クリスタ(Clip Studio)を使うにはサブスク制になる位です。ですが、手放したことに後悔はしていません。
どうしても選べないモノは慎重に判断する
取捨選択の中で、どうしても分類できないモノは出てくるでしょう。例えば、思い出の品々、友人や恋人、家族から貰ったプレゼントなどです。
唯一無二のモノは、一度手放すと代替えできません。
写真に撮って画像データとして保存しておく方法もありますが、やはり手放せないという人もいるでしょう。上述しましたが、勢いで捨てたモノほど後悔しやすくなります。
私個人の意見としては「心の準備ができた時に手放しましょう」です。
「〇〇であるべき」という概念に拘りすぎない

「ミニマリストになるなら〇〇であるべき」
理想と現実との差分。2つの間に存在するのが抱えている問題・課題です。完璧主義者な傾向にある人ほど、杓子定規になりがちなケースはあります。
ですが、「〇〇であるべき」といったルールを設けてしまうと、ルールがあなたを苦しめる結果になりかねません。
ミニマリストの中でも様々な価値観や趣味趣向を持つ人が多いため、ミニマリストは明確に定義できません。そのため、“〇〇であるべき”といった概念に捉われすぎることはないんです。
人生の主人公はあなただ
あなたの人生なのですから、あなたに適した生き方を見つけるべきです。
重要なのは、あなたのライフスタイルに適したミニマリズム・シンプルライフを見つけること。
また、世界にミニマリストは沢山いますので、理想のライフスタイルを送っているミニマリストを見つけてください。
モノを手放すことで得られるモノとは
モノを手放すことで得られるモノとは余白。すなわち、“自分らしくいられる時間”です。
当ブログで幾度とお伝えしていますが、ミニマリスト最大のメリットは、自分だけの時間を取り戻せることにあります。
下記記事にて詳しく解説しています。
まとめ
ミニマリストの趣味趣向・価値観によりますが、あると便利なモノは、別に無くてもいいモノです。生活や生き方に欠かせない必須と言えるモノを、ミニマリストは重視します。
モノの取捨選択をする際、まずは今あるモノをリストアップし、下記に分類していきましょう。
- 生活に無いと困る必需品
- あると便利かも?というモノ
- 不要なモノ・単なるゴミ
- どうしても選べないモノ
生活必需品は必ず残し、不要なモノを手放し、あると便利なモノや、どうしても選べないモノは、期間を設けてじっくり検討してみてはいかがでしょうか。
また、モノを捨てるという行為や生き方に拘りすぎることもありません。重要なのは、あなたらしくいられる時間を作ることです。
今回は以上になります。